レオナルド・デイカプリオが主演を務めた「レヴェナント:蘇えりし者」が2016年第88回アカデミー賞で初の主演男優賞を受賞した。5度目のノミネートにして悲願のアカデミー賞受賞を果たした。タイタニックで共演したケイト・ウインスレットと喜びの抱擁を交わした。9か月に及ぶ極地での撮影、生肉を食い、動物の死体の中で眠る過酷な撮影に耐えた。監督のイ二ャリトゥは2度目の監督賞を受賞した。スターチャンネルで昨晩深夜の映画を見た。アメリカ西部開拓時代の実在の罠猟師「ヒュー・グラス」の半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅の映像であった。最後まで目を離せない見ごたえのある映画だった。デイカプリオの執念の様な演技を感じた。5度のノミネートでようやく。一時は俳優の休業宣言までして臨んだ映画でようやく栄冠を掴んだ。ケイト・ウインスレットより早くオスカーを掴むと思われていた。それでも遠い受賞だった。ようやく本懐を遂げた。レオ様おめでとう。