官房機密費１２億円

非公開を原則とする「官房機密費」は年間１２億円に上るという。

国益を左右する重要情報の収集にかかる経費だという。
必要性はわかるが、使途の適正さが担保されているかは議論のあるところ。
支出の基準、有効な使途など議論された様子が伺えない。
政権交代直前に２億５千万円〔通常月の２倍以上）が引き出されて理由が示されておらない。
勿論すべてが国民の血税である。
「衆議院選挙費用の補填だったのでは」との疑惑もあるが闇の中。

警察庁、宮内庁にも領収書のいらない予算があるようだがこれも同様国民に議論が示されていない。
示されていたとしても十分周知広報されていつでも国民が検証できる事項ではないようだ。

野党時代あれだけ詰問した民主党は与党になってからトーンを下げてはいけない。

なぜ機密でなければならないのか、公にできないのか有識者を含めた検証の場を設置して仕分け項目の俎上に載せなければならない。

何年か前警察の情報収集費用も領収書が必要になった。と記憶している。
タレコミヤの情報に報酬を支払って領収書を取っているとは思えないが建て前は領収書があるのだろう。

このくらいの覚悟でこの不透明な税金使途は論議されてしかるべき。
と思うところです。