１月５日（日）２０２０年の初営業日１１：００～１７：００

二胡を愛する皆様こんばんは、店番ほぉです。
早いもので、２０２０年既に２週間が過ぎましたね！
皆様はどんな新年のスタートを切られましたか？
光舜堂はしょっぱなから、なかなか濃厚な２週間でした。
というのも、新年早々、ご注文の西野二胡が５台も旅立つという忙しさ！
年末年始はその胡達の出発準備に追われておりました為、
正直、新年のエンジンは昨年からかかっていた状態でした。


さて、新年初日。
今年も単にワタクシが飲みたいだけという泡の祝い酒で始まった光舜堂。
どういうわけか、ご予約が弓関係で集中していましたので、
「きっと、もう今後は二胡屋じゃなく弓屋になれ、って事でしょう」
と、店主もワタクシも思っていたのに、
『麗風』を受け取りにいらしただけのはずのAさんが、
実はゆくゆくは西野二胡が欲しいのだ、と打ち明けて下さいまして！
弓屋になる気満々だった店主とワタクシは「あら、まぁ。。。」（笑）
年明けで既に結構な人数の方々から、新年の決意かのように、
「いつかは西野二胡」とのご表明をいただいて、ありがたいことです。

そしてBさんは、その西野二胡の中でも人気のマグロをお迎えに。
西野二胡の黒檀の美しさは、何といっても素材の良さです。
良い材を沢山見てきた弦堂さんでさえ、
「こんな良い黒檀、今の中国製には無い」と唸る、真っ黒なマグロ。
そして音色は、まさしく黒檀、という、良い素材ならではの音です。
その材が西野の手にかかると、しゅっとしたラインの美しさ。
美意識の高い方にはたまらない逸品になるのです。
新たな年にBさんの新たな相棒となった美しい黒い胡は、
Bさんの背負う光舜堂の超軽量Wケースに収まって旅立ちました。
（そのケースのもう片方のスペースにはDODECAGONが♪）


とは言え、やはり光舜堂と言えば、福音弓♪
そして、福音弓と言えば、最近じゃ、もっぱら『麗風』ですね！
この日もご注文の方、お渡しの方、ユーザーの方、とご来店様々でしたが、
皆さん、弾いたら虜、のようです。
ユーザーのCさんは、「もうこの弓を使ったら他の弓に戻れません！」と。
このCさん、かなり上級の鳴尾門下生さんですから、嬉しいお声です。
XENOのメンバーの川野君も使ってて良いからと、
鳴尾さんご本人からも「何年でも待ちます！」ってご注文。
鳴尾さん、大変お待たせしました来週送りますからね！


そんな『麗風』、通販では、金沢の二胡ミュージックラボ（NML)さんと、
魔法堂さんでお取り扱いがありますが、
どちらも規定納品数以上のご注文が常に入っているようで、
納品と同時に、ネットに出ることなく完売する状態です。
そんな事もあり、弦堂さんでも２月から発売する事になりましたが、
ちょっとワタクシの動きがままならず、馬毛の仕込みが進みませんで、
２月１日の『一日弦堂』に販売用の『麗風』をお出し出来るか微妙です。
しかし現在、絹弦専用の特別な福音弓を開発中で、
その新作お披露目は『一日弦堂』で出来るはずです。
『一日弦堂』では、本当に珍しい古楽器が沢山並ぶのですが、
既に続々と、可愛い昔の二胡が運び込まれ、
この日も郵送分とご本人手持ち分とで４箱も届き、ワクワクです。
気になる方は、弦堂さんのサイトでチェックしてみてくださいね！

ということで、今年もよろしくお願い致します！
新年初日にご来店の皆様、ありがとうございました！