昨日の夕日はとても綺麗でした。膝の治療で休暇を取って医者へ行っての帰り道、夕日がちょうど妙義山に沈むところでした。
こんな景色の見られる地域に住める幸せに感謝・・・いつまでも続いて欲しいね。
さて、湖沼の除染・・・引っ張りすぎだよと怒らないでください。仕事が終わって家に帰り、一杯やりながら夕飯を食って、風呂に入って・・・それからのことなので書く時間が少ないのです。
さて除染の方法として考えついたのは、放射性セシウムが降り注いで食物連鎖に繰り込まれてしまったのだから物質循環の輪から強制的に取り出せば良いのだと思い、ワカサギを皆で釣り上げて焼却してしまえば減るのではないだろうかと言う案でした。
でも、ご存知のとおり赤城のワカサギはプロと自認している人でも、そうは沢山釣れないのが現実です。それに1~3年魚で1千5百万匹いると仮定して、一人200匹釣ったとしても延べ7.5万人が必要になってしまいます。(実際には、多くのワカサギが釣れ残ってしまう・・・)
網を引くのも現実的ではないし、産卵に上ってくるものを捕獲すると言っても最近は覚満川に上る量が少なく、湖の浅瀬で産むことが多いらしいし(定置網が考えられるな)・・・
湖底の泥の浚渫や水草の刈り取りなんて方法も考えましたが「深いところで16mもある下の泥をどうやって取るのよ、そして何処へ捨てるのよ」「水草だってセシウムが葉面に付いていることが多いから水中から上げる段階で洗われてしまうよ」と言われて、あえなく没・・・
次に考えたのが以前本で読んだことのあるバイオマニピュレーションという食物連鎖を利用した水質浄化の手法です。実際に、水質が悪化して透明度が落ちた白樺湖(ワカサギが動物プランクトンを食べて、捕食者がいなくなった植物プランクトンが増えすぎたため富栄養化してしまった)で行われ、ワカサギを魚食性の強いニジマスに食べさせて浄化したという手法があります。
この手法を参考に赤城のワカサギをニジマスに食べさせて、そのニジマスを釣り上げるというのはどうだろうかという案です。ニジマスは魚食性が強いのでたくさんのワカサギを食べるはず。そしてニジマスは釣りやすい魚で8割方(ヤマメやイワナは1割も釣れないのだって!)は釣れてしまう。さらに、ニジマスは日本での自然繁殖は出来ないことが分かっているので2~3年で死ぬためブラックバスのように何時までも残って生態系に悪影響を与えることが無いなどの長所が挙げられます。
ついでにニジマス釣り大会を開いて、釣り人はボランティアをしながら釣りを楽しみ、観光業やボート屋さんも多少は潤うというのはどうでしょうか(もちろん釣った魚は、前もって検査して基準値を超えれば集めて焼却処分)、さらに研究機関は色々な事例を研究できるメリットも・・・この案、夢物語でしょうか?
さらに、さらに、続くのだ・・・
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