二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

分からないこと沢山!

2023-11-08 11:41:31 | 二胡の救急箱に書かなかったこと
当たり前だとは思うのです。
でも、使い込んだ古い二胡、あるいは買ったばかりの新しい二胡をもう、かれこれ4000台近く見てきています。
弓もテストで作ったものも入れれば2000本を超えて作り古い物でも1000本近くは見てきています。
でも4001台目には新しいことに出会うのですね。
新しいことは分からないことが多いです。
20数年使っていた二胡があります。
7月に見せてもらったときには全く問題なく全音きれいに鳴るようにはなったのです。
確かに、20年以上弾いてきた楽器ですから、皮はかなり緩んではいます。でも少し大きめの駒を付けるととてもよく鳴っていたのです。
ところが、8月に入ると突然鳴らなくなったのだそうです。
再度見せていただいて、皮にも変化はなくその他も調整した通りです。
徐々に鳴らなくなったという事ではなく、ある日突然だったそうです。

今から13年ほど前に丸小野さんが持ち込まれた二胡。先生が使っていたのを譲ってもらい、しばらく弾いていたら突然鳴らなくなったというお話を聞いた時には、それほど実感はありませんでしたが、今回は、寸前に私も弾いてみたので良く分かります。
良く分かるといっても、その、突然鳴らなくなるのが何故????
お預かりしてあれやこれや、様々に工夫しましたがダメですね~~~~
これはもちろん皮を張り替えますが、古い皮の残して色々新しい皮と比べてみるきり仕方ないですね。

剥がしておいた皮何となくよれよれしていますね。
この辺に何か理由が見えるかもしれません。
色々試してみましょう。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ



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