二胡は自然の木そのもので、その性質をそのまま使って楽器になっています。
胴を構成する板と、棹の持っている音色そのものを鳴らそうとする楽器です。
バイオリンは鳴るということを形にしようとしてきた楽器です。
表板と裏板をより効率的に薄く削りそれを補強する意味での骨組みとして成り立っています。
どちらかと言うと、弦の振動を聞かせようとするところが有ります。
そういう意味からいくと、カーボンの胴 . . . Read more
この300年バイオリンは大きく鳴るというのを追求してきていました。
それは、音楽する環境が変化したからでもあります。
どんどん大きなホールでの演奏になり楽器の鳴りと言うのが求められたからです。
完成度としても、もうこれ以上は無いという所まで完成しているようです。
ところがこの50年くらい音楽環境がまた変化してきています。
それは電子的な音響と言うのがとても発達したと事です。
スピカ-も . . . Read more
光舜堂に時々遊びに来て下さるakiyoさんが、近々またライヴをするそうです。
「mion? ユニット名はミオンというのですか」
「はい、あの何かと話題になったモデルさんと同じ、ミオンです」
「ああ、美しい音からの由来ですね」
「いえ、いえ、そんな。。。三つの音の方ですよ(笑)」
でもね、akiyoさんも、
ヴォーカルのayakoさん、ピアノのchisatoさんも、美人揃いの お三人。
ワタクシ . . . Read more
現在の船と言うのは、基本的にヨーロッパの船の作り方が発展した形になっています。
どう言う形かと言いますと、構造(骨組み)を待っています。
キールと言う人で言うなら背骨に当たる部分があるのです。
背骨と肋骨が有って身体が支えられているのと同じことですね。
和船は、二枚の板を張り合わせた形です。
笹舟などに近い物で、板の張力だけが波の力に対抗します。
これはバイオリンと二胡の構造に似ていま . . . Read more
木村 ハルヨ&居倉 健、なんとタフな2人でしょう!
13日の秋葉原のライヴの熱冷めやらぬうちに、翌日は渋谷に出現いたします。
場所はなんと、光舜堂のすぐご近所!!
近過ぎて笑っちゃう距離、マンハッタンレコードのお隣ビルの4階です。
そういえば、共演のアコーディオン奏者 田ノ岡さんが初めて光舜堂にいらした時
「よく使ってるライブスタジオが超近くてビックリ!」
と、おっしゃってましたが、そこです、そこ . . . Read more
最近、バイオリン作りにハマっています。
ドデカゴンが送りだす最後の調整に入って、多少手が空いたからかも知れません。
或いは、自分なりに二胡の構造と二胡の音色と言うのが納得できたものが出来るようになったせいでしょうか。
二胡を作る時とバイオリンを作るのではとんでもなく工程が違います。
二胡は木の持っている自然の力と音色を引き出すものです。
ですから如何に感覚を研ぎ澄ませて木を削るかというの . . . Read more
ストラデバリウスという偉大なるブランドが出来てしまったためででしょうか、バイオリンの世界ではもう誰も、材料を変えようとはしません。
裏板とネックは、メープル、表板はスプルス。
せいぜい、表板のスプルスは、スロバキアの、とかどこどこの物が良いとかそのくらいの差でしょう。
まあ、それでも音には大変な変化はあるのですが。
楽器の場合、使われる材料で音色のほとんどは決定されてしまいます。
鳴り、 . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
4月になりましたね!!
新社会人の皆様、おめでとうございます♪
東京の4月1日は清々しい晴天でした。
遅咲きの桜も残る中、青空の初出勤月曜日とは、なんと日頃の行いの良い方々なのでしょうね!
他人事ながらワタクシもウキウキでしたが、ウキウキなのはそれだけではないのでしょう。
再三繰り返してまいりました4月21日(日)の臨時休業がもうすぐだからでしょう。 . . . Read more
関西を中心にご活躍されている二胡奏者梁嘉佳(リョウ・カカ)さんが、
来日5周年を記念して、5月26日(日)14時から、奈良県河合町まほろばホールにて
二胡リサイタルを開催されます。
共演は、揚琴奏者の沈兵さん、古箏奏者の戴茜さん、ピアノ伴奏の文暁鈴さん、
いずれの楽器も超一流の演奏家さんが参加されます。
ピンクチャイルドの友情出演協力を得て、踊りも楽しむことができるそうです。
前売り券1,800円 . . . Read more
春は軽やかになりますね、バッハの弦楽曲など聴いていると桜の花びらが、風に吹かれてコロコロと地面の上を舞う様な楽しさがあります。
先日初めて気が付いたのですが、何十年も桜を見ていたのに。
桜の花びらと言うのは地面を転がるのですね。
フワっと落ちて来たかと思うと、地をはうような風に乗って、転がって行きます。
花びらの付け根のところが、丸くふくらんでそこに風が上手くからまるのでしょう。
何十年 . . . Read more