いつも通っているジムでトレーニングを始めたら声を掛けられた「???」
と思って「どちら様だったでしょうか?」と聞いた。
「~ですよ!」という返事。「あ!と思いだした」7年前に退職した職場の元同僚だった。
良く見るとまだ若々しい。まだ仕事をしているという。あと1年です。というが、けっこう
再雇用されて65歳まで継続して働く人が増えている様子。気になる元同僚の消息を聞くことができた。
退職すると聞けなくなる情報のいくつかを知ることが出来た。
退職前に鬼籍に入った多くの元同僚の情報があった。 60歳は鬼門である。退職してからが、花の人生!
今はそう思える。
人生80年時代。退職してからの20年がある。健康寿命を20年続けられたらこんな素敵な人生は無い。
退職後は年金生活である。公的年金に退職金の積み増しを原資とした企業年金の2本建てで暮らしている。
十分な額ではないが、暮らしていける。生活の張りは地域の仕事となっている。
町内会、コミ協、地域のボランテイア団体、いくつかの団体の役員をしている。
これらの団体は役員数が少ない。大きな会社の歯車の一つだった元の組織の仕事と異なり、自分の働き一つで組織活動が
変わってゆく。これが生きがいとなっている。
定年後大きく変わった生活環境。
何度も書くが定年後は月10万円の「自由時間という報酬」そして「やりがい」という「地域の仕事」これは月5万円の報酬分と思っている。
地域の仕事は「楽しいことが基本」やりがいがあることが基本である。自分で考え実践する。発表の場があること。
やっただけ充実感が得られること。これが全てだ。
楽しくない地域活動は引退した。負担感だけあって自分の役割は陽の目を見ない。
積み重ねた努力の結果発表の日は一日交通整理という組織からは引退した。
結果して定年後は「月15万円」の報酬を得ているという思いがある。年金と合わせれば結構な額だ。
健康寿命を全うしてぴんぴんころりを理想としている。
退職を控えて健康維持に目覚めた元の同僚の姿を見つけ、自身が続けてきたジムトレーニングの方向性が正しかったことに
自信を深めることが出来た。