昨日は非常に暑い一日でわが県の館林市ではもう少しで40度・・・コンクリートやアスファルトの路面近くは目玉焼きが出来るほどだったのではないでしょうか。こんな中でもサルスベリ(百日紅)の花が咲きだしました。
9月に入ると学校の授業も再開され樹木学実習ではサルスベリを取り上げることが多くなります。サルスベリの花は受粉(虫の気を引いて受粉)するために光明な工夫が施されています。花弁は柄の先にフリルのような目立つものが6枚でこの花弁で虫が引き寄せられ・・・
雄蕊は2種類あって虫たちの気を引くため黄色い葯が目立つ短いものと、受粉をさせるため6本の釣り針型のものがあって、黄色い葯を目印に花粉や蜜を取ろうと中に入った虫たちが内側を向いた授粉用の雄蕊に触って花粉を体に付け雌蕊に受粉させるのだとか・・
雌蕊は一際長く受粉しやすいように内側を向いて付いています。
結構、手が込んだ仕組みですよね・・・
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