金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

サクラタデ&コシオガマ

2015年09月29日 21時10分51秒 | 金剛山の山野草

 サクラタデ(タデ科)が咲き始めました。

サクラタデは雌雄異株。
花びらに見えるのは萼片

名の由来はタデ科の仲間で、花の姿が
桜によく似ているところからの名です。

高さは50~1㍍。地下茎を横に伸ばして
増えていき、繁殖力はおう盛。

 

 ヒヨドリジョウゴ(ナス科)

 スズメウリ(ウリ科)



オオヒキヨモギ(ゴマノハグサ科)

 ツルリンドウ果実(リンドウ科)

 コシオガマ(ゴマノハグサ科)

金剛山では秋を代表する花の一つ。
私も開花を待ちわびていた一人です。

しかし、年々数を減らしてきているのは、
少し気になるところ。

 



キクバヤマボクチ(キク科)


一輪だけ咲いていました。
これからが本番。

 

 
クサアジサイ(ユキノシタ科)


この時季に、まだこんなに綺麗なクサアジサイが
咲いていました。(妙見谷で)

 
サラシナショウマ(キンポウゲ科)


園地で開花が始まりました。

 

 
レイジンソウ(キンポウゲ科)


こちらも園地で見頃を迎えています。 

 アキチョウジ(シソ科)

 

 
白色のアキチョウジ。


通常のアキチョウジに混じって、
時々、目にします。

 

 (2015・9・29)

 

 

 

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実りの秋!下赤阪棚田と彼岸花

2015年09月25日 00時12分51秒 | 棚田風景

 下赤阪(大阪府千早赤阪村)の棚田が、
実りの秋を迎えようとしています。

稲穂が深くこうべを垂れ、
黄金色に輝き出しました。

今年の出来はまずまずだそうで、
しばらくはのどかな田園風景を
楽しませてくれます。

 

 

     この場所は、私が好きなポイントの一つです。

 

直売所前(バス道)から見上げた棚田。

稲刈りは普通は、 10月に入ってからですが、
もうすませた所も。

早稲種ですかね…。

 

雑草に覆われた場所も、以前は棚田でした。
今は作り手がなく、荒れ放題。

昨年までは金剛山からの爽やかな秋風に
稲穂が波打っていた棚田が、

今年は放置され、雑草任せの休耕田
になっている所もありました。

 彼岸花も稲穂に花を添えるように、
咲き誇っていました。

 





もうお忘れでは? あの電気柵のことを…。
 

棚田の周辺にも、張り巡らされていました。

くれぐれもご注意を…。

 




取り入れは早い所では今月末ぐらいから始まりますが、
本格的には10月に入ってから。

人手の関係で、土・日が多いようです。


 

     いつもご覧いただきまして、
             ありがとうございます
                                                                       (2015・9・25)
                                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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白いツリフネソウ

2015年09月22日 00時13分37秒 | 金剛山の山野草

      金剛山は今、ツリフネソウの最盛期を迎えています。

     どのコースを使っても、ほぼ間違いなく赤紫色の、

     ツリフネソウに出会えると思います。

     この赤紫色の中に、まれに白色のツリフネソウが

     混じっていることがあります。

     一度探してみて下さい。



     この写真は通常のツリフネソウ。

     寺谷で撮りました。





     
     これがシロバナツリフネソウ(ツリフネソウ科)です。

     二株咲いていました。

     
 

 



     
    
     
ジンジソウ(ユキノシタ科)

     名の由来は、下方に伸びる2枚の長い花びらが、

           漢字の「人」

     と言う字のように見えるところから、名付け

     られたそうです。

         ミゾソバ(タデ科)

     ナンバンハコベ(ナデシコ科)

 

     セトウチホトトギス(ユリ科)

     この花を初めて見た時、花被片が水平に開いているので、

     ヤマジノホトトギス、、、と勘違いしました。




     セトウチホトトギスは、花弁の中心部が黄色く、

     花柱にも紫斑があり、

     ヤマジノホトトギスとの違いは直ぐ分かりますよ。


      ハシカグサ(アカネ科)



     ヒキオコシ(シソ科)



     ミョウガ(ショウガ科)

 

     マルバルコウ(ヒルガオ科)

     ヤハズソウ(マメ科)

    名の由来は、葉のどこをちぎっても

   「ヤハズ」の形になるところから。

      アメリカタカサブロウ(キク科)

      ノビル(ユリ科)

      サネカズラ(マツブサ科)

     フシグロ(ナデシコ科)

 

     アメリカイヌホオズキ(ナス科)

     北アメリカ原産の帰化植物。

     シラネセンキュウ(セリ科)

 
     園地周辺で、ドングリころころが始まりました。


     「ちはや星と自然のミュージアム」の展示写真 、

           夏⇒秋に入れ替えました。

     お立寄り、お待ちしております。

                                                               (2015・9・22)

 

 

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ツリフネソウ最盛期!

2015年09月17日 00時40分35秒 | 金剛山の山野草

      4~5日前、2~3輪しか咲いていなかった赤阪村周辺の彼岸花。
     きょう青崩に向かう途中、立ち寄ってみると、
     一面彼岸花だらけ。

     まだ全体的に見ると、彼岸花本番とは言えませんが、
     改めて「秋」を感じさせられる情景でした。

 

 

     ニシキギ(ニシキギ科)

     もう少し時間が経つと、名前(錦木)通り、
     実も葉も赤く染まり、
     きれいな紅葉を見せてくれます。



     アケボノソウ(リンドウ科)

 

     ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

     只今、金剛山では紅紫色のツリフネソウ真っ盛り。
     1年草のため、少しでも多くの子孫を残すため、
     数多くの花を咲かせ、果実を確実に実らせます。

     熟した果実は、種子を弾き飛ばし、
     親木は枯れてしまいます。




     これはシッポ?の先にある「距」。ここに蜜を溜め、

     虫を誘い込みます。

     しかし、入り口から渦巻き状の蜜壺までは長く、
     ここまで届く口を持った昆虫が いるのでしょうか?

     おりました、、、名前はトラマルハナバチ君です。
     ツリフネソウの蜜が大好物で、
     細い針のような長い口で、蜜を吸い上げます。

     ついでに花粉を運搬、
     花と昆虫の持ちつ持たれつ、長いお付き合い!


     思わず一粒、つまみたくなるような、
     ユキザサの真っ赤な果実。



     ツリバナ(ニシキギ科)     


     早くから目をつけていたツリバナ。何度目かの訪問で、
     ちょうど実が飛び出たタイミングで撮れました。

 

     先日アップしました「神秘的!カラスウリの開花」
     の撮影をした
所を覗いて見ますと、
     早くもカラスウリの小さな実が、風に揺れていました。


     園地のナンバンギセル、開花しました。
     残りのツボミも、順次開いていくと思います。

     覗いて見て下さい。しばらくは楽しめますよ。

        ネコハギ(マメ科)
      ナンバンギセルの周辺には、ネコハギや、、、


     このフシグロ(ナデシコ科)なども咲いていますので、
     お見逃しなく。

      アキチョウジ(シソ科)



     コガンピ(ジンチョウゲ科)

                                          

                                                   (2015・9・17)

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アケボノシュスラン

2015年09月13日 00時33分26秒 | 金剛山の山野草

      金剛山に向かってバイクで走行中、
     今年初めての彼岸花を見つけました。

     
     この彼岸花にカメラを向け、ピント合わせをしていると、

     雑木林の中から突然、鶏が飛び出てきました。
     それも6羽も…。

     なんで人家から離れた、こんなところに鶏がいるんやろ?
     (どうも烏骨鶏らしい)


     飼い主の元から集団脱走?
     それとも捨てられたのか…?

     謎の鳥集団でした。

 

 
     今年初めて、私が目にした彼岸花。
     彼岸花を
見ると 秋 を実感!


 

      キセワタ(シソ科)

      私が知る限り、金剛山でこの一株だけ。
      いつまでも咲き続けて欲しい一株君!


 


     アケボノソウ(リンドウ科)

     谷筋の群生地で、開花が始まりました。


     ツルニンジン(キキョウ科)

 

      アケボノシュスラン(ラン科)

     まだちょっと早いかな、と思いながらも見に行くと、
     なんと開花していました。

     金剛山のアケボノシュスランは白色が多いが、
     薄くピンク色を帯びる花もあります。


 


     それではと、アケボノシュスランの他の群生地にも、
     足を運んでみると、
     ここも開花していました。

     ここのは真っ白。

 
     ジャコウソウ(シソ科)

     ピンク色の花は綺麗だが、開花後、
     2~3日でポロリ。

     せっかく咲いたのに、
     もう少し長くとは、いかないものなのかな、、、。


      アキギリ(シソ科)

     ヒルガオ (ヒルガオ科)

      ヤマホトトギス(ユリ科)

     ナンバンハコベの「つぼみ」です。

 

      ツルボ(ユリ科)

 

     ノブドウ(ノブドウ科)

     ヤマブドウと違って、果実は食べられませんが、
     鳥にとってはご馳走らしい。


      ノダケ(セリ科)

      ノササゲ(マメ科)

 

      アレチヌスビトハギ(マメ科)

     北米原産の帰化植物。

 

      センニンソウ(キンポウゲ科)

      ヤマボウシの果実

 
     ミカエリソウ(シソ科)

     このミカエリソウの花と葉、両方写真向きの株を見つけるのは、
     ひと
苦労。

     ほとんどの葉が虫に食べられ、穴ボコだらけ。
     虫さんにとっては、極上ランチ?


      ヤブマメ(マメ科)

 

 
     カリガネソウ(シソ科)

     園地のカリガネソウ、開花中。

      ガマズミの果実。

     
      マツオウジ(ヒラタケ科)

      園地でマツオウジを見ました。
     マツ科の倒木や、切り株によく生えるキノコ。

     食べられるようですが、体質により消化器系の
     中毒症状が出る人もいるようですので要注意。


                                               (2015・9・13)

 

 

 

 

 

 

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