二胡のケースは、移動のためのものです。

いよいよ梅雨に入りましたね。

梅雨に入って一番問題になるのは、

蛇皮ですね。

ケースから出しておきましょう。

特に、プラスティックなどでできている、ハードのケースはかなり密閉度の高いものもあります。

よく皆さんケースの中にシリカゲルなど入れておく場合もあります。

多少は乾燥に役に立つかもしれませんが、

シリカゲルを皮に直接当てておくのは感心しません。

全体を覆うわけに行きませんから、どうしてもシリカゲルの当たっているところだけが部分的に、

乾いてしまいます。

良いことはありません。

かつてこのことをあるお客様に言ったところ、

では全体を覆うようにと蛇皮に、全体に、張り付けた方がいらっしゃいました。

当然音はがーがー、

絶対にマネしないでくださいな。

よく、お片付けの専門家が、クローゼットの中は、７０％くらいが良く、

中で風が動けるくらいにした方が、内部のカビが防止できるなどと話しています。

まさにその通りです。（たぶんにょぼうはそうしてくれているようです）

二胡も同じです、

ケースは収納する場所ではなく、

二胡は出来る限り、部屋に出しておく方が良いはずです。

この時期、ケースの中に湿気はたまります。

すると蛇皮は、カビたりもします。

白いカビが生えます。

何しろ生ですから。

むしろ部屋の中で自然に空気にあてている方が、

楽器としての状態は、維持できます。

ですから、家の中でも二胡をケースの中に入れっぱなしというのは、

今の時期は、極力避けましょう。