さて、これまでグダグダと御託を並べてきましたが、要は河川環境が良く、冷水病の発生が無く、カワウの食害が無く、良い種苗が適正に放流されていればアユの漁獲量は増加するのだと言うことなのですが・・・実際はどうなのでしょうか?
少なくとも、川の環境が悪ければそれを回避するような放流方法、冷水病に罹らないようにストレスを少なくするような放流方法、カワウの食害から防ぐ手段を講じてから行う放流方法などを採用することで少しでも良い結果に近づくのだと思います。

例えば、群馬県水産試験場では吾妻漁協の温川で藻の状態が悪くなる5月初旬の放流に加え、藻が回復する5月下旬に放流を行うことで良い釣果が得られたという研究報告をしています。群馬県水試研究報告:河川状況に合わせた新たな種苗放流でアユ漁が絶好調
また、今年の碓氷川では松井田支部の理事さんを始め役員さん一同で相談して、水温の低い時期における稚魚放流を見合わせ、放流日を2週間ほど遅らせるとともに養殖池や運搬車と川の水温を事前に測っておいて放流時の水温差によるストレスを無くすため時間をかけて水温馴致を行いました。

さらに、なるべく網による受傷を無くすためシュートによる放流方法を採用するなどの作業を行ったところ解禁当初から型も良く数もたくさん釣れ、さらにシーズン後半まで長く釣れ、尺アユも釣れたという近年に無い良い結果を生みました。
全て放流方法が良かったからだとは必ずしも言えないでしょうし、手間もかかり面倒なのですが、不漁の原因を考え目的に合った放流方法を試してみる価値はあると思うのですが、どうでしょうか?
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少なくとも、川の環境が悪ければそれを回避するような放流方法、冷水病に罹らないようにストレスを少なくするような放流方法、カワウの食害から防ぐ手段を講じてから行う放流方法などを採用することで少しでも良い結果に近づくのだと思います。

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また、今年の碓氷川では松井田支部の理事さんを始め役員さん一同で相談して、水温の低い時期における稚魚放流を見合わせ、放流日を2週間ほど遅らせるとともに養殖池や運搬車と川の水温を事前に測っておいて放流時の水温差によるストレスを無くすため時間をかけて水温馴致を行いました。

さらに、なるべく網による受傷を無くすためシュートによる放流方法を採用するなどの作業を行ったところ解禁当初から型も良く数もたくさん釣れ、さらにシーズン後半まで長く釣れ、尺アユも釣れたという近年に無い良い結果を生みました。
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