「ところで、あのー、、、『くろひょう』のヒョウの字は、どれですか?」
別行動中の大殿様から電話があり、気になっていた話を切り出したワタクシ。
最新のブログをチェックしたら、タイトルが『黒豹駒の誕生』だったのです。
『黒豹』???
ヒョウの漢字は『彪』のはず。。。
文中の誤字脱字はともかく、タイトルを こうも自信たっぷりに書くということは、
もしや、『くろひょう』に関しては彼の中では『豹』なのか . . . Read more
☆ 駒
駒は楽器としての二胡の部品の中でも、相当重要なところです。
市販されている駒は、沢山の種類の木があります。
楽器の複雑な倍音をさらに強調して良く響かせる為には、その木が硬い所と柔らかいところと複雑な構制をしている木ほど良い響きになります。
駒には弦の溝が刻んであります。本当に良い状態の溝は弦の半分以上が駒の上に在るように浅くします。
弦がこの溝に埋まり込んでし . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
あっという間に11月ですね!
1日が誕生日の店主は、本当に大勢の方々からお祝いのメッセージをいただきました。
前日「祝って欲しいわけじゃ無いけど誰も言ってくれなかったら淋しいね」なんてボヤいていたので、
(世話の焼ける。。。)とため息つきつつ早朝におめでとメールを送ったのですが、
なんだ、早起きすることなかったじゃん!
。。。店主に代わってお礼申 . . . Read more
☆ 楽器としての二胡の扱い方。
6) 蛇皮にオイルは塗らないでください。
二胡に使う蛇皮は生皮です。いくら乾いているように見えたとしてもバッグや衣類に使う様ななめしと言う加工はしてありません。
オイル分を吸収すると皮が伸びてしまいます。冬場の乾燥期に音が硬くなってその事が気になり、オイルを塗っても良いと言う人もいますが
これは間違えです。
オイルを塗って、皮が伸びると、 . . . Read more
弦楽器は調整次第で音色も音もとても変化が大きい物です。
その最大の力が、駒の調整でしょう。
二胡の場合、今までは駒をいろいろな種類を交換して取り付けることが、調整とされてきています。
ところが木の種類によってその振動の伝え方が違うと言う事だけで駒自体の構造は今まではみな同じと言えます。
彪駒は、駒の下部に切り込みが入り、弦の振動を皮に垂直に伝えられるようになったことです。
なるべく弦を . . . Read more
☆ 楽器としての二胡の扱い方。
1) 二胡を壁や家具などに立てかけておかない事。
うっかり立てかけておいて、倒したりひっかけたりしての楽器の破損は年間で10件以上あります。
その時に軽ければ木軸が外れる程度ですが、頭が取れたり割れたり、酷い時には胴が割れたりもします。
二胡は二胡スタンドに置くか、あるいは、ケースを開いて入れるか、あるいはテーブルの上に横にして
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かれこれ二胡を作り始めてから、6年ほど経ちました。
光舜堂を始めてからでも1000台を越えるニ胡を見てきました。
傷ついた二胡、壊れた二胡、鳴りにくい二胡、ガタツキのある二胡、雑音のある二胡、皮の傷んだ二胡、或いは皮がもう破けてしまった二胡。
等々、保存状態にもよって或いはメンテナンスの状態にもよって皆さんの楽器は、様々な症状を引き起こします。
最近は、本や、CD、或いはネットなどでも、楽 . . . Read more
日本の二胡物語、実現できなかった割に、なんだかとても充実した日々を送りました。
そして、実現できなかったからこそ、見えてきたこともあります。
まず、500名様を越えるようなお客様を迎える体制が、光舜堂には無いということです。
何しろ、スピードとパワーはあるけれど、本業を含めやることが多過ぎる、ワタクシと、
細々良く気がつくが、直ぐ一杯になってしまうほぉさんの二人では無理と言うことです。
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最近毎週のように、二胡の胴の割れた物が来ます。
理由はいくつかあります。
経年変化でボンドが或いはニカワがダメになった物。
これはいたし方ないです、なぜならば、二胡に使う木は殆どが相当油分が多く、油分の上にはニカワもボンドもつきにくいのです。
ですからから木の接ぎの所できっちりと見事に割れます。
これは、紫檀黒檀を使った楽器にはすべて現れることです。
最初にボンドを使う時に、ギターなど . . . Read more
なんだか最近突然知らない人から、様々な記事或いはイベントを、光舜堂ブログに乗せてくれと言う依頼?が来ます。
メールで突然です。
このブログは、光舜堂のワタクシ西野とほぉさんの思い入れの事のみの書き込みです。
多分みなさんのブログもそうでしょう。
中には、かなり公共と言うようなこともちゃんと載せている方もおられるとは思いますが、、、
あくまでもこのブログは私が日々二胡について発見したこと、 . . . Read more