しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

議会傍聴

2017年03月03日 | Weblog
新潟市議会の定例会が始まった。約一月続く。本会議は1週間程度だ。議会運営委員会、各常任委員会、全員協議会、特別委員会も開かれる。
市民には傍聴が認められている。30分前には受付がある。係り員の指示と順守事項がある。資料を受け取って7階の傍聴席に座る。
一般質問通告要旨という資料に市議から事前に質問が出されている通告要旨が記載されている。答弁者の役職も記載されている。答弁者が書かれていない
質問もある。一問一答形式だ。国会議員が衆参の予算委員会でTV中継がある。あれとよく似た方式だ。傍聴者には回答予定のペーパーは配られないが
議員、担当答弁予定者には配られている。質問と回答。1回目の答弁に不満があると議員からその場で追加の質問となる。そこからは想定外のアドリブ
回答が出る場合もある。これこそが面白い。テープも写真も撮ることが許されない。拍手もやじもいけない。帽子もコートも取って傍聴席に座る。
50人からの市議、50人からの執行部席。計100名程度の会議である。書面により事前に提出された内容を読み上げている。質問者は早口でまくしたてる。
答弁する側もあらかじめ用意された答えを読み上げる。想定予定内の時間経過が議場に表示されている。残時間が表示される。
国会の答弁の様な迫力はない。事前に質問内容が調整された様子もない。同じような質問が重複して別の市議からも質問される。
傍聴席はがらがらである。今年採用されて、4月から市役所職員となる予定の新人が15名ほど傍聴していた。一般傍聴者は10名ほど。
国会中継は人気がある。県会、市議会はTV中継の人気がない。知っている人も少ない。議員の顔も知る機会が少ない。もう少し、政治に関心を向ける取組がほしい。規模的には少し小さくなるが自治協の定例会の方が興味深い。参加者は地域はコミ協代表者、行政は課長クラスである。議会は部長クラスと市議が参加する。当日配布される資料で質疑が交わされる自治協と事前配布の資料と用意された答弁書を読み上げる議会。どちらが緊張感があるか誰でも判断できるだろう。自治協のTV中継をやってほしい。地域が行政と関わる接点であり、ここから地域と行政との連携強化がはかられてゆく。

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