二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

最近光舜堂で増えていること。

2017-07-28 08:57:57 | ■工房便り 総合 
木軸が動かなくなった! 2

木軸がすぐ抜けてしまう。 3

解放弦の金属音がひどい。 2

調弦が狂う、金属軸 3

金属軸が動かなくなった。 2

金属音がする、金属軸 1

頭が取れた、2

頭が折れた。1

胴が割れた。4

皮の張替え 5

CDM(人口皮)への張替え 2

今、光舜堂でお預かりしている、修理品の数です。

今までは、ほとんどの場合ご来店のお客様からお預かりしたものでしたが、

最近は、どうやら違ってきています。

その50%くらいが、

他の楽器屋さん、からの依頼、

そして各地の、先生方からの依頼なのです。

本当に不思議なのは、

購入して、まだ1年以内、

半来なら対外保証機関に入っているものであっても、

購入した楽器屋さんや、先生の所へ持って行かず、

光舜堂に持ってこられる方が多いのです。

???

これは光舜堂の自慢をしているのではありません。

わたしだったら、まずは購入したところへ、その不具合を問い合わせます。

まれに親しいお客様には、

「なんで、買ったところへ持っていかにのですか」

すると、

「先生の所へ持って行ったのですが、、、、、問題ないといわれた」

「先生に、何か文句をつけるような気がしてしまって気が引ける」

「あの楽器屋さんに持って行ったのだけれど、二胡はこんなものですといわれた」

「教室に入っていない人の楽器はみない」

また、購入してからしばらく時間がたった場合は、

ほかの店では、見てもらえません。

すごい時には、持って行った楽器の悪口をさんざん言われ、泣いて帰った!!!!

あるいはほかの二胡を買わされた。

人の手で作りだしたものは、いつかわ不具合も出てきます。

まったく修理しないで、10年も持つ車もありませんし、

洗濯機もありません(今朝壊れたのです、12年)

私が言いたいのは、楽器屋さん、せめて、自分の扱っているもの直せるシステムは作りましょうよ。

せめて、自社で直せなくとも、その対応ができるくらいな、システムだけは作ってほしいです。

だからでしょうか?

そんなことをいつも言ってきたからでしょうか、

最近他の楽器屋さんからの、修理依頼というのも増えてきています。

どうぞ光舜堂をそのシステムの一部としてお使いください。

しかしですよ、

いくら私がすべての二胡を健全に鳴らすといっていたとしても、

「うちも、儲けなければいけないから、この金額でやって、」

これはないでしょう。

自分のところで販売したものの不具合だとしたら、そのくらいのサービスというのは当然で、そこで利益を出すと考えるのは、

さすがにかの国の人は違うのか、と 感動しました。

というわけで、

やっと、光舜堂は7年かかって、当初の目的の、全国の二胡を健全に鳴らす、二胡のお医者さんというところへ

近づいてきたようです。

皆さん、お気軽に送ってきてください、どんどん治しますよ。









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