何事も初心を大切に!とかスタートラインとか4月に入ると新たな年度が始まる。
1年間を区切って新規の出直しをする。3月中に新聞紙上で人事異動の発表がある。
多くは幹部人事だが、チラホラ知った人の名前を見つける。大体が異動前に実績を積んだ
知識・技能を生かせる部署に異動となっている。多くは昇格である。
3月中に当該の発表のあった人に合う。後は引き継ぎますから。と言うが少々不安も残る。
行政は異動が頻繁だ。せいぜい5年在籍すると異動となる。能力の高い人が多いから
可能なのだろうが、どこの異動先でも力量をすぐに発揮できる。

人材の乏しい地域とは大違いである。地域の人材不足は深刻だ。
人事異動などほとんど考えられない。動かせる人材である駒がそもそも少ない。
基本無償ボランテイアである。日常的に動ける条件が備わっていて、地域に理解があって
パソコンが出来て、フットワークも良く即動ける人。健康で体力もあり、弁舌も巧みである。
役員の条件なのだが、これを満たせる人は数少ない。
かくして、4月が迫って来た。高齢者が多く、病気で離脱する役員が出てくる。
後任人材が見つからない。高齢者の多い自治・町内会の会長さんから人材を探してもらう
作業が必要。コミ協組織は組織を俯瞰した人材情報を有していない。人事課もない。
条件を付して町内会回覧として、人材を求めるしかない。

高給を約束されている公務員組織ではない。「無償ボランテイア」「毎日仕事はあります」
「パソコンが出来て」「地域に理解があって」「フットワークが良くて」「上司の意向を尊重して」
「多くの会議に出かけて行き」「議事録での報告書を出して」「人当たりの良い」
「健康に自信のある」人材を求めます!と案内することになる。
少子高齢化の地域では非常に難しい条件である。
若い人がいない。高齢者は大勢いるが、パソコンが出来ない。口は出すが自分で手を動かさない。
フットワークに問題。病気持ちである。現役だった頃の役員意識が抜けない。
無償ボランティアの意識に乏しい。これらの要素が見え隠れする人材だけは豊富である。
かくして地域の役員は人事異動もなく固定化し、高齢化してゆく。
行政が目指す地域との協働は「地域への人材供給」であり、「退職期にある人材情報の提供」
である。天下りでも良い。ただし、報酬はありません。

1年間を区切って新規の出直しをする。3月中に新聞紙上で人事異動の発表がある。

多くは幹部人事だが、チラホラ知った人の名前を見つける。大体が異動前に実績を積んだ
知識・技能を生かせる部署に異動となっている。多くは昇格である。
3月中に当該の発表のあった人に合う。後は引き継ぎますから。と言うが少々不安も残る。
行政は異動が頻繁だ。せいぜい5年在籍すると異動となる。能力の高い人が多いから
可能なのだろうが、どこの異動先でも力量をすぐに発揮できる。


人材の乏しい地域とは大違いである。地域の人材不足は深刻だ。
人事異動などほとんど考えられない。動かせる人材である駒がそもそも少ない。
基本無償ボランテイアである。日常的に動ける条件が備わっていて、地域に理解があって
パソコンが出来て、フットワークも良く即動ける人。健康で体力もあり、弁舌も巧みである。
役員の条件なのだが、これを満たせる人は数少ない。

かくして、4月が迫って来た。高齢者が多く、病気で離脱する役員が出てくる。
後任人材が見つからない。高齢者の多い自治・町内会の会長さんから人材を探してもらう
作業が必要。コミ協組織は組織を俯瞰した人材情報を有していない。人事課もない。
条件を付して町内会回覧として、人材を求めるしかない。


高給を約束されている公務員組織ではない。「無償ボランテイア」「毎日仕事はあります」
「パソコンが出来て」「地域に理解があって」「フットワークが良くて」「上司の意向を尊重して」
「多くの会議に出かけて行き」「議事録での報告書を出して」「人当たりの良い」
「健康に自信のある」人材を求めます!と案内することになる。
少子高齢化の地域では非常に難しい条件である。

若い人がいない。高齢者は大勢いるが、パソコンが出来ない。口は出すが自分で手を動かさない。

フットワークに問題。病気持ちである。現役だった頃の役員意識が抜けない。

無償ボランティアの意識に乏しい。これらの要素が見え隠れする人材だけは豊富である。
かくして地域の役員は人事異動もなく固定化し、高齢化してゆく。

行政が目指す地域との協働は「地域への人材供給」であり、「退職期にある人材情報の提供」
である。天下りでも良い。ただし、報酬はありません。

