群馬県水産試験場が中心となって研究を進めた赤城大沼Cs研究、正式には“閉鎖性湖沼における放射性セシウムの動態解明”が「平成29年度全国水産試験場長会会長賞」を受賞したそうだ!
全国水産試験場長会会長賞のホームページはこちら→クリック
これまでの研究者の皆さんの御労苦に大きな拍手を送りたい!
「環境省の環境研究総合 推進費」や「文科省の科研費」等を活用して5年間調査研究を重ねてきた成果だ!
この研究で多くのことが分かってきた・・・要約すると「湖底のCsよりも湖水中のCsの影響が大きく、汚染は魚体サイズが大きいほど高く、イワナなど魚食性の食物網上位の魚ほどCsの濃縮が進んでいる。また、原因は解明されていないけど動物プランクトンよりも植物プランクトンの方がCs濃度が高かった。 湖水は下層ほどCsが高比率で存在し秋季循環期(ターンオーバー)で高濃度になる・・・ということらしい!
なお、この研究に関しての発表が平成30年2月7日(水)に開催される「平成29年度 群馬県農林水産業関係機関成果発表会」の水産部会でも行われるので時間のある方は参加してみてはいかがかな・・・
この研究の概要はこちらに書いてある→クリック
この研究成果は、今回の原発事故によるCs禍の問題解決に関しては大いに役立ってほしい!
しかし、新たな原発事故には役立って欲しくは無い・・・もう、こんな悲惨な事故は二度と起きて欲しくない、いや起こしてはいけないのだから!
「まだまだCs禍は終わらない!」と・・・ (↓) 応援クリック よろしくお願いします! (3691話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。
![]() |
なるほど!THE ワカサギ 大全2017-2018: 別冊つり人 |
クリエーター情報なし | |
つり人社 |