今回の「道端や空き地の花シリーズ」は日当たりの良い山野でよく見られる在来のつる性多年草のヒルガオです。
葉は鉾型と言うか矢じり型と言うか・・・
花は淡紅色で雌しべは二つに割れて先端は丸くなっています。
ロート状の花の基部を包むのは大きな苞でこの内側に萼が隠れてしまっています。
似た種にコヒルガオがありますがコヒルガオは花柄の上部に翼が有ることと葉の基部が横に張り出して、張り出し部分に切れ込みがあるなどの特徴で区別できます。
↓コヒルガオの若い葉・・・
さらに花柄に翼が無く、葉の基部が横に張り出すアイノコヒルガオもあるようです。↓碓氷川で見たのがそうかな???
また、外来種のセイヨウヒルガオとの判別点は雌しべの先端が二つに割れて線形になっていること、苞が小さく花柄の途中について萼を包んでいないことです。
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