かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

野外の危険な生き物:ヤマウルシとツタウルシ

2009年08月07日 | 植物
植物で危険なものと言えば、食べると有毒なもの、棘が刺さったり手を切ったりするもの、そして今回紹介するヤマウルシやツタウルシのようにかぶれるものなどが挙げられます。
ヤマウルシもツタウルシもウルシ科ウルシ属の植物で、両種の違いはツル性であるかないか、奇数羽状複葉か3出複葉かで見分けます。

ヤマウルシ


ヤマウルシはスッと伸びた灌木で奇数羽状複葉、ツタウルシはツル性の木本で3出複葉です。ともに5~6月に花を咲かせますが、一説にはこの時期が一番かぶれやすいのだとか・・・実際、かぶれの原因となるウルシオール・ラッコールの量は春から夏にかけての時期が多いのだそうです。
さらに、ウルシオール・ラッコールは揮発性が有るので、かぶれやすい人は近づいただけでやられてしまうようなので注意しましょう。

ツタウルシ


また、秋の紅葉がきれい(特にツタウルシ)なので、つい手を出してしまいやすいのですが、むやみに触ったり手折ったりしないようにしましょう。

私の場合、以前はかぶれることは無かったのですが、仕事で暑い日に薮の中で林分調査をしていたときにやられてしまい、以来かぶれやすくなってしまったようです。

ハチ刺されなどと同じようにアレルギーになるのでしょうかね?

でも、漆職人の人たちは抵抗性が出来ると言っていますし、どっちなのでしょうか?
まあ、ともかくかぶれやすい人は近づかないことですね!


日本ブログ村ランキングに参加中です。ポッチとクリックお願いいたします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする