しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

レベルを落とさず続けるには②

2017年03月12日 | Weblog
地域の問題として人材不足を昨日は挙げた。大きな理由は条件が厳しくて地域に入ってくれる人が少ないということ。
条件って?と思う人も多い筈だ。そんなに難しいの?と思うかもしれない。
「地域について」基本は自分の住む自治・町内会エリア。役員になると自分の住む「小学校エリア」
「活動範囲」基本は自治・町内会の問題・役員になると「自分の住む小・中学校エリアの問題」
「活動内容」基本は自分の住む自治・町内会の総会で報告される問題の関与。役員になると近隣のコミ協行事。
     行政との連携会議への参画
「活動時間」基本は毎日1時間程度。役員になると勤め人と変わらない活動時間が必要となる。
「報酬」基本は無償ボランティア。役員になると数千円から数万円(年間)、一部有償ボランティアもある。
    会議会場までの交通費も自弁が多い。費用弁償のある会議は少ない。日当は殆ど制度上ない。
「活動拠点」基本は自宅。役員となると役員宅、集会所、コミ協の拠点があれば「コミハウス・コミセン」
「活動スキル」基本は自弁。日常的に動ける人が望ましい。口が動く人より手足が先に動く人材が望ましい。
       役員はパソコンの基本操作ができることが必須である。メールアドレスを持ち、日常的な連絡を
       メールで確認し合える事が必須。
「役職」 会員・部員・役員、とあるが、組織により様々。会長・副会長、参事、部長、事務局長、事務局員という肩書も多い。
    但し、部下はいないと思った方が良い。皆同格である。会社組織の様に命令はできない。
    基本ボランテイア活動であって会議で決まった活動をしましょうね。担当の仕事をしましょうね。とゆるいお願い事の
    確認となる。違反しても罰則。減給もない。
    
「会社と異なる点」入社試験もない。役員はあるが、地域活動に参加したいと言う人は殆ど「ウエルカム」である。
         最初は会員・部員・事務局員、だが、即昇進する。やる気があれば即「主任・係長・課長、を
         飛び越して部長になれる」副がつく場合もあるがそこまで大きな組織なら人材は不足していない。
「問題点」 少子高齢化・活動拠点不足・人材不足・活動資金不足・スキル不足・体力不足・情報不足・広報不足、
      若者不足、意欲不足、連携不足、等々の問題解決が難しい事。
「解決策」 「人材不足」は行政から退職期にある職員に地域に入って第二の人生を貢献していただく案内と方向性を示してほしい。
      「資金不足」は活動するコミ協組織には自由度の高い補助金制度を拡充すること。
      「活動拠点不足」は最低限コミ協単位での事務局・会館の設置を図る事。
      「スキル不足」はコミ協役員向けのパソコン研修の充実・機器の貸与
     「体力不足」にはスポーツジムとの連携を呼びかけてほしい。「法人会員等」
     「情報不足」には広報紙の予算をもう少し増やしてもらえればありがたい。
     「連携不足」は自治協組織の広報で解決の方向性がみえる筈。市議会中継より自治協定例会の
     TV中継の方がもっと市民にアピールできる。
     「意欲不足」には地域での役員の高齢化問題に指針を示してほしい。
     75歳定年制。後期高齢者が人材不足を理由にいつまでも居座る根拠を是正してほしい。
     指針があれば地域も会則を正せる大きな根拠となり、より活動的になる。老害もなくなる。

     
      
      

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