金剛登山の途中で、私のブログを見ていただいていますEさんに出会いました。
HPでアケボノシュスランを見られたとかで「金剛山では咲かないのですか?」
写真があればブログで「見せてほしいな」…。
金剛山にも群生地は何カ所かあり、今年も可愛いらしい花姿を見せてくれました。
時期的には大分遅いですが、今年一番いい時?に撮影しました何枚かを投稿します。
アケボノシュスラン(ラン科)
高さ5~10㌢、茎は地を這うように伸び、各節ごとに根を張り、
ここから新芽を出します。花を咲かせた茎は、種を飛ばした後、
枯れてしまいます。湿りけのある谷筋などで多く見られる、
常緑の多年草です。
通常は淡いピンク色ですが、この群生地では白色が多かったです。
よく見てみますと、薄くピンクに染まったものもありますね。
アケボノシュスランの花期は8月下旬~10月中旬頃です。
茎の先に普通、1㌢ほどの花を横向きに数個つけます。
今年はほぼ終わりましたので、来年のお楽しみですね。
イヌタデ(タデ科)
赤い小さな果実を赤飯に見立て、
私の子供の頃はアカマンマと呼んでいましたよ。
マユミ(ニシキギ科)
木質が強くてよくしなるので、
弓の材料として利用されているそうです。
ミゾソバ(タデ科)
花期が終わっているはずのミゾソバが、
まとまって咲いていました。君たち、どうしたの?
ノブドウの虫コブ
ベニバナボロギク(キク科)
伐採後や倒木跡などの空き地を好みますが、他の植物が繁り始めると突然、
姿を消します。自分の生活環境に適合した場所に移動してしまうのです。
このパターンのことを、先駆植物と言うそうですが、
どうして適した場所が分かるのですかね? 移動の方法は…?
そのメカニズムは? 不思議ですね。?の1年草、帰化植物。
クチベニタケ(クチベニタケ科)
崩れかけた崖地を好みます。日本では珍しくはありませんが、
海外では珍種扱い。たいへんな人気者だそうですよ。
変な植物名が多い中、
クチベニタケとは、ピッタリの名前ですね。
ヨシノアザミ(キク科)
金剛山で咲いているアザミは、
ほぼヨシノアザミだそうです。
フユノハナワラビ(ハナヤスリ科)
夏には枯れる、冬緑性シダ植物です。
シマカンギク(キク科)
この花を油に漬け込んだものを、傷薬として使っていたため、
アブラギクと言う、別名も持っています。
Eさん、いかがでしたか。
見たいお花がありましたら、連絡下さい。
(2014・11・1)