1928年発表の梶井基次郎の短編小説『詩と詩論 第二冊』の中に「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」という記述があるそうです。(実は私は読んでないのですが・・・)
主人公が、サクラの樹が美しいのは下に屍体が埋まっているからであるという空想に駆られ、死体に象徴される惨劇への期待を深める物語なのだそうです。
このヒガンザクラの下にも・・・
それはそのはずです。このヒガンザクラは松井田にある不動寺というお寺の墓地脇に咲いているのですから・・・屍体と言うよりお骨ですね!
冗談は、さておいてこのヒガンザクラ・・・本堂や鐘楼の添景となるビューポイントがあるのですが、それが風情があって結構いいのです。お彼岸にお墓にお参りすると綺麗なサクラが見られるなんていいですよね。さらに、このお寺の周りには少し若いヒガンザクラも何本か植えられていて、今が丁度見頃です。

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