二胡は、現在ではある意味、教育産業です。
教えることが、二胡にかかわることの経済を成り立たせています。
ある意味、茶道などの世界にも通じます。
そうですね、とても趣味性の高いものといえます。
これが、絵画や彫刻など、あるいはクラシック音楽、あるいはポップスなどでしたら、
実際の創作あるいは、演奏などの専門家というのもいて、どの方面だけでも経済が成り立ちます。
しかし今の二胡の世界では、かなり限られた方だけが、演奏だけのプロとして、大手のプロダクションなどと契約して、
教育に携わらなくとも経済が成り立つだけです。
本当に数人の方だけが、プロの演奏家としてやっているのは皆さんもご存知でしょう。
私はそのことをとやかく言う気はありません。
二胡そのものが、まだまだ、世間一般に知られていないからでもあるからです。
二胡の生音に触れて、ラジオテレビから聞こえてくる二胡の音を聞いて、
これは二胡の音だと認識できる方というのは、日本の中の0,1%約、10万人もいないでしょう。
でもヴァイオリンなどギターなど、あるいは三味線など言われなくとも日本人のほとんどの人が認識できると思います。
二胡の愛好家の中には、そんなに広めなくても私だけがやっている特殊な趣味であれば良いと考える人も、
かなりいらっしゃるようです。
だからかもしれません、二胡はまだまだかなり特殊な趣味の世界なのでしょう。
そういう点でも、今はまだ、二胡は教育を中心とした産業だと考えます。
教育産業という点で、演奏を教える、また音楽を教えることの大切さ、(それらが発展して、日本の中に二胡愛好家が広まり、演奏のプロが成り立つくらいになれば良いですね。)
そして楽器である二胡そのものの知識もしっかりと教えてほしいのです。
二胡という楽器があって初めて成り立つ産業だからです。
そのためにも、正確な二胡の知識というのは皆さんに知っておいてほしいのです。
実際には手を動かして直せないまでも、この楽器はどこが不具合があり、どこを直せばよい楽器になる、
あるいは、このような皮なら、どんな弾き方が必要であり、
生徒の演奏レベルによっては、厚い皮薄い皮、薄くても粘りがある良い皮、
厚いけれど、弾きにくいだけで硬さの取れない皮、、、
まあそこまでは言わなくとも、弾いてみて、その楽器の可能性くらいは指摘してやれるというのも大切ではないでしょうか。
何しろ、「二胡」という楽器の教室なのですから。
例えばお茶の先生なら、この器は、どこの誰の作、あるいは、どこの土を使って、などというのは基本的な知識です。
もちろん、お菓子や、あるいは床の間の、絵や、花など、それが一つの教えることでもありますから、かなりの知識をお持ちです。
ヴァイオリンなどではどうでしょう、
少なくともこの楽器はここの調整はした方が良いのでは、
あるいは弦は、こちらの方が良いのでは、
などという知識はかなりお持ちだと思います。
そうでなくとも、生徒の楽器に何か違和感を感じれば、お付き合いのある楽器屋さんに相談するようです。
ヴァイオリンは、駒の高さ一つで音が変わり厚みが0,1ミリ変わっても音色が変わります。
ペグ(糸巻き)の具合が悪ければこれは修理に出しなさいなどと指摘をすることも可能です。、
いま、先生方には、最低限の知識は持って欲しいのです。
商売的な都合から、あるいは、希少価値として強調したかった初期の先生方の意向からか、ワシントン条約を盾にとって、
かなり怪しげな迷信を振りまいてきた演奏家やあるいは楽器屋さんたちが、
購入する愛好家を目くらますような、あやふやな知識。
二胡は雑音があって当たり前などというHPなどを掲げる楽器屋さんもありました。
私のしつこいブログにうんざりしたせいか、最近ではそのようなHPはありませんが、
いまだに蛇皮の鱗は、大きいほうが良いという、理由を聞いても答えられない意見もまかり通っています。
最近熱心な先生方のご希望で調整講座を始めまして、
その参加者の中からは、生徒さんの楽器はここが不具合、
ここに問題があるというご指摘の上で、修理や調整をさせていただくようなことにもなってきています。
修理や調整は材料は道具も必要ですし、それなりの木工技術も必要です。
ですからご自身でやらなくとも、せめて「この楽器の不具合箇所は」と、
指摘し楽器屋に依頼できる指示を出せるだけでも相当違うのではないでしょうか、
10年、20年と、不確実な二胡の知識の中で、ご自身でいろいろ試されて、
それなりに ご意見をお持ちの先生方も かなりいらっしゃると思います。
それを否定するつもりはありませんが、
あるお客様が、ある中国人の先生に、この楽器は棹が曲がったから、楽器は買いなおした方が良い、
あるいはこの楽器は皮が薄いから、これ以上は良く鳴らない、などなど、
様々な指摘を受けながらも、その前に光舜堂に一度は見てもらおうと(ありがたいことです)いらした方の楽器は、
見事に生き返ることができています。
この10年近く、光舜堂は、二胡を直すことを専一に、作って確かめ、
壊して確かめ、修理調整の方法を突き詰めてきたと自負しております。
もちろん各地の先生方の中には、中国で学びまた自分でも様々に工夫して二胡という楽器そのものを研究してきた方もおられると思いますが。
その方々でも作ることはできないと思うのです。
楽器は作らなければわからないことも多々あります。
それらの知識を、少しでも皆さんに伝えたいと考えています。
誰か特定のの人に伝えるというより、これから数年かけてでも、全国の先生方に、お伝えしたいと考えているのです。
中にはかなり、独自の、考え方で、生徒の楽器を調整している中国人の先生の下で、もっと正確な知識をとお望みの方もいるでしょう。
あるいは、、、ここが問題なのですが、
中国人の先生はともかく、自分たちの楽器は良く調整してほしいと望んでおられる方もいらっしゃるのかもしれません。
以前は(今でも多少)光舜堂で調整したものを、これは違うといきなり、千斤を巻き直し、駒を取り換え、
理由も言わずに、生徒の楽器を勝手にいじってしまう中国人の先生もいました。
楽器を売るだけ売ってそのメンテナンスもしないと、そして間違ったメンテナンスをするというような下手な商売はいつまでも続くものでしょうか。
たとえ、二胡という教育産業であっても、その知識は信用と信頼の上で人々に広げていって欲しいものです。
いま、ほぉさんが、鋭意「二胡の解体新書」絵を書いています。
これさえでき上れば、二胡を弾ける人そして、多少器用な人でしたら、どんな二胡もよい音色に仕立て上げられます。
年内ぐらいには、何とかしたいねと話し合っています。
今しばらくお待ちください。
教えることが、二胡にかかわることの経済を成り立たせています。
ある意味、茶道などの世界にも通じます。
そうですね、とても趣味性の高いものといえます。
これが、絵画や彫刻など、あるいはクラシック音楽、あるいはポップスなどでしたら、
実際の創作あるいは、演奏などの専門家というのもいて、どの方面だけでも経済が成り立ちます。
しかし今の二胡の世界では、かなり限られた方だけが、演奏だけのプロとして、大手のプロダクションなどと契約して、
教育に携わらなくとも経済が成り立つだけです。
本当に数人の方だけが、プロの演奏家としてやっているのは皆さんもご存知でしょう。
私はそのことをとやかく言う気はありません。
二胡そのものが、まだまだ、世間一般に知られていないからでもあるからです。
二胡の生音に触れて、ラジオテレビから聞こえてくる二胡の音を聞いて、
これは二胡の音だと認識できる方というのは、日本の中の0,1%約、10万人もいないでしょう。
でもヴァイオリンなどギターなど、あるいは三味線など言われなくとも日本人のほとんどの人が認識できると思います。
二胡の愛好家の中には、そんなに広めなくても私だけがやっている特殊な趣味であれば良いと考える人も、
かなりいらっしゃるようです。
だからかもしれません、二胡はまだまだかなり特殊な趣味の世界なのでしょう。
そういう点でも、今はまだ、二胡は教育を中心とした産業だと考えます。
教育産業という点で、演奏を教える、また音楽を教えることの大切さ、(それらが発展して、日本の中に二胡愛好家が広まり、演奏のプロが成り立つくらいになれば良いですね。)
そして楽器である二胡そのものの知識もしっかりと教えてほしいのです。
二胡という楽器があって初めて成り立つ産業だからです。
そのためにも、正確な二胡の知識というのは皆さんに知っておいてほしいのです。
実際には手を動かして直せないまでも、この楽器はどこが不具合があり、どこを直せばよい楽器になる、
あるいは、このような皮なら、どんな弾き方が必要であり、
生徒の演奏レベルによっては、厚い皮薄い皮、薄くても粘りがある良い皮、
厚いけれど、弾きにくいだけで硬さの取れない皮、、、
まあそこまでは言わなくとも、弾いてみて、その楽器の可能性くらいは指摘してやれるというのも大切ではないでしょうか。
何しろ、「二胡」という楽器の教室なのですから。
例えばお茶の先生なら、この器は、どこの誰の作、あるいは、どこの土を使って、などというのは基本的な知識です。
もちろん、お菓子や、あるいは床の間の、絵や、花など、それが一つの教えることでもありますから、かなりの知識をお持ちです。
ヴァイオリンなどではどうでしょう、
少なくともこの楽器はここの調整はした方が良いのでは、
あるいは弦は、こちらの方が良いのでは、
などという知識はかなりお持ちだと思います。
そうでなくとも、生徒の楽器に何か違和感を感じれば、お付き合いのある楽器屋さんに相談するようです。
ヴァイオリンは、駒の高さ一つで音が変わり厚みが0,1ミリ変わっても音色が変わります。
ペグ(糸巻き)の具合が悪ければこれは修理に出しなさいなどと指摘をすることも可能です。、
いま、先生方には、最低限の知識は持って欲しいのです。
商売的な都合から、あるいは、希少価値として強調したかった初期の先生方の意向からか、ワシントン条約を盾にとって、
かなり怪しげな迷信を振りまいてきた演奏家やあるいは楽器屋さんたちが、
購入する愛好家を目くらますような、あやふやな知識。
二胡は雑音があって当たり前などというHPなどを掲げる楽器屋さんもありました。
私のしつこいブログにうんざりしたせいか、最近ではそのようなHPはありませんが、
いまだに蛇皮の鱗は、大きいほうが良いという、理由を聞いても答えられない意見もまかり通っています。
最近熱心な先生方のご希望で調整講座を始めまして、
その参加者の中からは、生徒さんの楽器はここが不具合、
ここに問題があるというご指摘の上で、修理や調整をさせていただくようなことにもなってきています。
修理や調整は材料は道具も必要ですし、それなりの木工技術も必要です。
ですからご自身でやらなくとも、せめて「この楽器の不具合箇所は」と、
指摘し楽器屋に依頼できる指示を出せるだけでも相当違うのではないでしょうか、
10年、20年と、不確実な二胡の知識の中で、ご自身でいろいろ試されて、
それなりに ご意見をお持ちの先生方も かなりいらっしゃると思います。
それを否定するつもりはありませんが、
あるお客様が、ある中国人の先生に、この楽器は棹が曲がったから、楽器は買いなおした方が良い、
あるいはこの楽器は皮が薄いから、これ以上は良く鳴らない、などなど、
様々な指摘を受けながらも、その前に光舜堂に一度は見てもらおうと(ありがたいことです)いらした方の楽器は、
見事に生き返ることができています。
この10年近く、光舜堂は、二胡を直すことを専一に、作って確かめ、
壊して確かめ、修理調整の方法を突き詰めてきたと自負しております。
もちろん各地の先生方の中には、中国で学びまた自分でも様々に工夫して二胡という楽器そのものを研究してきた方もおられると思いますが。
その方々でも作ることはできないと思うのです。
楽器は作らなければわからないことも多々あります。
それらの知識を、少しでも皆さんに伝えたいと考えています。
誰か特定のの人に伝えるというより、これから数年かけてでも、全国の先生方に、お伝えしたいと考えているのです。
中にはかなり、独自の、考え方で、生徒の楽器を調整している中国人の先生の下で、もっと正確な知識をとお望みの方もいるでしょう。
あるいは、、、ここが問題なのですが、
中国人の先生はともかく、自分たちの楽器は良く調整してほしいと望んでおられる方もいらっしゃるのかもしれません。
以前は(今でも多少)光舜堂で調整したものを、これは違うといきなり、千斤を巻き直し、駒を取り換え、
理由も言わずに、生徒の楽器を勝手にいじってしまう中国人の先生もいました。
楽器を売るだけ売ってそのメンテナンスもしないと、そして間違ったメンテナンスをするというような下手な商売はいつまでも続くものでしょうか。
たとえ、二胡という教育産業であっても、その知識は信用と信頼の上で人々に広げていって欲しいものです。
いま、ほぉさんが、鋭意「二胡の解体新書」絵を書いています。
これさえでき上れば、二胡を弾ける人そして、多少器用な人でしたら、どんな二胡もよい音色に仕立て上げられます。
年内ぐらいには、何とかしたいねと話し合っています。
今しばらくお待ちください。
早くからでも学べることは学びたいです。
頑張ってください。
そのころには、西野二胡ですか??((笑)
よしっ!先生開業記念(というよりむしろ決意??)でお願いできるように貯金もがんばります~(^-^)/
お待ちしております