最近葬儀が続いている。皆小生よりは高齢の人だが、残された遺族は49日間も喪に服する。なぜそんなに長期になるかと言えば遺品整理に時間がかかることもその一つ。親戚縁者に遺品の形見分けの作業もある。自筆遺言書があっても家庭裁判所での検認は親戚を集めて行う為、時間がかかる。検認を受けた遺言書を持って親族の協議が始まる。銀行・証券会社等の金融機関との手続きも始まる。法務局への名義変更の手続き。葬儀の支払いが終わってからの作業もある。香典返しと挨拶廻り。遺品整理と古物商への連絡、貴金属、絵画、書物、骨董品が残されていれば価値の算定も必要だ。価値の乏しいアルバム類、書籍、衣類、故人を偲ぶ企画。けっこう親族とのやりとりが続く。喪主を何度か経験した。親族の葬儀も続いている。そろそろ自分も準備が必要な気分になってきた。退職して10年。在職していた頃の会社の資料は処分した。学生時代交際していた友人関係の手紙類も処分した。40年も前の手紙類など自分以外の者にとっては価値がない。アルバム類も半分処分した。書籍類も辞書類を中心に自分以外に使う人がいないと思われるものを中心に書庫を物色。処分した。月に一度来るグリーン回収。新聞、書籍類、段ボール、雑誌類をトイレットペーパーに交換して引き取ってくれる。玄関先まで来てくれる。ありがたい。
昨日は半日かけて部屋の不用品を整理した。けっこうなボリュームで玄関先にゴミとして出すことができた。今日は近所の高齢者宅を廻ってゴミ出し支援をする日である。地域によって曜日は異なるが週3回生ごみを出す日がある。押し車に生ごみを載せてゴミステーションに運ぶ高齢者が近所に居る。民生委員と協力してゴミ出し支援をしている。地域の高齢者率は3割を超える。多くの世帯がゴミ出し支援を必要としている。町内の住人でない顔がゴミステーションにゴミを出しに来る。多くはヘルパーかゴミ出しの手伝いに来る高齢者の親族だ。小生がお手伝いできる世帯は数世帯が限度だ。1世帯で45リットル袋で4個も出す人もいる。燃えるゴミの袋に入れて生活用品を捨てているようだ。けっこう重い。週3回の安否確認。そう思っている。