かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

似た葉だけど、果実は赤と黒・・・

2011年10月19日 | 植物


秋空の元、林内を歩いているとよく似たような葉っぱの樹木が・・・

でも果実は垂れ下がった赤い果実と・・・

上に房状に伸びた穂に黒い果実・・・

赤みを帯びた葉柄に厚ぼったくゴワゴワした感じの葉でよく似ていますが、赤い実の方はイイギリでイイギリ科イイギリ属の樹木です。昔、葉を飯を包むために使ったので飯桐(イイギリ)なのだそうで、名前の一部になっている桐はゴマノハグサ科で別の樹木です。

黒い実の方はアカメガシワでトウダイグサ科アカメガシワ属のパイオニア植物・・・空き地や伐採跡地に他の樹木よりも先に侵入してきます。

ともに生薬や染料植物として利用されているのですが、昔の人は、植物に詳しく色々に利用していたのですね。その知恵に脱帽です。

 

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線量計で計ってみた・・・

2011年10月19日 | 自然観察


秋になって空は青く澄み、空気もきれいで・・・紅葉はまだ始まっていないのですが気持ちいい季節になってきました。

この季節・・・試験場には幼稚園や保育園の園児さんたちがドングリ拾いや散策に訪れ、11月3日には「高塚の森 紅葉まつり」が開催されます。

沢山の人が訪れる公共施設としては、放射線検査をしておかないと来場者の安全が守れないとサーベイメーター(線量計)を借りてきて場内の二十数か所を計ってきました。幸いにも全ての箇所の数値が低くくて、やっと安心できました・・・よかった、良かった!

 

ふと、傍のサクラの葉を見ると今にも命が尽きそうなアオマツムシがへばりついていました。最近はアオマツムシが増えて、昔の秋の夜長の虫の声という風情は失われて、夜はうるさいのですよね・・・

ちょっと触ると翅を広げてアスファルトの上に落ちてしまい、直ぐにアリが首に齧りついたり肢を引っ張り始めたり・・・

秋は命の終わりの季節でもあるのですねぇ!(涙)

 

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冒険が苦手な現代っ子・・・

2011年10月18日 | 自然観察


昨日16日の朝日新聞社の速報ニュースサイトに出ていた記事で「現代っ子は冒険が苦手? 基地作り経験3割・たき火は半数、野外で大便は7%・・・」

たき火や野外での大便(自然公園内や自然環境保全地域などでは携帯トイレ必須になっていますけどね・・・)が冒険になるのかどうかは別として、確かに子供時代に自然の中での色々な体験がをすることが少なくなっているのは事実のようです。

 

そして、危険なこと汚れることを親が極端に嫌っているのも事実・・・むかし、親子自然観察会でススキの葉脈に沿って切れ込みを入れて指の間に挟んで引いて飛ばす「ススキの矢飛ばし」という遊びを教えようとしたら、母親が血相を変えて「指を切ったらどうするんですか!」だって・・・心の中で「舐めておけば大丈夫だよ・・・」思っていたのだけど、あまりの剣幕に口に出来なかった。

さらに、落ち葉を捲って土の中の生き物探しをしようとしたら「○○ちゃん、手が汚れるからママがしてあげるね!」だって・・・あきれてしまって自然観察指導がちょっぴり嫌いになった瞬間でした。

小さな危険を体験することが、危険予知能力を高めるのだけどなぁ・・・ 

 

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箱根・・・

2011年10月17日 | 一般


二人の娘たちが通った高校の保護者OBたちで箱根までバス旅行をしてきました。長く続いていて、
毎年この時期に実施しているのですが色々あって暫く参加できないでいましたが、久しぶりに女房殿と参加できました。

バスの中では、ほとんど飲んでいるばかりで・・・(笑)  最初に訪れたのは彫刻の森美術館・・・

以前、子供たちが小さいころに一度来たことがあるのですが、その時は長男が具合が悪くなってほとんど見られなかったので初めて来たのと同じ・・・

その後は、芦ノ湖のホテルでランチ・・・快晴でちょこっと見えた富士もきれいでした。

帰りは渋滞に巻き込まれ家に着いたのは10時過ぎ・・・疲れました。こんなにすごい渋滞になるほど観光客が繰り出すというのは良いことです。良い景色、良い文化、美味しい食べ物、心に響く接客などA級の組み合わせと選択肢が多いですね。それに引き替えわが県は・・・この辺を何とかしないと知名度最下位からはなかなか脱出できないですね。

 

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カマキリの産卵・そして共食い・・・

2011年10月16日 | 動物

秋もだんだん深まってきてお腹をパンパンに膨らませたカマキリの雌が目につくようになってきました。

お腹が大きすぎて動くのもゆっくりで、上の写真のハラビロカマキリはヒボケの枝から動きません。どうも産卵に入ったようです。ハラビロカマキリの特徴は鎌(前肢)の黄色いイボ状の突起・・・

次の日に見に行くと、薄緑色の卵鞘が産み付けられていました。カマキリの卵鞘は種類によって形が違うので、卵でも種類が判別できます。

そして、こちらもお腹がパンパンになって切り株でじっとして動かないコカマキリの雌、鎌(前肢)の内側の黒白模様がコカマキリの特徴です。次の日に見に行ったら卵も無く、いなくなっていました・・・

近くの桜の木では、交尾前に近づくのに失敗したのか、交尾後に捕まったのか分かりませんが、オオカマキリの雌に雄が食べられているところでした。雄は子孫繁栄のため本能的に雌を食べないとか・・・

既に頭は無く、鎌でしっかりと持って、黙々と食べていました。交尾も命がけですね。

オオカマキリの特徴は鎌(前肢)の付け根・・・両肢の付け根の間が薄い黄色になっています。よく似たチョウセンカマキリは鮮やかな橙色・・・カマキリを驚かすと鎌をかまえて胸元を見せてくれるので、この時に観察するとよく分かりますね。 

カマキリの種類ごとの特徴は鎌(前肢)にあるのですね。カマキリはカマが決め手なのだ!

 

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「高塚の森 紅葉まつり」のお知らせ

2011年10月15日 | 農林業

昨日の記事でもちょこっと触れたのですが、秋の林業試験場一般公開「高塚の森 紅葉まつり」が11月3日(木・祝日)に開催されますので、内容を少し紹介して宣伝させてもらいます。

この行事は実行委員会形式で、榛東村・NPOフォレストぐんま21・群馬県リサイクル緑化協会・NPO日環工ぐんま・日本樹木医会群馬県支部・群馬県林業試験場が協力して開催する行事です。

竹馬づくりや焼きいもなどの体験コーナーには今年新たにツリーイングが加わりました。太くて高い木にロープを取り付け、それを登るイベントです。ちゃんと指導者がついて安全に登らせてくれます。1時間おきに4回ほど実施するので20名程度は参加できます。

また、樹木園内のステージでは「森の音楽祭」と称して、地元の小学校ブラスバンド、ギター教室、オカリナ教室、ハーモニカクラブの方達に演奏していただきます。

森の直売所では、きのこ、おやき、ハム、ワイン、ベンチ、薪、苗木など県産、地元産の産物を販売いたします。詳しくはパンフレットをご覧ください。

場内の樹木も紅葉がきれいになっていると思いますので、ぜひ群馬県林業試験場にお越しください。

 

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キイロスズメバチの巣・・・

2011年10月14日 | 動物

仕事場の歩道脇にスズメバチの巣があるとの通報で駆けつけてみました。

確かに大きな巣で、働きバチがブンブン飛び回っています。望遠レンズで撮影して拡大してみるとキイロスズメバチでした。秋口のスズメバチは特に危険・・・

明後日は地元の保育園児が散策に来ると言うし、11月3日には恒例の「紅葉まつり」も開催され、近くでツリーイングが開催されるので、急遽退治することになりました。

かわいそうだけど、火攻め、水攻め、薬攻めで二日もかけて退治、それでも働きバチがウロウロして居るので心配です。

飛び回っているハチはこちらの装置で少しずつ捕るしかありません。ペットボトルに小さな窓を作って酢や蜂蜜などで作った誘引液を入れて・・・

これが結構効くのですよ!

 

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ツキノワグマの剥皮動画・・・

2011年10月13日 | 農林業


10月10日の地元紙“上毛新聞”の記事に、ツキノワグマの皮剥ぎの様子を林業試験場でビデオ撮影に成功(国内初)した旨の記事が掲載されました。

クマ関係の研究成果とこのビデオを組み合わせた研究発表は、関係者の間で数回開いていたのですが、この噂を聞きつけた記者が取材にきたのです。

このビデオには、今まで動画として誰も見たことの無かったクマの剥皮の様子が写り、重要な情報がたくさん詰まっていて、これからの研究に大いに役立つのではと期待されているのです。

この研究発表は今後も数回行われる予定で、今月の21日には群馬県社会福祉総合センターで開催される関東森林学会(参加費は有料で4,000円)でも発表されます。なお、関東森林学会の公開特別講演「ナラ枯れ被害の現状と対策」は入場無料です。

そして来年2月の初・中旬頃に群馬県庁舎で開催予定の「群馬県農林水産関係機関成果発表会」でも発表される予定です。こちらは参加費が無料です。開催日が決まったら、このブログでもお知らせしますね。

 

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ワカサギ釣り情報:湖沼の除染は不可能なのか(5)・・・

2011年10月12日 | ワカサギ釣り(~2023)


昨日の記述の中で湖に直接降った量は4,400万ベクレルになるだろうと予測しましたが、では周りからどのくらい流入したのだろうかと疑問を持つと思います。

日本土壌肥料学会の“土壌・農作物等への原発事故影響WG”の「原発事故関連情報(6)」を読むと8割近くの放射性セシウムが表層土壌にとどまり、残りが深部の土壌と植物に存在するとの報告があるので、土砂崩れなどで森林土壌が湖に入らない限り影響は少ないのかも・・・と言うことで、実際の流入量も不明なので、直接降った量だけで計算していきます。

さて、ターンオーバー(循環期)の時期に水位を下げたら「効果はあるのか?」ということで、基礎データを探しました。すると、あるところには有るものです・・・“千葉大学教育学部研究紀要”に「群馬県赤城山大沼における湖沼学研究」があり、その中に湖盆図が作成され、水位ごとの面積、水位ごとの容積の表まで有ったのです。

この数値をもとに概算数値を出してみました。水位を2m下げると約11%の面積が露出し、排出できる水の容積は湖水容積の約20%と言うことが分かりました。

つまり、普段は湖底に沈着している放射性セシウムがターンオーバー(循環期)で均一に掻き混ぜられたとすると、その時期に排水すれば湖水内の放射性セシウムが20%減ることになるのではないでしょうか?

さらに赤城の場合、秋と春の2回も循環するのですから、一回目の排水で80%に、二回目の排水で64%、3回目では51%と約半分になる計算です。さらに、その間にも崩壊しているから自然減もあるので、もっと減る計算・・・さらに、さらに露出した湖底の泥を剥ぎ取って除染したら10%上乗せできるのです。

「水を流したら下流の人が許さないよ!」とか「そんな計算どおりは行かないよ!」とか言われそうですが、毎日、沼尻から流れていますし、昨日の表の中でも記載しておきましたが水に含まれる量は計算上では1kg/6Bq程度で微量なのです。実際に計った人もいましたが赤城の水からは放射性セシウムは検出できなかったのです。

そして、これと同じような事をやっている事例もあるのです。人の本山博之さんが教えてくれたのですが、アメリカのフロリダでは「ドローウン」と称して湖の水位を下げ泥の排除を行っているそうです。(目的はセシウムではありません)・・・ともかく、やってみないことには前に進まないと思うのですが・・・

ドローダウンに詳しいのは群馬県館林市出身でフロリダ在住のルアーフィッシングのエキスパート“ヒロ内藤氏”なのだそうですが、この方は宇宙飛行士の向井千秋さんの実の弟さんなのですね!

湖沼の除染は不可能なのか・・・」は、これでひとまず終了です。

半分に減る6年を待つか、少しでも早いワカサギ釣り再開のために、何かをやってみるか・・・やる気になればボランティアで駆けつける釣り人は沢山いるはずです。

 

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ワカサギ釣り情報:湖沼の除染は不可能なのか(4)・・・

2011年10月11日 | ワカサギ釣り(~2023)

昨日は重篤の二日酔い、家を出ることもなくグダグダ・・・遠くで汽笛が聞こえてきました。ああ、連休だからSLが走っているのかと思い家の窓から撮影してみましたが、やはり遠すぎました。

さて、湖沼の除染・・・このシリーズも無理やり引っ張って4話目となりました。前回はバイオマニピュレーションを参考にニジマスを放流し、ワカサギを捕食させて放射性セシウムを取り除くことが出来ないかな・・・という考え方でした。

では、湖にどのくらいのセシウムが直接降って、外輪山の内側の集水区域にどのくらいセシウムが降ったのか、汚染されたワカサギを排除出来たらどのくらいのセシウムを取り除くことができるのか計算してみなければなりません。

そこで、またまたエクセルに数式と基礎データを打ち込んで計算してみました。水位によって変化があるので、一応の数値として湖水面積0.88km2、湖岸線の長さは約4.6km、集水区域面積4.8km2、最大深度16.5m、平均深度9.1m、湖水容積0.0078km3、周囲長4.6kmを諸元として計算します。

航空機モニタリングの数値を参考にして一平方メートル当たり50キロベクレルが降下したとして計算すると、赤城大沼には4,400万キロベクレルが降ったことになりますが、これをグラムに換算すると0.0137g・・・この量を皆さんどう考えますか?
私は、こんな少しでこんなに沢山の汚染を引き起こしてしまうのだなぁと、改めて驚いたのですが・・・

これが湖の水に万遍なく溶け込んだとすると1リットル(1kg)当たり6ベクレルで検出限界以下の数値なのですが、食物連鎖によって100倍以上に濃縮されてしまったのですね・・・

さて、ワカサギの生息数を15,000千尾として650Bq/kgを乗じてワカサギに濃縮された放射性セシウムの量を計算してみると約48,000キロベクレルにしかならず、大沼全体の放射性セシウム量の0.11%にしかならなかったのです。

これではワカサギを排除する意味は無いのでしょうか・・・いやいや、除染には役に立たなくても、長くて3年生き延びてしまう汚染ワカサギが居なくなることはピュアな水を取り戻せた時には大きな意味があると思います。

では、除染にもっと有効な手段は無いのでしょうか、泥を浚渫したり、水を抜くことが出来ればなぁと思ってみましたがとても無理でしょう・・・いやいや、待てよ!「赤城大沼や榛名湖にはターンオーバーがあったよね、それに水門も・・・」

ターンオーバーは湖の上と下の水が入れ替わること、そして湖底の泥も巻き上げられて、かき混ぜられます・・・この時期に水を抜いたら効果はないだろうか!

まだまだ、続きます!

 

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碓氷川のニジマス釣り・・・

2011年10月10日 | 渓流釣り

 

昨日は旧町村の運動会でした。午前中にちょっと顔を出して玉入れに参加・・・

運動会の時間がおして、昼に放流解禁のニジマス釣りに間に合うか心配してしまいましたが、何とか放流場所に11時ちょっと過ぎに到着し、釣り仲間と合流して放流場所の情報などを聞いて早お昼にしました。

開始して直ぐに釣れ始め、生かし魚籠がだんだんと一杯になってきました。瀬の中に入っているだろうと投入するとかかるのですがハリス切れ、それも4度も・・・そう言えばこの針は2年前に巻いたものかも、やはり古いのはダメですね!
2時間
ほど釣って、喰いも悪くなり、飽きても来たので2時に終了しました。24尾いました。

家に帰って運動会の結果を聞いたら我が地区が優勝だって、昨夜の慰労会は盛り上がりすぎて二次会まで・・・今朝は残りマスを釣りに行けるかどうか微妙な状態です!

 

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ケヤキが枯れる原因はケヤキ自身・・・

2011年10月09日 | 自然観察

 

今日は「湖沼の除染は不可能なのか・・・」シリーズはちょっとお休みして、昨日訪れた高崎市の染料植物園の記事を・・・

染料植物園の樹木管理の相談を受けて自然観察指導員の先生たちと3名で園内を回ってきました。以前に「ケヤキを枯らすノミとゾウ」と題してアカアシノミゾウムシの仕業だろうと書きましたが、植物園のケヤキの葉の枯れ方を見ていたら、この時期の枯れ方はちょっと違うことに気が付きました。

このケヤキの短枝の葉は小さく、短枝の葉柄の根元には種子が一つずつ付いていました。そして短枝の葉は褐変していて、風が吹くと短枝ごと木から離れてくるくると回りながら落ちていました。

今年はケヤキの種子がなり年のようで、ケヤキは子孫を残すため生理的に自分の葉を枯らしていたのですね・・・

夏までの食害された葉と違って穴あきが少ない茶色の葉が沢山見られました。自然の仕組み、植物の子孫を残す仕組み・・・不思議さに感動ですよね!

今日は、これから午前中は運動会、お昼からニジマスの放流、夕方は運動会の慰労会・・・

 

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ワカサギ釣り情報:湖沼の除染は不可能なのか(3)・・・

2011年10月08日 | ワカサギ釣り(~2023)

昨日の夕日はとても綺麗でした。膝の治療で休暇を取って医者へ行っての帰り道、夕日がちょうど妙義山に沈むところでした。

 

 

こんな景色の見られる地域に住める幸せに感謝・・・いつまでも続いて欲しいね。 

 

さて、湖沼の除染・・・引っ張りすぎだよと怒らないでください。仕事が終わって家に帰り、一杯やりながら夕飯を食って、風呂に入って・・・それからのことなので書く時間が少ないのです。

 

さて除染の方法として考えついたのは、放射性セシウムが降り注いで食物連鎖に繰り込まれてしまったのだから物質循環の輪から強制的に取り出せば良いのだと思い、ワカサギを皆で釣り上げて焼却してしまえば減るのではないだろうかと言う案でした。

 

でも、ご存知のとおり赤城のワカサギはプロと自認している人でも、そうは沢山釣れないのが現実です。それに1~3年魚で1千5百万匹いると仮定して、一人200匹釣ったとしても延べ7.5万人が必要になってしまいます。(実際には、多くのワカサギが釣れ残ってしまう・・・)

 

網を引くのも現実的ではないし、産卵に上ってくるものを捕獲すると言っても最近は覚満川に上る量が少なく、湖の浅瀬で産むことが多いらしいし(定置網が考えられるな)・・・

 

湖底の泥の浚渫や水草の刈り取りなんて方法も考えましたが「深いところで16mもある下の泥をどうやって取るのよ、そして何処へ捨てるのよ」「水草だってセシウムが葉面に付いていることが多いから水中から上げる段階で洗われてしまうよ」と言われて、あえなく没・・・

 

次に考えたのが以前本で読んだことのあるバイオマニピュレーションという食物連鎖を利用した水質浄化の手法です。実際に、水質が悪化して透明度が落ちた白樺湖(ワカサギが動物プランクトンを食べて、捕食者がいなくなった植物プランクトンが増えすぎたため富栄養化してしまった)で行われ、ワカサギを魚食性の強いニジマスに食べさせて浄化したという手法があります。

 

 

 

この手法を参考に赤城のワカサギをニジマスに食べさせて、そのニジマスを釣り上げるというのはどうだろうかという案です。ニジマスは魚食性が強いのでたくさんのワカサギを食べるはず。そしてニジマスは釣りやすい魚で8割方(ヤマメやイワナは1割も釣れないのだって!)は釣れてしまう。さらに、ニジマスは日本での自然繁殖は出来ないことが分かっているので2~3年で死ぬためブラックバスのように何時までも残って生態系に悪影響を与えることが無いなどの長所が挙げられます。

 

ついでにニジマス釣り大会を開いて、釣り人はボランティアをしながら釣りを楽しみ、観光業やボート屋さんも多少は潤うというのはどうでしょうか(もちろん釣った魚は、前もって検査して基準値を超えれば集めて焼却処分)、さらに研究機関は色々な事例を研究できるメリットも・・・この案、夢物語でしょうか?

 

さらに、さらに、続くのだ・・・

 

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ワカサギ釣り情報:湖沼の除染は不可能なのか(2)・・・

2011年10月07日 | ワカサギ釣り(~2023)

 

昨日は朝までは雨模様でしたが、その後は晴れて25℃以上になってしまいました。そして、夕方には綺麗な月が見えていました。九十九川沿いから見た夕暮れの妙義山が郷愁を誘います。

さて、昨日に引き続き、湖における放射性セシウムについての考察?です。多くの人が「湖底の泥を剥がなければ無理だろうし、物理的に出来ないよ」と、そして「自然に減っていくのを待つしかないだろう」と言っています。 

それでは、何もしなければどのくらいで減るのだろうかと計算してみました。 

ご存知のとおり、セシウム137の半減期は約30年、セシウム134の半減期は2年となっています。そして赤城で検出されたセシウム134と137の割合は、9月12日の結果を見るとセシウム134の数値が307ベクレル、セシウム137の数値が343ベクレルで合計650ベクレルでしたので47%と53%でした。 

さて、これ以上の流入や降下が無く、生物濃縮も起こらないで数値が増えないと仮定して減少の計算をして見ます。 

セシウム134の半減期は2年ですからCs-134=0.5^(1/2)に減っていきます。そしてセシウム137の半減期は30年ですからCs-137=0.5^(1/30)に減少・・・面倒くさいのでエクセルで計算して表にしてみました。

現在の赤城の数値(650Bq、1:1)とすると、1年目は547Bqで暫定基準値を超えていますが、2年目は473Bqで暫定基準値以下になります。でも、400台ではねぇ~

 

半減するのが6年目頃、暫定基準値の半分になるのが12年目となります。あくまで理論値ですが、ここまで待っているのも我慢しきれませんし、赤城観光・特にワカサギ釣りに取っては大打撃です。そこで何か打つ手はないのかと考えてみたのですが・・・

 

また、また、続く!

 

 

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ワカサギ釣り情報:湖沼の除染は不可能なのか・・・

2011年10月06日 | ワカサギ釣り(~2023)

8月29日に発表された群馬県の「放射性物質に対する水産物の安全検査について」の結果で赤城大沼のワカサギから暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことは私たちワカサギフリークを大いに落胆させました。

ワカサギはユスリカの幼虫(赤虫)やミジンコなど小型の水生生物や動物プランクトンを食べているため、食物連鎖を通してセシウムの濃縮が起こりやすい生物であると言われています。淡水魚におけるセシウムの濃縮係数は高く、淡水魚は最高で2000倍、非魚食性の淡水魚でも海水魚にくらべてかなり高くなっている傾向があるようです。

さらに、よく引用される群馬大学の早川由起夫教授の放射能地図によると、福島第一原発から出た放射能雲の末端がこの付近まで到達して、山に囲まれたカルデラ湖という地形も悪い意味で手伝ってしまい、遠く離れた赤城山にも降り注いでしまったのでしょうか・・・

 

一般的に森が地下水や落ち葉などで湖に栄養塩を供給し、湖の栄養素を吸収して植物プランクトンが育ち、湖底の腐植質をユスリカの幼虫(赤虫)が食べ、植物プランクトンを動物プランクトンが食べ、ユスリカの幼虫(赤虫)や動物プランクトンなどをワカサギが食べるという食物連鎖によって放射性セシウムが濃縮されていってしまった・・・という構図は容易く連想できるのです。

 

放射性物質が降った3月中旬は、赤城大沼は未だ凍っていて、大沼周辺の森林は落葉していて地表は雪で覆われていました。そのため湖を覆った雪や氷に降り積もったほか、湖畔の常緑樹の葉や幹にも付着したのでしょうが、森林の大半を占める落葉広葉樹の枝や幹への付着は少なく、林内の雪の上に降り積もったはずです。

これが雪解けとともに雪の下の落ち葉に付着したり、土壌中に浸透し吸着されたり、直接湖に流れ込んだりしたものと思われます。そして放射性物質が付着した餌を食べ生物濃縮されていったのでしょう。こうして汚染されてしまった湖を、そして魚を、きれいにして取り戻すことは出来ないのでしょうか?

 

森林や湖沼の除染は不可能に近いという学者も少なくありませんが何か手は無いものか、多分に科学的・論理的とは言えませんが、無い頭を絞って考えてみました。

 

・・・次回に続きます

 

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