しばらく食べていないものを無性に食べたくなる時がある。昔の記憶が原因だ。焼き肉、グリル、茶碗蒸し、ラーメン、銀鱈、ステーキ、エトセトラ。わざわざ遠隔地に出向き食することもある。それほど「記憶に残る味」が恋しくなるのだ。先日もあの店の「ラーメン」が食べたい。と思い、会食の場所を指定してしまった。
通常宴会の最後に食す腹ふさぎのラーメンを最初に注文した。この店はラーメン専門店でない。居酒屋である。メニューが豊富で焼き鳥、中華、和食、なんでもござれの店である。専門店でなくとも良い味を出す。いつも繁盛している。
3千円も出せばお任せでけっこうバラエテイに富んだ、満足のゆく料理を飲み物付きで楽しめる。先日はこの居酒屋で「ラーメン・餃子・野菜炒め」とビールを沢山いただきました。中華料理店で食事をしたようなメニューでしたが、和室のお座敷です。けっこう会食で話も弾み、良い会を終えることができました。
食事だけが目的でなく、「会話」をしたい。意見を交わしたい・懇親を深めたい。そんな意図があるとかっこうな「会場」となる。食べたいものがある店・食欲を満たすだけでなく他にも目的を満たせる店。そんな条件が満たせたらその店は繁盛する。ラーメンを食べ歩く、居酒屋を渡り歩く、温泉を巡る、小旅行を楽しむ、ドライブ好き、散策好き、山、川、渓流釣り、カラオケ、ジョギング、美術館巡り、早朝散歩。良い季節に入りました。食欲の秋です。睡眠にも良い気候。スポーツに読書にも最適なシーズン。そろそろ「村上春樹のノーベル文学賞受賞の朗報が届きそうだ」^^