風邪を引いて久しい。10日位具合が悪かった。咳だけだったが、市販の薬だけで対処した。 だんだん悪くなり、
内科にかかった。頂いた薬は咳止めだけだった。5日飲んでも良くならない。鼻水は出る、咳もひどくなる。
1週間後、再度内科医を訪問。良い薬をということで「抗生剤」を処方してもらった。驚く効果があった。
つらい咳もほとんど出なくなった。体調も良くなり、動けるようになった。食欲も出て来た。
このくらい劇的に症状が良くなるならなぜ最初から抗生剤を出さないのか?と疑問に思った。
調べてみると5つの理由があるという。1・「効果」出しても意味がないと考える。ウイルスによる上気道感染には抗生剤は効かない。
2・「耐性菌」菌が抵抗力を持ち、治療に苦労する。3・「副作用」肝臓・腎臓に負担がかかる。4・「腸内細菌」のバランスが崩れる。菌を攻撃する為、善玉菌も破壊、下痢を起こしやすくなる。5・「保険適用」抗生剤の処方には「保険適用」が決められており、国保・社会保険に医療機関は請求が必要となる。
「風邪症候群」「上気道炎」で抗生剤を使用することはできないので「気管支炎や肺炎」で処方しないと違法となり、全額医療機関側の負担となってしまう。だから、安易に「抗生剤」は出さない。のだそうです。
副作用もあること。両刃の剣ということ。良く理解が必要です。風邪をひかぬ普段の注意が一番です。