金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

アケボノシュスラン(曙繻子蘭)

2014年11月01日 11時30分36秒 | 金剛山の山野草

     

                金剛登山の途中で、私のブログ見ていただいていますEさんに出会いました。

      HPでアケボノシュスランを見られたとかで「金剛山では咲かないのですか?」

      写真があればブログで「見せてほしいな」…。

      金剛山にも群生地は何カ所かあり、今年も可愛いらしい花姿を見せてくれました。

      時期的には大分遅いですが、今年一番いい時?に撮影しました何枚かを投稿します。

 

 

 

アケボノシュスラン(ラン科)

高さ5~10㌢、茎は地を這うように伸び、各節ごとに根を張り、

ここから新芽を出します。花を咲かせた茎は、種を飛ばした後、

枯れてしまいます。湿りけのある谷筋などで多く見られる、

常緑の多年草です。

 

 

通常は淡いピンク色ですが、この群生地では白色が多かったです。

よく見てみますと、薄くピンクに染まったものもありますね。

 

アケボノシュスランの花期は8月下旬~10月中旬頃です。

茎の先に普通、1㌢ほどの花を横向きに数個つけます。

今年はほぼ終わりましたので、来年のお楽しみですね。

 

 イヌタデ(タデ科)

赤い小さな果実を赤飯に見立て、

私の子供の頃はアカマンマと呼んでいましたよ。 

 

 マユミ(ニシキギ科)

木質が強くてよくしなるので、

弓の材料として利用されているそうです。

 

 ミゾソバ(タデ科)

花期が終わっているはずのミゾソバが、

まとまって咲いていました。君たち、どうしたの?

 ノブドウの虫コブ

 

 ベニバナボロギク(キク科)

伐採後や倒木跡などの空き地を好みますが、他の植物が繁り始めると突然、

姿を消します。自分の生活環境に適合した場所に移動してしまうのです。

  このパターンのことを、先駆植物と言うそうですが、

どうして適した場所が分かるのですかね? 移動の方法は…?

そのメカニズムは? 不思議ですね。?の1年草、帰化植物。

 

 クチベニタケ(クチベニタケ科)

崩れかけた崖地を好みます。日本では珍しくはありませんが、

海外では珍種扱い。たいへんな人気者だそうですよ。

変な植物名が多い中、

クチベニタケとは、ピッタリの名前ですね。

 

 ヨシノアザミ(キク科)

金剛山で咲いているアザミは、

ほぼヨシノアザミだそうです。

 

 フユノハナワラビ(ハナヤスリ科)

夏には枯れる、冬緑性シダ植物です。

   

シマカンギク(キク科)

この花を油に漬け込んだものを、傷薬として使っていたため、

アブラギクと言う、別名も持っています。

 

Eさん、いかがでしたか。

見たいお花がありましたら、連絡下さい。

        (2014・11・1)                        

                                                                         

                                        

コメント (6)
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