しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

理解不足な言葉

2017年03月27日 | Weblog
「忖度」「トランスジェンダー」「プロトコル」良く出てくるが意味がわからない!という人が
8割以上という。日本の社会。団塊の世代人・平成の世代人が自分が生きてきた学校教育の場で
学習してこなかった言葉の様だ。だから???となつてしまう。
小生は団塊世代人である。コンピューターを学校教育の現場で学習することがなかった。
平成の時代人は「忖度」などの言葉は学校現場で習わなかったかもしれない。
明治の文豪の書籍がもてはやされた時代に生きてこなかったからだ。「森鴎外」「中島敦」の難解な
文章表現に触れる機会が少なかった。「トランスジェンダー」「プロトコル」は案外馴染みがある筈だ。
スマホの普及率がほぼ100%の若い世代にSNSは効果を発揮している。意味が解らないと
即「ウイキ」で検索。解決する。ジャポニカ、ブリタニカの販売不振。書籍で知識を得る時代からSNSで知る時代。
AIが人間の知識レベルを超える時代。創造性・思考性・が人間並みとなれば2001年宇宙の旅・ターミネーターの
スカイネットの恐怖が始まる。過去の歴史上検証されてこなかった新たな言葉には「安全性に対する検証」が不足
している。遺伝子操作、倫理規範、誰が決めるのか。何が正しいのか。世界の指導者が正しい選択をするとは限っていない。
北朝鮮の指導者が最高と思っている国民、ロシアで圧倒的な支持率のプーチン。日本で長期政権の自民党総裁、
世論操作で正解はいかようにも変わる。正解を求める学習でなく、事実を調べる探求心、考える力、世代を
超えた社会倫理概念が必要となる。何もしないことが美徳だった時代ではない。新たな現象が頻繁に起こる。
過去になかった現象も多い。過去の知識で全て対応できる時代ではない。「考える力」「安全性を担保できる倫理観」
「世代を俯瞰した社会倫理」根拠をどこに置くか。判断できる組織であるかが問われている。


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