しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

ジリ貧インフラ

2013年01月12日 | Weblog

山梨県の中央自動車道笹子トンネルの崩落事故のその後の緊急点検で不具合が1211箇所見つかった。

中日本高速道路はこのタイプの危ないトンネルが全国に49箇所あることを発表した。実は耐震補強がされていない「危ない橋」も全国に1381箇所あることが昨年9月に報告されている。

東日本大震災で落下した橋「鹿行大橋」=「ろっこうおおはし」は80年以上前に建設された橋だった。(茨城県霞ヶ浦)

緊急輸送道路の「危ない橋」は全国で216橋。1キロ以上の長さのある橋も少なくない。

こんな大橋は落下すれば多くの車両も落下する。民主党公約用語「コンクリートから人へ」の掛け声で公共工事、インフラ補修工事事業が激減したこの3年3ヶ月で日本のインフラ危険度はかなり増したかもしれない。

陸橋、防波堤、学校の耐震補強、もかなり遅れている。復興予算の名のもとに多くの目的外予算計上が指摘されている。名目を変えて何度の却下されても再提出する執拗さだ。

ばらまきと評価された交代前の自民党の公共工事。国民が納得する審議・点検を経て必要なインフラ整備は行なってほしい。

民主党政権下で行われた「事業仕分け」小生は結構評価している。市民目線で仕分け委員のやりとりが見聞きできる。新潟市の事業仕分けでもこの手法でけっこう好評価が出ている。

国民の血税の使われ方。多いに関心がある。徴収する率、範囲ばかり関心が集まりがちだ。

実は使い道も考える手法を示した「事業仕分け」のTV中継だった。自民党政権下でもこの手法を残してくれると嬉しいと小生思うところです。


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