しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

1億2千万人の大晦日

2013年01月01日 | Weblog

昨日の大晦日は特別な日である。

1年間の本人にとって、家族にとっての振り返りがある。新年が良い年になってほしい。と神様仏様にお祈りする。

普段よりすこし良い料理も出てくる。

お酒の入る前に家長の言葉もあるだろう。その年のふりかえりと新年に期待する言葉もあるだろう。

家内安全、健康祈願、交通安全、家運隆盛、金運招来、商売繁盛、無病息災、夫婦円満、開運厄除、病気平癒、良縁成就、いろいろ頼でみるものだ。

NHKの紅白歌合戦。相変わらず最近は白組が勝つ。紅組司会の落胆した顔が印象深い。

夜中に年越しそばを食す。風呂に入る家人もある。TVはどこをまわしても特別番組。ボクシング、お笑い、映画、思い思いに過ごしている。みかんにワイン、アイス、にケーキ、間食して居間で過ごす時間の長さは大晦日特有だ。

12月21日にマヤの暦が更新された。187万2千日の長期暦だ。新たな5129年の暦が始まった。年頭にあたり、祈願も必要だ。

初詣も昔の5円から大分値上がりした。昨今は100円が最低の様相だ。

賽銭箱に100円玉を投げ込んで2礼2拍手1例、する。札の投げ込みもけっこう目につく。千円札以外にも万札もちらほら。社務所に祈願申し込みをする厄年の男女。多額の申し込み金を収める。正月期間は神社は書入れ時だ。1年のあらかたの稼ぎをこの時期に稼ぐ。

寺の衰退、廃寺は良く聞くが神社はあまり聞かない。神社の神職の資格は全国どこの神社でも通用する。寺の住職な場合は宗派が異なると全く就職が出来ない。この差は大きい。

神社の宮司の倅は國學院か皇學館大學の神道学科に進む。卒業すれば明階の資格を得て権宮司の資格を得て神職に就ける。どこの神社でも就職できる資格だ。

案外不況に強い資格だ。神職は地元の名士だ。生活、名誉、一手に得られる安定職種だ。

ふと知人の神職の顔が数名浮かんで消えた。大晦日の酒酔のひと時であった。

 

 


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