金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

ツルリンドウ(蔓竜胆)

2017年08月31日 01時31分17秒 | 金剛山の山野草

 明日から9月。朝、早めにバイ
 クで金剛山に向かうと、半袖で
 は少し寒さを感じるようになっ
 てきました。
 秋の気配が、忍び寄ってきた
 ようですよ、、、、。

 代表的な秋花のひとつ
 「ツルリンドウ」を、タイミ
 ングよく見つけました。
 今シーズン初出会いです。

 ツルリンドウ(リンドウ科)









    ヒナノウスツボ
      (ゴマノハグサ科)





   マネキグサ(シソ科)



 ツルニンジン蕾(キキョウ科)



    シシウド(セリ科)





 アレチヌスビトハギ(マメ科)



 クチベニタケ(クチベニタケ科)



  生まれたて
  カラスウリの果実(ウリ科)




  2週間ほどたつと、
  こんなに大きくなります。




   これが花です。



  秋になると、恥ずかしそう
  に
赤く染まります。
  (この写真は昨年の撮影)




   メマツヨイグサにまとわり
   付くガガイモ。




   カワチブシ(キンポウゲ科)



   ハダカホオズキ(ナス科)



  
  (番外編です)
  タニジャコウソウ(シソ科)
  金剛山ではありませんが、
  近くのお山で撮りました。







 デジブック
 「金剛山四季の花夏⑥」を発表
 しております。 
 お立寄り、お待ちしております。
      
               (2017
・8・31)




















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富田林寺内町燈路、見に行ってきました!

2017年08月27日 02時10分42秒 | 寺内町

 富田林寺内町燈路を見に行っ
 てきました。
 今回で14回目を迎えたそうです
 が、私は初めての訪問です。





  それぞれの願いや思いを込め
  た絵や文字が書かれた灯ろう
  が、
古い町並みに置かれ、点火
  を待ちます。

  その数は、千基だそうです。



  灯が入れられ、辺りも暗く
  なってきました、、、






























  レンズの選定を誤り、写真
  はもう一つですが、古い町
  並みを包む、幻想的な世
  界には、タップリと浸って
  きました。




              (2017・8・27)



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ミヤマウズラ(深山鶉)

2017年08月22日 22時07分59秒 | 金剛山の山野草

  暑い日が続きますね。
  金剛山ではミヤマウズラや
  アキギリなど、秋の花が咲き
  始めました。



  ミヤマウズラ(ラン科)
  鳥が翼を広げたような形の花
  を、同じ方向に咲かせます。
  常緑多年草。




   この付近に10株ほどあったの
   ですが、全部花茎の途中から
   折れてしまっていました。

   何故?虫にやられたのかな?






 葉の白い斑が、ウズラの羽の
 模様に似ているところから、こ
 の名がついたそうです。
 斑は個体によって違いがあり
 特に綺麗なのは「錦蘭」とよば
 れ、珍重されています。




   勢いよく伸びた花柄。







  カワチブシ(トリカブト)
       キンポウゲ科




 ツリフネソウ(ツリフネソウ科)



   アキギリ(シソ科)



 シギンカラマツ(キンポウゲ科)




  ガンクビソウ(キク科)



   ミチヤナギ(タデ科)



 
クマノミズキの果実(ミズキ科)
 果実が熟すと、野鳥が実を食
 べにきます。
 今年はどんな鳥が来てくれる
 のかな? 楽しみです、、、。




   オオバクサフジ(マメ科)



   ノコンギク(キク科)



   ボタンヅル(キンポウゲ科)



   シャクジョウソウ
       (シャクジョウソウ科)


   キノコのように見えますが、
   腐生植物です。




   コフウロ(フウロソウ科)



   ガガイモ(ガガイモ科)



    ヒメヤブラン(キジカクシ科)



 暑い、暑い、、、水を求めて?



              (2017・8・22)





















   














ツカモトハコベ(金剛山の新種ハコベ)

2017年08月18日 01時14分44秒 | 金剛山の山野草

 金剛山でハコベの新種が
 見つかりました。
 お名前はツカモトハコベです。
 愛知教育大学の芦沢俊介教
  授が論文も発表されています。
 可愛がって下さいね。

 ツカモトハコベ
 (ナデシコ科ハコベ属)
 5月頃に芽を出し始めます。
 生育しているのは沢沿い、
 湿った林道脇、山の斜面な
 どです。多年草。






    現在、愛知県、三重県、
   奈良県、大阪府でしか見
   つかっていないそうです。



 他所では6~7月が花期ですが
 金剛山では10月までと、花期
 が長いそうです。
 形態的に少し違うところがあるよう
 ですね。



 実はこのハコベ、私が所属し
 ております
 「金剛山の植物に親しむ会」
 のMさんが、1995年に見つけ
 ておられたのですが、調べて
 も調べても名前が分からなか
 ったそうで、

  「名前を付けて頂き、20年間
  の胸のつかえが取れました」

 と、愛おしげにツカモトハコベ
 にカメラを向けられていました。

 芦沢教授らも金剛山に足を運
 ばれ、Mさんと一緒に確認さ
 れています。
 



  私も色々と教えて頂き、知っ
  たかぶりをしております。






    種子が大きくなってくると、、、

  

  種子の成長と共に、上を向い
  ていた花柄が、地面
に向かっ
  てグングン伸びていき
ます。





 地面にまで花柄を伸ばすのは、
 子孫を絶やさないため、確実に
 種を土の中に混入させようとの
 狙いがあるのでは?




 少し色がついてきましたので
 間もなくサク裂、、、?



   タカサゴユリ(ユリ科)



   ヤブラン(ユリ科)



   ハキダメギク(キク科)



   サオトメバナ(アカネ科)



   ヤマノイモ(ヤマノイモ科)



 アケボノシュスラン(ラン科)
 様子を探りに行って来ました
 が、もう少し時間が必要。




  可愛いカラスウリの果実、
  沢からの涼風に、
  ユラリ、ユラリ、、、



   アメリカタカサブロウ(キク科)



               (2017・8・18)































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ノギラン

2017年08月14日 00時17分42秒 | 金剛山の山野草
   ノギランを撮ってきました。
   金剛山ではあまり話題に
   のぼらない花のように思う
   のですが、人気がないの
   かな?
   総状花ですが、一つ一つ
   見ると、可愛い花ですよ。


   ノギラン(ユリ科)



   穂状に小さな花を多数、
   咲かせます。






 花は下から咲いていきます。
 ショウジョウバカマの葉によく
 似ていますが、ノギランは葉
 が細いです。




   ゲンノショウコ(フウロソウ科)



 ヤマジノホトトギス(ユリ科)



  ヤマシャクヤクの果実
        (ボタン科)




   ヒメチドメ(セリ科)
   花が2㍉と極小。はいつく
   ばって撮りました。
  



   ノササゲ(マメ科)



  シラキの果実(トウザイグサ科)



   ムラサキエノコロ(イネ科)



   ベニナギナタダケ
      (シロソウメンタケ科)




   イワタバコ(イワタバコ科)
   妙見谷のイワタバコ、
   見頃です!




  先日、紹介致しましたモミジ
 カラスウリの果実、こんなに
 立派になっていました。




番外編) 
 琵琶湖の西側、比叡山の麓に
 連なる、仰木の棚田を見に行
 ってきました。






 今の時季、訪れる人は少ない
 ですが、稲穂が黄金色に染ま
 ってくると、美しい棚田風景を
 見ようと、大賑わいになるそう
 です。









 比叡山西塔地域・釈迦堂裏
 に鎮座する「弥勒石仏」。
 高さ2・5㍍、鎌倉初期の作。
 信長の比叡山焼き討ちの時
 焼けたそうで、広背が欠けて
 いるのは、その時に破損した
 のではと、考えられています。



  皆さんよくご存じの浮御堂。
  近くまで来ましたので、久し
  振りに立ち寄ってきました。




              (2017・8・14)