先日、一周してきた松井田城址・・・冬芽や虫えい(虫こぶ)などの冬の自然観察もしてきた!
松井田城址の森林は私有地が多く、スギの人工造林地が多い。 手入れは行き届かず下層木にはシラカシやアオキ・ヤツデなどの常緑樹が繁茂している!(一枚目の画像)
大手道を登り始めて直ぐにヤマナラシの大木があった・・・菱形の皮目が特徴なのだけど、下の方は樹皮が縦に割れているんだ!

枝がかなり上の方に生えているので冬芽と葉痕の写真が撮れない・・・撮れれば242種類目になるのだけどなぁ!

すぐ横にはイヌザクラの株立ちがあった・・・これは辛うじて下枝を撮影できた!

艶のある芽鱗に包まれ葉痕が盛り上がって半円形、維管束痕が3つ見える。 イヌザクラも拙ブログに未掲載だったので、これが冬芽と葉痕:242種類目だね!

被圧木になって花芽を付けていないアブラチャンの冬芽と葉痕・・・側芽は伏生して、主芽と葉痕の間に小さな副芽が見える。

その隣にサワフタギもあった・・・常緑針葉樹や常緑広葉樹が多く、落葉樹が有っても大きくて冬芽と葉痕が撮影できない!

尾根筋にはミヤマウグイスカグラ・・・枝に腺毛が多いのが特徴だね! 腺毛が無ければウグイスカグラだ。

スギは手入れが行き届いていないのでスギカミキリの被害木が多かった・・・横長の楕円形の脱出口が特徴!

沢山生えているアオキには虫えい(虫こぶ)のアオキミフクレフシがたくさん見られた。
アオキの果実は赤く熟すのだけど、アオキミフクレフシは緑だったり、半分赤かったり、形が歪だったりしているんだ・・・

アオキミフクレフシはアオキミタマバエが形成するのだけど、この虫えい(虫こぶ)にも温暖化の影響がでるのではと心配されているのだ!
アオキミタマバエはアオキの果実が堅くなる前に産卵管を使って卵を産み付けるのだけど、温暖化が進むと結実時期がずれて卵を産み付けられなくなるのではと危惧されているんだ・・・
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