金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

友ヶ島砲台跡探訪(今も残るレンガ造りの弾薬庫)

2018年06月26日 23時48分26秒 | 戦争遺跡

 友ヶ島砲台跡とは、、、
 明治時代、外国艦隊の大阪湾侵
 入を阻止する狙いで、淡路島の
  由良、和歌山県の加太、友ヶ島
 などに設けられ

 由良要塞群の一つ。
 
 当時のレンガ造りの弾薬庫など
 が、廃墟のように残っていて、
 「インスタ映えする」と今、注目
 を集めている、要塞の島です。



 要塞に取り付けられたのは、
 この28㌢榴弾砲。

 日露戦争で活躍した海岸砲。
 (他に27㌢カノン砲なども)




 曲射弾道で、艦船の甲板に着弾
 させ、艦を破壊します。



 第3砲台跡。
 水溜りになっている場所が
 砲座跡です。




 砲台は2門ごとに仕切られ、
 各砲台とはトンネルの通路
 で、つながっています。




 右側のトンネルの中に入って
 みました。



 トンネルの中は、足元も見えな
 い、真っ暗闇。
 トンネル内の弾薬庫跡などを
 見学しょうと思えば、懐中電灯
 は必需品です。
 (スマホの灯りを利用している人
 もいました)






 後ろを振り返って見ると、、、



 地下にはこのような所が多数
 設けられていて、すべて通路
 でつながっていました。




 弾薬庫跡。
 戦時中、友ヶ島は要塞の秘密を
 守るため、地図からも消され、
 一般人が島に渡るのも禁止
 だったそうです。




 トンネルを抜けた、隣の砲座跡。
 大砲群は昭和20年の終戦時ま
 で、紀淡海峡防備の任につい
 ていましたが、一度も使用されな
 かったそうです。




 第2砲台跡。
 この砲台は、終戦時に爆破され
 たそうで、
第1、2砲座は完全に
 破壊。第3、4砲座は半壊状態
 で残っています。
 この砲台跡は立ち入り禁止です。








 完全破壊の第1、2砲座付近。





 半壊状態の第3、4砲座跡。



 正面の海は、紀淡海峡。



 友ヶ島灯台
 明治5年に出来た、洋風建築
 の灯台。現在もお仕事続行中
 船の安全を守っています。



 灯台の近くを日本標準時
 子午線が通っています。




 第1砲台跡
 この砲台跡も、立ち入りは禁止
 されています。








 見晴らしの良い高台に設けら
 れた観測所跡。
 着弾点の観測などをする所だ
 ったそうですが、今は樹木が
 生い茂り、、、




 観察窓からは、紀淡海峡は見
 えませんでした。



 しかし、こういったものがほぼ
 完全な姿で残っているのは、
 日本では珍しいそうです。



 旧海軍聴音所跡。




 建物内はこんな状態でした。





 炊事場跡らしきものも、、、





 第3砲台跡。
 島内に6カ所ある砲台跡の中で
 最大の規模を誇ります。








 

 半壊状態の建物もあり、要注意。





 これは将校宿舎跡。



 中はボロボロでした。









 砲座跡は草に覆われていました。



 弾薬支庫



 帰り道、加太の深山砲台跡に
 も、寄ってきました。





 構造的には友ケ島と同じ様式。









 砲座跡もありました。



 私は、思い出せないほど昔、
 一度訪れたことがあるのですが
 その時は確か入れた場所が、
 今回は立ち入り禁止に…。
 
 長年、風雨にさらされ、傷みが激
 く、危険になってきたのでしょうね。
 いつかは、どれもが立ち入り禁止
 に、、、なる日がくるのかな?



 友ヶ島とは地ノ島、沖ノ島、神島、
 虎島などの島群の総称です。
 砲台跡がある沖ノ島へは、
 加太港から友ヶ島汽船で
 20分ぐらい。
 料金は往復2000円です。
 
 











 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホタルブクロ、アジサイなど

2018年06月16日 20時43分21秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

 梅雨期に入るとキノコが
  ニョキ、ニョキ。

 名前は分かりませんが、
 きょうはこ
んなキノコに
 出会えました。










 ホタルブクロ(キキョウ科)
 全国の山野に自生する多年草。
 梅雨時に咲くので、アメフリバ
 ナや、花の形から
チョウチンバ
 ナ、アンドンバナなどの別名が

 付けられています。






  関西は白、関東は赤紫色が
  多いそうです。






 シジミチョウ(シジミチョウ科)



 テイカカズラ
  (キョウチクトウ科)




 マタタビ(マタタビ科)



 自宅近くのお寺さん「延命寺」
 のアジサイです。
 株数も、種類も多くはありませ
 んが、のんびりアジサイが楽し
 めます。


























 我が家の庭の梅の木、今年も
 そこそこ、実をつけてくれまし
 た。少し買い足し、果樹酒に
 仕上げるつもりです。






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大神神社(三輪明神)のササユリ

2018年06月10日 00時28分18秒 | ササユリ


 見頃を迎えている、ササユリ
 を見に行ってきました。 
 所は奈良県桜井市三輪の
 「大神神社」のささゆり園。
 
 梅雨の蒸し暑さも忘れ、ササ
 ユリの甘い香りに包まれなが
 ら、撮りまくってきました。
 ササユリ(ユリ科)は、
     日本固有のユリです。

 
 二の鳥居前の駐車場に車を入
 れ、お目当てのささゆり園へ、、、
       (駐車は無料でした)



 まず拝殿に手を合わせます。
 この拝殿は寛文四年に、四代
 将軍・家綱が再建。
 重要文化財に指定されています





 昔は三輪の里山にも、自然の
 ササユリがたくさん咲いていた
 そうですが、環境の変化や、
 乱獲などで数を減らし、大神
 神社では、有志の方たちが、
 種から育てられています。
 
 







 発芽から開花まで、6年もの
 歳月が必要だそうですが、
 今では、ささゆり園や大美和
 の杜を中心に、三千本もの
 ササユリが楽しめるそうです。











 柵が設けてあるのは、イノシシか
 らササユリを守るため。
 ユリ根はイノシシの大好物とか。







 大神神社の御神体「三輪山」
 神々の宿る神聖なお山として
 古くから崇められてきました。



 大美和の杜展望台からの
 奈良盆地の眺望。
 耳成山、畝傍山、天香久山の
 大和三山なども、一望できます。
 右手に「大鳥居」も見えます。



  撮影も一段落。遅いお昼を食
 べることになり、何食べよか?
 三輪と言えば「素麺」の本場。
 当然、これと違うん、、、




 、、、と言うことで、
 「冷やしそうめん」に決定。
 蒸し暑い中での撮影後の
 よく冷えたそうめんは、
 最高のごちそうでした。




 大神神社の御朱印。



 いつもご覧いただきまして
      ありがとうございます。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本棚田百選・下赤阪の棚田

2018年06月04日 23時56分24秒 | 棚田

 久し振りに下赤阪の棚田の
 様子を見に行って来ました。
 すでに田植えを終えた田ん
 ぼ、田植え中
や準備中など
 さまざまでした。
 今年も秋の収穫まで、足を
 運びたいと思っています。






 機械が入らない所は、手作業で。







 帰りに「にがらべ花菖蒲園」
 にも立ち寄ってみ
ました。
 ちょうど、見頃を迎えていま
 した!








 ササユリが
 甘い香りを漂わせていました。










 ウツボグサ(シソ科)



 ユキノシタ(ユキノシタ科)



 ツボミが可愛かったので、つい
 パチリ。
 実際はもっと良かったのですが
 写真に撮ると、もうひとつで。
 いつもの事ながら、ですが…。




 コモチマンネングサ
     (ベンケイソウ科)




 コマツナギ(マメ科)



 ムラサキカタバミ(カタバミ科)



  ハキダメギク(キク科)


 アカバナユウゲショウの白花。
 白花種もあると、耳にはして
 いましたが、目にするのはこ
 れが初めて。
 やっと、出会えました。
 


  ニワゼキショウ(アヤメ科)
 明治時代に北米から入っ
 てきた、帰化植物。
 野生化し、大繁殖中。




 雑草化し、嫌われているよう
 ですが、元々は観賞用として
 日本に入ってきただけに、
 よく見ると、可愛いですよ。




 クモキリソウ(ラン科)



 コナスビ(サクラソウ科)



 クモキリソウを撮影中、地面が
 もこもこと盛り上がってきました。
 頭らしきものも、見え隠れ。
 何や、これは
?? 
 待つこと20分余り。姿を現した
 のは、この子でした。
 こんにちは。君は誰ですか?
 (セミだと思いますが、上手に
 ふ化できたかな)




 赤阪の消防署のお隣に、新し
 い駐車場が出来ました。
 下赤阪の棚田、下赤阪城址ま
 で10分ぐらいです。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする