二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

性格は直らない。

2013-01-15 16:49:19 | ■工房便り 総合 
10名を超える方に、メールで試奏を申し込んでいただきました。

さて、それではそろそろ、皆さんに発送しようかと準備を始めました。

が、ここに来て、思わぬことを考えついてしまいました。

二胡の胴に皮を張りますね。

張り代が普通13ミリなのです。

ところがドデカゴンは、(或いは中国の中胡も)胴の直径が大きいのです。

今まで、この皮を張るところを私は、13,5ミリにすることで、普通の二胡の高音の鳴りというのがかなり良くなっています。

こんな事を少しずつ進化させていっているのです。

ところでこのドデカゴン、高音も出るには出るのです。

普通の中胡が、第2ポジションから上が突然出なくなることを考えれば、このドデカゴンは、相当良くなります。

でも、先日中西桐子ちゃんが、弾いていて、西野さんここのところ、(第4ポジションです)もう少し弾きやすく鳴らないかという意見でした。

まだ皮が硬いから仕方が無いかもしれないのだけど、弦も硬いし。

でもこれはいい訳でしょう。

紅子ちゃん(桐子ちゃんのコウキ紫檀)は、当然最初から鳴っていましたから。

で、

考えましたもう一工夫、皮の張り代を、思い切って15ミリにするように変えることにしました。

もう張り替え始めてはいますが、予定では皆さんに今月の15、6日にお届けする事になっていましたが。

時間ください

わたしが納得できる状態にしてから皆さんにお届けします。

今ある4台張り替え始めましたので。多分来週には、、、、お届けできると思います。

皆さんには改めてメールさせていただきます。

インテリアの仕事もそうだけど、最後の最後まで、何か思いつくと、手を掛けるだけかけて、いつも納品前は徹夜になってしまいます。

性格が直らないのです。

でも二胡の皮は、いくら準備していて最終一回と言っても、乾くのに4日は掛かります。

どうぞ宜しくお願いします。

すみません。
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