金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

ゴジュウカラ、ヤマガラなどの野鳥

2023年02月26日 17時19分43秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

花粉症の私にとって、憂鬱な
時節になりました。山に入る
とクシャミに、お目めショボ
ショボ。空中に舞い散る、杉
花粉にボロボロです。野鳥は
何ともないんかいな、、、
(撮影地・金剛山、近つ飛鳥
風土記の丘、錦織公園、延
命寺)


風が吹くと煙のようになり、
空中に花粉をふりまき、
私を困らせる悪いやつ。

ゴジュウカラ
   (ゴジュウカラ科)

頭を下にして逆さのまま、ブ
ナなどの幹を降りることが出
来る、唯一の鳥。

ヤマガラ(シジュウカラ科)

コガラ(シジュウカラ科)
「皆さん初めまして‼」
コガラ君のご挨拶です。

冬季はヤマガラなど、他の小
鳥の混群に混じって、行動す
ることが多い。

コゲラ(キツツキ科)

幹の下から上に移動しながら
昆虫などを捕らえる。

ルリビタキ(雄・ツグミ科)

ルリビタキ(雌)

メジロ(メジロ科)

ジョウビタキ(ツグミ科)

イソヒヨドリ(雌・ツグミ科)
最近では住宅街でも巣作り。
私の家にもマンリョウの赤い
実を食べに飛来、丸坊主にし
て飛び去って行きます。

獲物を狙う、怖いお兄さん

























近つ飛鳥の梅林



自宅裏から見た、2月25日の
金剛山。









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もうすぐかな、、、春! 

2023年02月19日 10時44分43秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

昨夜から強風が吹き荒れ、寒
そうやなと思いながら、外に
出てみると、冬の冷たい風で
はなく、風が暖かく感じられま
した。春が近くまで来ている
んやな、、、
金剛山の麓・千早赤阪村に住

む知人から「福寿草が咲き始
めたで」と、メールをもらい、さ
っそく
出かけてきました。



フクジュソウ(キンポウゲ科)
知人宅の福寿草は、太陽を浴
び目一杯、開いていました。

ここからは金剛山・ちはや園
地のフクジュソウです。
園地でも12日頃から開花が始
まり、これからが楽しみ!

日陰に入ると、先日の雪が少
し残っていました。






マンサク(マンサク科)

アカマンサク

ユキワリイチゲ
   (キンポウゲ科)



フラサバソウ(オオバコ科)



ヤブツバキ(ツバキ科)

ジャノヒゲ(キジカクシ科)

キチジョウソウ果実
  (クサスギカズラ科)
   
カラスウリ果実の、ドラ
イフラワー?

イズミカンアオイ(ウマノス
ズクサ科・槇尾山で撮影)






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五條新町ぶらり!②(奈良県五條市)

2023年02月13日 08時20分46秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

重みのある古い民家が残る
五條新町巡りの2回目は、
栗山家(五條市指定文化財)
から、、、
1回目に登場の重要文化財
栗山家住宅と共に、元禄の
大火から焼失を免れた、元
禄9年の棟札を持つ、大型
町家。
外見は平屋ですが、
階もある単層造り。
ただ二階部分は天井は低く、
明り取りの小窓がある、屋根
裏部屋的なイメージの造り。
物置などに使われることが、
多かったようです。

江戸時代~明治の後半まで、
このような建築様式が用いら
れてきました。普通の二階建
てでなく、中二階のようにした
のは、なぜ?

本格的な二階建てでは、町人
が武士を見下ろす、とされた
ためでした。大正期に入ると
通常の二階建て工法に変わ
り、新町では両方の二階建て
を、見ることが出来ます。


宝満寺。大正時代に建てられ
た、入母屋造りの本堂の大屋

根は圧巻。

この魅力的な、町並みを作っ
たのは、関ケ原の戦いでの功
績によって、1万石余の大名
としてこの地に入った、松倉
重政と言う名のお殿様。

重政は吉野川と並行する道路
に沿った町割りを行い、新町
を誕生させました。ここに商
人が集まるように、年貢諸役
を免除し、新町繁栄の基礎
を築きました。


重政は島原藩へ国替えになり
ますが、国替え後も地
元の人
々は重政に感謝。祭り
などを
行っていたことが、記
録として
残されています。


旅宿・やなせ屋。町家の離れ
と土蔵を、一棟貸しの宿泊施
設に改造した、モダンなお宿。

これは「書状集箱」と言い、
明治4年、郵便創業当時に
使用されていたものと同じ
型のポスト。
町並みに合わせて、設置さ
れています。もちろん、現
役ですよ。

こちらも町並みに合わせ、目
立たないように、〒受け。


五條源兵衛 大型町家を和風
レストランに改修。朝摘み野
菜や果物など、地元の旬の食
材を使った料理が、楽しめるそ
うですよ。




五條新町には街道と並行して
吉野川(和歌山県に入ると紀
の川)五條新町を横切るよう
に西川、東浄川、寿命川が流
れ込み、たびたび大水害に見
舞われてきました。
水害に打ち勝つために設けら
れたのが、石垣でした。石垣
には玉石を野積みにしたもの
と↓

切石を乱石積みにしたものと、
2種類の石垣があり、今も水
害か
ら町を守っています↓



お食事処・山直
明治15年創業の食堂。私は
かったので、鍋焼きうどん
を注文
しました。体がぬくも
りま
した。

昔、船着き場があった場所

この案内書きがなければ、見
落とすところでした。

現在も当時の面影を色濃く
残す五條新町、まだまだ見
る所はたくさんありますが、
ひとまずこの辺で、、、
長々とお付き合い、ありがと
うござい
ました。







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五條新町ぶらり!①(奈良県五條市)  

2023年02月06日 22時04分45秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

前回「幻の五新鉄道」で少し触
れました、江戸時代の町並み
が残る商家町「五條新町」に
足を運んできました。

山本本家。町家の酒屋さん!
宝永7年の創業と伝えられる
造り酒屋。看板商品は、金剛
山の伏流水の井戸水を、仕
込みに使った清酒「松の友」
だそうですよ。お酒のお好き
な貴方、いかがですか!
徳利形の看板も、面白い。


五條新町は、江戸時代~昭和
にかけての、建造物が建ち並
び、各時代の様子を見ること
が出来る商家町。今も町家は
生活の場として、使われてい
ます。

中にはカフェや、レストラン、
旅館などに改修された、町家
もあります。

明治22年建築の町家を、鉄道
ジオラマなどを展示・販売す
る模型店に改修した、ジオラ
マ工房YN。

柿本家住宅
大正元年の建築。黒漆喰塗り
の壁、2階の土蔵風の両開き
戸など、大正時代の息吹が伝
わる町家。

袖壁(袖卯建・そでうだつ)
火災の時、隣家への延焼を防ぐ
ため設けられていますが、装飾
的な意味合いもあるようです。

縦格子を漆喰で塗りこめた虫
籠窓(むしこまど)虫籠に似て
いるのが、名の由来。四隅に丸
みをつけたものもあります。

かまどの煙を出す「煙出し」

すりあげ戸

日本最古の民家・栗山家住宅。
慶長12年の棟札が残され、建
築年代が明らかな民家では、
日本最古。
入母屋造り、本瓦葺の反りの
強い屋根が、大迫力。あまり
にも大きすぎ、私のカメラで
は全体がとらえ切れず、右側
の部分が少し切れてしまいま
した。(重要文化財)

中家住宅(奈良県指定文化財)
元禄16年に町家を多く焼失す
す大火がありました。中家は
火災の翌年(宝永元年)に建て
られましたが、二階壁面には
窓を作らず、軒裏まで漆喰で
塗り固められた、防火対策仕
様の町家です。

井口堂薬局。享保元年創業の
お薬屋さん。元禄17年の棟札
があり、手は入れられている
が、創業当時からの建物と、
思われます。


櫻井写真館。昭和10年に建築
された、旧五條信用組合の建
物。古い町家と、斬新な西洋
建築のとりあわせ、結構マッ
チしてましたよ。

こんな看板も、古い町並みの
脇を固めていました



幻の五新鉄道遺構・新町高架
橋。奈良県五條~和歌山県新
宮市を結ぶ鉄道計画、開通の
夢はかないませんでしたが、
遺構は各所の残っています。

次回もう一回、続きます。















































































































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