しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

お披露目会

2016年02月17日 | Weblog

閉校した小学校の校舎に入居した事業所のお披露目会があった。2月16日である。

入居した日が2月1日だった。本部機能の入居は8日だった。

閉校した日が平成27年3月末だからほぼ1年ぶりで校舎に灯が灯った。

当初4階建ての施設の2階まで使うつもりだったようだ。いろいろ問題があり、1階部分のみの

使用で落ち着いた様だ。

福祉事業所ということで障害者の社会復帰を目指す生徒の作業所である。30人ほどの生徒と10人ほどの事業所職員の

計40人程が平日通勤してくる。玄関、旧職員駐車場に多くの乗用車が駐車するようになった。賑やかに活気が戻って来た。

まだまだ1階の職員事務所の整理が終わっていない様子だった。玄関先も多くの荷物、旧施設からの引っ越し荷物も運び終えていない様子。

3月末まで前の施設が使える由でのんびり構えている。

お披露目会と言ってもイベント的にスケジュールを決めて挨拶がある訳でもない。午前10時から午後3時までの施設見学ができます。

という内容だった。玄関先に受け付けテーブル。見学者の氏名を記載すると施設職員が施設内を案内してくれた。

玄関から入って従来即2階に昇ることができた階段は閉鎖されていた。2階を使用しないということで、作業員が2階に昇ることを防ぐ

必要があったようだ。

奥の階段の昇り口にも鉄のシャッターが降りていた。シャッターをくぐる小さな出入り口にも鍵がついていた。

これでは津波被害が想定された時、近隣住民は逃げ込めない。2階以上に上れない。問題点発見!だった。

近隣住民の避難所として頼りにされていた「小学校の避難所」だった。

津波被害が想定された場合、閉校後も玄関をけ破って屋上に避難してください!と区長が言っていた避難策が使えなくなった。

平日しかいない福祉事業所の職員。土日、祝日、夜間に起きる想定に対応できない。

この地区の住民は津波の被害が想定された場合は逃げる先が無くなった。これは大問題。

緊急に対応を相談する必要性を感じてしまった。


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