二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

1月13日(日) 「今日は何のイベントなんですか?」 10:00~17:00

2013-01-15 14:14:37 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。

光舜堂では、ご来店のお客様にお茶をお出しする時にデミタスカップを使っています。
なんだ、おちょこ1杯ほどしか出さないなんてケチだなー、なんておっしゃらないでくださいね、
そうしないと、皆さん遠慮されて、なかなか飲まずに冷めてしまうのです。
わんこ蕎麦みたいに、カップが空いたら熱いお代わりをお出ししてるんですよ。

うっかりカップを落とした時に被害が最小限なのも、デミタスカップの良い点です。
光舜堂(特に円山町時代)は店内がごちゃごちゃしてますから、
ご来店の皆さんで混み合った時など、おこぼし危険率が高く、
大事な皆様の愛胡に被害が及ばないためにも、デミタスサイズの方が適していたのです。
で、このカップ、10個あります。
これまで、どんなにお客様が多くても、時間差でのご来店だったのでその数で十分でした。
お楽しみ会など人数の多いイベント時は紙コップですし。

ところが今週、デミタスカップ不足の事態!
ご来店は時間差でも滞在平均時間が長く、一番のピーク時には狭い店内に17人!
終わってみれば、なんと28人の方にお越しいただいたのです!

「今日は何のイベントなんですか?」

後からいらしたお客様が次々にそう尋ねられたのも無理ないでしょう。
パーティーでもやっているかのような賑わいでしたから。


でも、ごく通常の日曜日だったんですよ。

開店直後はカユ手(カユいところに手が届く単発二胡教室)で始まり、のんびり。
とはいえ、この日のカユ手は2枠とも埋まり、朝から二胡の音色が途絶えません。
でも、まぁ、最近は調整予約もあまり入らないし、ご来店予告は4名様。
「ゆっくりなんじゃない?」と、店主は気を抜いています。

(でも、、、そうかなぁ、だって、連休よ?)

連休は、これまでの経験でいくと、遠方在住者のご来店率が高くなるのです。
ワタクシ秘かに気を引き締め、覚悟しておりました。
しかし、まさか、ここまでたくさんの方にご来店いただくとは。。。
本当に、「イベントじゃなかったら、何?!」ってほど。
それにしても、女性は本当に美人ばかり♪
『“二胡弾き女性は美人が多い”説』、改めて再確認です。


そして、多くの方々がDODECAGON試奏を目的に来て下さいました。
相変わらずの反響に驚いています。
「本当は二胡でこの曲を弾きたかったんだ」という曲を
全音使って完奏していただけたりすると、こちらまで嬉しくなります。
ところで、最後の最後にご来店の中西桐子ちゃんが『熊蜂の飛行』を弾き始めた時には、ビックリ!
「熊!!ってカンジな蜂なのは、二胡よりDODECAGONだねー」
と、その場にいた人々共通の意見でした。


先週もいらした方、
連続でいらっしゃる方、
最近初めてきた方がお友達を連れて、の方、
久しぶりの方がお友達と一緒に、の方、
会員になりに来て下さった方々、
光舜堂ですっかり仲良くなった方々、
遠い方々、
近い方々、
『青蓮』のお二人も、2月に再共演するギタリストの齋藤純一君と来てくれました。
齋藤君には、店主が現在、二胡重奏の為のアレンジ曲を依頼しているんですよ。


てんやわんやでしたが、皆様楽しんで帰られたようで良かったです。
あんなにも人と音が混じったり、狭かったり、
二胡を弾くという環境的には、条件が良いわけでは全然無いのに、
「カラオケと違って、ここだと思いきって弾けて嬉しい」とは、会員Sさん談。
そう思っていただけて、こちらも嬉しいです。


そうそう、この日は、以前皮の張替えをしたT先生も来て下さいました。
光舜堂がオープンしたばかりの時期に、たぶん、皮の張替えでは最初のお客様だったT先生は、
この日はDODECAGONを試しにいらしたのでした。
ですからご自分の二胡はお持ちではなかったのですが、良い音に育っているらしいです。。。
「私の二胡、今、凄いわよー♪」 とニッコリ。
もう、自慢でしょうがないって感じで、DODECAGONよりお好きだそうです。(おぉ!!)
T先生の育て方は半端じゃなく弾き込んでいるでしょうからねー、当然のように凄いことになっていそうです。
こんな風に、光舜堂で張替えた皮を持ち主さんが大満足で育て続けていると聞くのも、
本当に嬉しいことですね。

正しく育てれば、皆さんのお持ちの二胡もますます良い胡に育ちますよ。
次々に買い替えなくても、大事な1把が、生涯の1把にもなりうるのです。
それには、正しい取扱いの知識を持つことも大事です。
四季がある日本、
エアコン完備のお住まいの方々、
車で移動することの多い方々、
寒い地域、暑い地域、
それぞれのお住まいの環境でも二胡の経年変化は違うでしょう。
皆様もお取扱いにはお気をつけくださいね!
現在、日本全国二胡弾き瓦版はvol.4まで出ております。
取扱い注意についての連載もしております。
来月までにはvol.5を刊行予定。(瓦版欲しい方、メールにて受付中)
どうか、どうか、愛胡のお取扱いにはご注意くださいませ。


ということで、今週はこの辺で。
ご来店の皆様、ありがとうございました!!


あ、閉店後は、
中抜けして戻ってきた『青蓮』(Tomomi&華蓮)さんと齋藤君、
店主が依頼中の曲のアレンジの微修正をするのに、中西桐子ちゃんも飛び入り参加。
さすがの桐子ちゃんが指摘する弓使いや指使いを修正すると、格段に改良されます。
ワタクシと店主はと言えば、¥BAR側でのんびりと4人の素敵なハーモニーを楽しんでました。

「凄いねー、あの3人の二胡。。。」
「幸せ者ですよ、西野さん。 あれ、全部西野さんが作った物ですからね?」
「ああ、そうか! そうだね、幸せ者だねー私は。 凄い贅沢だ!」

Tomomiさんのブラジリアンローズの一丈青と、
最近ついに鳴り出し、いよいよ楽しみな華蓮さんのハカランダ:華、
桐子ちゃんのコウキ紫檀:紅子ちゃん、
樹種は違い、音色も違えど、
それぞれ弾き込み、育て続けて、どんどん音色に艶が増してます。

「二胡って、、、凄い楽器ですね!!」

ギタリストの齋藤君も、二胡の可能性の凄さを再確認した夕べでした。




























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