今朝も雨降りなので・・・またまた虫えい(虫こぶ)ネタ!
ヨウシュヤマゴボウが生えていると必ず有無を確認していたヨウシュヤマゴボウミフクレフシにやっと出会えた! 本ブログ掲載158種類目・・・
ヨウシュヤマゴボウはヤマゴボウ科ヤマゴボウ属で北アメリカ原産の明治初期に入って来た帰化植物・・・
有毒植物で全体に毒が有って、果実も毒なのに虫えい(虫こぶ)を作るのだから、この形成主は毒も気にしないんだね!
この形成主はハリオタマバエの一種で、キヅタミフクレフシを作るキヅタミタマバエやヘクソカズラツボミホソフシのヘクソカズラツボミタマバエと塩基配列が一致していることが分かっていて、ヨウシュヤマゴボウから脱出した成虫がヘクソカズラに寄主交代し、さらにヘクソカズラから脱出したタマバエはキヅタの実に寄生して越冬していることが分かってきた。 外来種に虫えい(虫こぶ)を作るということは寄主拡大をしたと云うことらしい・・・虫たちは自然の中でしたたかに生きているんだね!
以上に書いたようにヨウシュヤマゴボウからは7~8月に羽化してヘクソカズラに移動するんだね! この株も全てが羽化が終わって脱出口が見られた!
中には脱出口に残された蛹の残骸も見られた虫えい(虫こぶ)もあった・・・
一応、虫えい(虫こぶ)を割ってみた・・・幼虫室が数個作られていたけれど、どれも空っぽだった!
ところで、寄主交代したヘクソカズラツボミホソフシとキヅタミフクレフシはまだ見たことが無いんだ! 次はこれらの虫えい(虫こぶ)を探してみよう!
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