駒はくるくるとりかえるような物ではないと思います。
三味線の太棹の駒等は、10数種類もあり音楽によって曲の途中でも取り替えたりもします。
一匁(約三グラム?)違いに作られています。
それにしてもその駒は普段から弾きこんであり何年も使い込んだものです。
その上、三味線の歴史400年の経験知があります。
ですから形状はみな同じです。
二胡の駒はまだまだ形状自体も決まっていません。
考え方として、単なる木の種類の違いや形の違いによって、音色が変わるし、場合によっては雑音も減るなどということもあります。
確かに取り外しは出来ますから、部品と考える方も多いのかもしれません。
しかし、育てない限りよい鳴りをしない物なのです。
最低でもプロが弾きこんで、1週間、皆さんが弾くのだとすると数カ月もかかるものと考えて下さい。
要するに弾きこみ時間だと考えて下さい。
多分20時間ぐらいは弾きこんで欲しいのです。
皆さんが新しい楽器を購入したとします。
最初の1ヶ月ほどは、毎日1時間弾いてもそれほどの音の変化はありません。
2ヶ月ほどすると、少しは鳴りだします。
本格的に成りだすのは、2年ぐらいしてからでしょう。
それにしても、2,3日弾かないと、また1時間ぐらいは弾きこまなければ、楽器は本当の鳴りはしません。
殆どの音楽のコンサートは、夕方から始まりますね。
またその前に必ず、リハーサルをします。
もちろん音楽的な、詰めというのもあるでしょうが、一つには、声だとしても、ならしが必要だからですし、楽器も同じく鳴らしが必要だからです。
野球のピッチャーにしても、投球前に必ず、ウォーミングアップをします。
100メートルの奏者にしても身体もそうですが、靴も試合にまるきりの新品というのは付けません。
必ず慣らしたも物を使います。
他の楽器屋さんなどに行き、お客様が駒を選んでこれはよいこれは悪いと次々と取り替えて、これが良いと購入されるのを見ることもあります。
暫く使って、なんだかあれはよく無かったなどという話も聞きます。
でももう少し弾きこめば鳴るかもしれない物なのです。
二胡の駒の場合、形も材質もそれほど絞り込まれてはいません。
まだ決まっていないからなのです。
この半年ほど、様々な樹種を、何台かの西野二胡そして中国製の二胡に付けて実験を繰り返して来ました。
たまたま、見つけ出した虎駒の材料と、彪駒の材料、これらの木をバイオリンの構造、要するにバネ構造にしたのが今回の虎駒彪駒の構造です。
この駒にしても、弾きこまなければ本格的な鳴りにはなりません。
確かに新しくこの彪駒に付け替えて、皆さんのお顔の表情が、パッと変わるほどの効果をすぐに示す場合もあります。
特にこの彪駒の特徴である、低音から高音まできちっとした音にするという点では、皆さん笑いだすほどの効果があります。
それにしても、1週間はせめて弾きこんで下さい。
粘りのある伸びやかな音になって来ます。
皮をよく振動させ、皮自体も今までの駒よりよく育てるからでもあるのです。
この駒と信じてみて下さい。
昨日もお客さんが何やら計測器を持っていらして実験させて下さいとのことでした、別にそのことそのものは問題無いのです。
でもお客sまあの実験は30分ほどでした。
私としては本格的に成りだすのを計測して欲しいということもあります。
お客様はこの駒はレンジが広く高音も低音も良く鳴るとおっしゃっていただきましたが、音色はこれからです。駒が育ち同時に皮がその駒に慣れ、双方共に育って初めて楽器になるのです。
駒は単なる交換部品ではありません。
育ててこそ、楽器の一部に成長します。
おかげ様で、二胡姫さんのHPでの彪駒の通販今日アップいたしましたが、午前中に完売いたしました。
大変ありがたいことです、こんな日本の二胡作りなどと言われながら、なんとか皆さんに半信半疑でもご興味を持っていただけたことを大変感謝いたします。
お買い上げの方々、どうぞ彪駒育てて下さいませ。
それからでしたらどんな、ご批判もお受けいたしますし、さらなる改造というのも考えますが、今のところ、一つ一つの駒をちゃんと弾いてから皆さんにお渡ししています。
とんでもなく、鳴らないなどというのは無いつもりではおりますが、楽器はそれこそ千差万別です。
もしかしたら、万に一つ効果上がらないよというものもあるのかもしれませんが、その時には光舜堂にいらして下さい。
千斤や、弦や弓などちゃんとお調べして、調整させていただきます。
1年以上千斤を巻き直していない方もいます、2年以上弓を交換していない方もいます。
弦もも3年も4年も着けっぱなしの方もおられます。
ましてや千斤も音色が柔らかくなるからと、麻や木綿の柔らかい物を1年以上交換してない方もいます。
それらも全て、楽器の一部なのです。
是非是非楽器は調整すべきものだというのもここでご認識いただければ幸いです。
確かに今回、彪駒の威力を皆さんにお試ししていただきたく、通販という事で「二胡姫」さんに。私どもの出来ないお力をお貸しいただいています。
しかし本来ならば、是非千斤、駒フェルト弦、弓全て整えた状態を皆さんにお試し願いたいのです。
千斤もご自分で巻ける駒も交換できる弦も交換できるし弓も買い変えればよい、と二胡の愛好家が簡単に出来そうなのが、二胡でもあります。
もしかしたらその事があるので、1民族楽器を出なかったのかもしれないのです、雑音があるのがこの二胡ですと、楽器販売店が平気で言ってしまう物でしか無いのかもしれません。
二胡は本来健全に調整すれば、どんな低額なものであれ、ちゃんとした鳴りをし、皆さんを楽しませるよい楽器なのです。
どうぞ一お度試し下さいませ。
お買い上げありがとうございました。
三味線の太棹の駒等は、10数種類もあり音楽によって曲の途中でも取り替えたりもします。
一匁(約三グラム?)違いに作られています。
それにしてもその駒は普段から弾きこんであり何年も使い込んだものです。
その上、三味線の歴史400年の経験知があります。
ですから形状はみな同じです。
二胡の駒はまだまだ形状自体も決まっていません。
考え方として、単なる木の種類の違いや形の違いによって、音色が変わるし、場合によっては雑音も減るなどということもあります。
確かに取り外しは出来ますから、部品と考える方も多いのかもしれません。
しかし、育てない限りよい鳴りをしない物なのです。
最低でもプロが弾きこんで、1週間、皆さんが弾くのだとすると数カ月もかかるものと考えて下さい。
要するに弾きこみ時間だと考えて下さい。
多分20時間ぐらいは弾きこんで欲しいのです。
皆さんが新しい楽器を購入したとします。
最初の1ヶ月ほどは、毎日1時間弾いてもそれほどの音の変化はありません。
2ヶ月ほどすると、少しは鳴りだします。
本格的に成りだすのは、2年ぐらいしてからでしょう。
それにしても、2,3日弾かないと、また1時間ぐらいは弾きこまなければ、楽器は本当の鳴りはしません。
殆どの音楽のコンサートは、夕方から始まりますね。
またその前に必ず、リハーサルをします。
もちろん音楽的な、詰めというのもあるでしょうが、一つには、声だとしても、ならしが必要だからですし、楽器も同じく鳴らしが必要だからです。
野球のピッチャーにしても、投球前に必ず、ウォーミングアップをします。
100メートルの奏者にしても身体もそうですが、靴も試合にまるきりの新品というのは付けません。
必ず慣らしたも物を使います。
他の楽器屋さんなどに行き、お客様が駒を選んでこれはよいこれは悪いと次々と取り替えて、これが良いと購入されるのを見ることもあります。
暫く使って、なんだかあれはよく無かったなどという話も聞きます。
でももう少し弾きこめば鳴るかもしれない物なのです。
二胡の駒の場合、形も材質もそれほど絞り込まれてはいません。
まだ決まっていないからなのです。
この半年ほど、様々な樹種を、何台かの西野二胡そして中国製の二胡に付けて実験を繰り返して来ました。
たまたま、見つけ出した虎駒の材料と、彪駒の材料、これらの木をバイオリンの構造、要するにバネ構造にしたのが今回の虎駒彪駒の構造です。
この駒にしても、弾きこまなければ本格的な鳴りにはなりません。
確かに新しくこの彪駒に付け替えて、皆さんのお顔の表情が、パッと変わるほどの効果をすぐに示す場合もあります。
特にこの彪駒の特徴である、低音から高音まできちっとした音にするという点では、皆さん笑いだすほどの効果があります。
それにしても、1週間はせめて弾きこんで下さい。
粘りのある伸びやかな音になって来ます。
皮をよく振動させ、皮自体も今までの駒よりよく育てるからでもあるのです。
この駒と信じてみて下さい。
昨日もお客さんが何やら計測器を持っていらして実験させて下さいとのことでした、別にそのことそのものは問題無いのです。
でもお客sまあの実験は30分ほどでした。
私としては本格的に成りだすのを計測して欲しいということもあります。
お客様はこの駒はレンジが広く高音も低音も良く鳴るとおっしゃっていただきましたが、音色はこれからです。駒が育ち同時に皮がその駒に慣れ、双方共に育って初めて楽器になるのです。
駒は単なる交換部品ではありません。
育ててこそ、楽器の一部に成長します。
おかげ様で、二胡姫さんのHPでの彪駒の通販今日アップいたしましたが、午前中に完売いたしました。
大変ありがたいことです、こんな日本の二胡作りなどと言われながら、なんとか皆さんに半信半疑でもご興味を持っていただけたことを大変感謝いたします。
お買い上げの方々、どうぞ彪駒育てて下さいませ。
それからでしたらどんな、ご批判もお受けいたしますし、さらなる改造というのも考えますが、今のところ、一つ一つの駒をちゃんと弾いてから皆さんにお渡ししています。
とんでもなく、鳴らないなどというのは無いつもりではおりますが、楽器はそれこそ千差万別です。
もしかしたら、万に一つ効果上がらないよというものもあるのかもしれませんが、その時には光舜堂にいらして下さい。
千斤や、弦や弓などちゃんとお調べして、調整させていただきます。
1年以上千斤を巻き直していない方もいます、2年以上弓を交換していない方もいます。
弦もも3年も4年も着けっぱなしの方もおられます。
ましてや千斤も音色が柔らかくなるからと、麻や木綿の柔らかい物を1年以上交換してない方もいます。
それらも全て、楽器の一部なのです。
是非是非楽器は調整すべきものだというのもここでご認識いただければ幸いです。
確かに今回、彪駒の威力を皆さんにお試ししていただきたく、通販という事で「二胡姫」さんに。私どもの出来ないお力をお貸しいただいています。
しかし本来ならば、是非千斤、駒フェルト弦、弓全て整えた状態を皆さんにお試し願いたいのです。
千斤もご自分で巻ける駒も交換できる弦も交換できるし弓も買い変えればよい、と二胡の愛好家が簡単に出来そうなのが、二胡でもあります。
もしかしたらその事があるので、1民族楽器を出なかったのかもしれないのです、雑音があるのがこの二胡ですと、楽器販売店が平気で言ってしまう物でしか無いのかもしれません。
二胡は本来健全に調整すれば、どんな低額なものであれ、ちゃんとした鳴りをし、皆さんを楽しませるよい楽器なのです。
どうぞ一お度試し下さいませ。
お買い上げありがとうございました。