![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/51/42b5a2b4bdb09e1571fc689383c39685.jpg)
上の絵を見てください。
これは、木の糸巻きの、断面図です。
今までの、糸巻きは、かなり使いにくいものでした。
皆さんご存知のように、きっちり出来ていないと、ガタがきやすいものでした。
木の軸を穴全体で受けることによって、その圧力で止まっているものでした。
木がすり減ってくると、直ぐ外れる事も多かったのです。
そこで以前から考えていた、木の軸をボルト状に削り込む方法試してみたところ、
非常に簡単に回り、慣れれば、微調整の金具はいらなくなる程度にはなりました。
要するに当たる面積を小さくすることによって、回す力が少なくて済むということ、
また当たる面積が小さくなるので、しっかり食い込み、
ピッチを細かくすれば、よりスムーズになります。
弦楽器発生以来、この方式が出なかったというのは、不思議なのですが、
今までの軸は、手で丸く削っていますから、この発想は出なかったのだと思います。
私は旋盤で回転させて作っていますから、
まだ旋盤が下手な頃の方が、スムーズに回ったのを踏まえて、考え付いたことです。
もしかしたら浅学な私の、早とちりかもしれません、
もう既に、このような方式の木軸というのがあるかもしれません。
しかし私自身は見たことはありませんし、
知り合いの楽器屋さん達にも聞いたところ、無いようです
とにかく二胡には無いのは間違いありません。
これは、三味線にも、三線にも、バイオリンなどにも同じ方法が使えるということになり、
特許ものだね、と言う話も出てはきていました。
この方式が、レベルアップをし、バイオリン等まで使えるようになるとすれば、
これは、弦楽器全ての財産になります。
独占するようなものでは、ないでしょう。
この絵を見れば、駒を作れるぐらいの人は、自分の二胡の木軸を、改造できると思います。
やってみてください。
但し、刃物で削るか、やすりで削るのか、
木の種類によっても違いがありますし、
木によっては、ピッチに違いも有ります。
また元の木軸が、完全な円形では無い場合も、やりにくいとは思います。
それから、お盆休みの13,14,15,16は光舜堂は、営業いたします。
その間の一日、西野式の木の糸巻き削りの、講習をやろうと思います。
もしよければ参加してください。
西野和宏
これは、木の糸巻きの、断面図です。
今までの、糸巻きは、かなり使いにくいものでした。
皆さんご存知のように、きっちり出来ていないと、ガタがきやすいものでした。
木の軸を穴全体で受けることによって、その圧力で止まっているものでした。
木がすり減ってくると、直ぐ外れる事も多かったのです。
そこで以前から考えていた、木の軸をボルト状に削り込む方法試してみたところ、
非常に簡単に回り、慣れれば、微調整の金具はいらなくなる程度にはなりました。
要するに当たる面積を小さくすることによって、回す力が少なくて済むということ、
また当たる面積が小さくなるので、しっかり食い込み、
ピッチを細かくすれば、よりスムーズになります。
弦楽器発生以来、この方式が出なかったというのは、不思議なのですが、
今までの軸は、手で丸く削っていますから、この発想は出なかったのだと思います。
私は旋盤で回転させて作っていますから、
まだ旋盤が下手な頃の方が、スムーズに回ったのを踏まえて、考え付いたことです。
もしかしたら浅学な私の、早とちりかもしれません、
もう既に、このような方式の木軸というのがあるかもしれません。
しかし私自身は見たことはありませんし、
知り合いの楽器屋さん達にも聞いたところ、無いようです
とにかく二胡には無いのは間違いありません。
これは、三味線にも、三線にも、バイオリンなどにも同じ方法が使えるということになり、
特許ものだね、と言う話も出てはきていました。
この方式が、レベルアップをし、バイオリン等まで使えるようになるとすれば、
これは、弦楽器全ての財産になります。
独占するようなものでは、ないでしょう。
この絵を見れば、駒を作れるぐらいの人は、自分の二胡の木軸を、改造できると思います。
やってみてください。
但し、刃物で削るか、やすりで削るのか、
木の種類によっても違いがありますし、
木によっては、ピッチに違いも有ります。
また元の木軸が、完全な円形では無い場合も、やりにくいとは思います。
それから、お盆休みの13,14,15,16は光舜堂は、営業いたします。
その間の一日、西野式の木の糸巻き削りの、講習をやろうと思います。
もしよければ参加してください。
西野和宏