サクラのような木肌で箒状に天を突き上げる枝、そして真黄色に色づいた葉・・・ミズメの特徴ですが、もっともっと特徴的なのは枝を折ったときや樹皮を剥いだときの臭いです。
何の臭いがするかというとサロメチール(サルチル酸メチル)の臭いなのです。
この臭いが可哀想な別名を付けてしまいました。それは「ヨグソミネバリ」、そう言われれば伐採して置いてあるこの木の臭いは・・・「言い得て妙!」
さて、黄葉が散った後の枝を見ると艶のある黄褐色の芽鱗4枚に包まれたらせん生に配置された冬芽が残されます。
頂芽も側芽も同じ大きさで、芽の根元には半月形の葉痕があって、芽ごとに個性的な顔を見せてくれます。クリクリのお目々に団子鼻・・・
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