二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

二胡の光舜堂は、なんでも相談所です。

2016-12-06 11:11:48 | ■工房便り 総合 
光舜堂などという、何屋だか判然としない商売をしていると、

色々な事が飛び込んできます。

弾けもしない私に、、、と、思うのですが、

案外多いのは、演奏上の悩み。

沢山ありますね。

そんな時には、

「ご自身の演奏録音して聞いてみてはいかがですか」という答えが多いです。

二胡は、楽器が体に近いですから、自分が弾いていても、他の人が弾いているようには聞こえてこないのです。

ですから、録音して聞いてみると、自分の演奏の特徴や、

ここはもう少しこのようにした方が良いなどと思いつくことも多いのです。

本来はこれは先生の役目です。

しかしグループレッスンなどですと、自分だけ、でしゃばって、私の演奏どうですかとは聞きづらいですよね。

そこでもう一つお勧めするのは。

「個人レッスン、それも厳しく言ってくれるかた、なおかつ励ましてくれる方について教わってみてはいかがですか」

しかし個人レッスンとは言え、同時に数名の人が違う曲を弾くなどという個人レッスン??

もあるようですから、これは先生を選ぶ時に気を付けなければいけないようです。

そうですね、選ぶのです。

東京は幸いなことに、沢山の教室がありますし。

{にこのがっこう}のように、あるいは他にも大勢日本人の先生方がいます。

10年前には、日本人の先生というのがほとんどいなかったですね。

ところが今は、桐子ちゃんや峠岡君、あるいは鳴尾さんのように10代から、

もっと若いころ少なくとも、まだまだ、体がこれから出来上がると言う時期に二胡を始めた方も多いのです。


どんな先生が良いですか??

この質問というか相談も多いですね。

これは、はっきり、応えられません。

ただ言えるのは相性というのがあるようです。

それと、いつでも。教室が開かれているというのも大切かもしれません。

いくら名演奏家とは言え、時々、中国から来てその時だけ教える方などもいらっしゃいます。

普段はサブの先生が教えるという形でしょう。

初心者の方にはそれでも良いのでしょうが、さらに上を目指す落ちという時に、

大教室は、少し問題も出るかもしれません。

このサブの先生が教えるというのは、昔から日本にはあることで、高名な儒学の熟などは、

普段は塾頭が教え、季節ごとに、あるいは、上級者だけを教えるなどという形もありました。

剣道などでも、かなり大きな道場などでは、弟子の中の講談社が下の方の人を教えるという形がシッカリとできていたようです。

二胡のほうでもそのシステムがシッカリとできていて優秀なサブの先生、(勿論この方たちはおお先生が直接指導しているような形でしょうの組み合わせの教室は大きな教室が多いですね。

発表会なども華々しくて、これはこれでとても楽しいのではないでしょうか。

これは選ぶ時の一つの目安にもなります。

いえいえ楽しいというより上手になりたいのです。

このような時には、個人レッスンでとても評判がよく、そこの生徒さんが、とても伸びて上手になっている教室など、紹介というよりこんな教室もありますよと、知識は伝えます。

かと言って全部の教室を私が知っているわけではありませんし全部の先生にお会いしたわけでもありません。

中国人の先生が太でも私が初めて聞くお名前の方なども、まだまだ関東には大勢います。

お近くのいろいろな教室を回ってみるのも良いかもしれません。

東京には、たぶんこの記事を読んでおられる方の、関東以外の方にはとても信じられないことも起きますし、たぶん信じられないでしょうが。

二胡難民、というか教室難民という方も多いのです。

人種的というより育った環境の違いや言葉あるいは、生活習慣などの違いで。

そして金銭感覚と金銭に対する価値観などの違い、レッスン内容、あるいは楽器の販売の事、

あるいは楽器調整など、様々な理由で、有る教室から次の教室へと、映り歩く方も多いです。

怖いのは、その映るたびに、先生に以前の教室で購入した楽器を否定され。

授業を受ける為に、その教室の楽器を購入しなければいけなくて、

結局、高額な二胡を5台もお持ちの方もいらっしゃいました。

でもある意味関東以外の方には大変うらやましいことに、

それだけ選んで動けるくらいの教室の数が、関東にはあるのです、

特に東京埼玉は多いですね。

しかし先日関西のお客様と話していて、以上のようなことは信じられない、のだそうですが、

それは関西だからむしろ特殊なのです。

どこの教室もどんな楽器を持っていても、たとえ中国の先生と言えども、その楽器は良く無い、

私の楽器を買いなさいなどというのが、通用しないのが関西のあり方ですし、

他の教室の発表会へ行くな、などと言われずむしろお互いに教室の生徒同士が和気合會とお付き合いしている。
東京でこんなことが出来るのは光舜堂くらいかもしれません。

そうですね、関西の方、特に、大阪奈良京都の教室のあり方が特殊なのです。

その特殊が全国に広がってほしいのです。

東京のある二胡教室、楽器屋も大きくやっている所は、(HP造りはとても上手ですね)

自分のところの生徒の楽器以外はメンテナンスも修理お受け付けない、たとえ自分のところで販売した物でも、(最近は少しは変わったのでしょうかね)

二胡は、教育産業です。

生徒さんがいて初めて成り立ちます。














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