しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

国技の危機〔相撲人気の低さ)

2009年11月19日 | Weblog
九州場所の不入りは異常だ。空席が目立つ。
三役、大関、横綱の対戦となってもTVで映る範囲〔土俵付近)ですら空席が目立つ。
大関に日本人力士が2人いるが引退直前。他の大関、横綱は外人、三役も外人ばかり、日本人力士の非力さばかりが目立つ。

国技なのにこの業界を目指す日本人が少ない。野球、ゴルフ、サッカー、
テニス、でトップを目指す選手の話題ばかりで相撲で有望な選手がいるのでスカウト、育成に注目!という話題はとんと聞いたことがない。
しごき事件、大麻汚染、八百長噂、古い体質、力士の品位の低下、低い評価の原因がどこにあるのか報酬面で調べてみました。

「力士の報酬」
月給〔万円) 横綱   大関    三役   平幕   十両
      282  234   169   130  103
年収   4551 3723  2632  1570  1243

退職金は幕内連続20場所以上または通算25場所以上で有資格。
「退職金」
      横綱    大関   三役   平幕  十両
     1500  1000 763  763  475
低い!
「懸賞金」これは1本6万円であるが税金.協会取り分が引かれて勝った力士に渡る額は半分の3万円。ご存知の様に幕内上位しか懸賞はかからない・
年寄り株=正確には年寄名跡(としよりみようせき)は数億円。
この株を買った力士は現役引退後65歳の定年まで給料をもらえる(親方として)
ということは現役時代にセッセと稼いだ金を貯めないと普通のサラリーマンが退職する年齢までこの世界では残ることが出来ないらしい。
給料を年寄り株取得のためにほとんど協会に吸い取られる仕組みらしい。

65歳で定年となれば国民年金だけの暮らし。
やはり魅力は少し他おスポーツと比較すると感じません。
退職金も普通のサラリーマン程度の額である。比較的所得の低い国からスカウトする以外に選択肢は残されていない現況の様でありました。
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