丹波路に春を告げる「セツブンソウ」を見に行きませんかと、
声を掛けて頂き、厚かましくご一緒させて貰いました。
目的地は丹波市青垣町周辺、、、。
地元の方のお話では、この辺りには昔はセツブンソウの群生地が
たくさんあったそうですが、スギやヒノキの植林が始まるとセツブン
ソウにとどまらず、他の山野草の姿も消えてしまったそうです。
ところが、山の所有者がヒノキ、スギを伐採。すると日当たりが良
くなり、山野草がよみがえったそうです。
せっかく素晴らしいセツブンソウの自生地があるのだから、多く
の人に楽しんで貰いたいと、町おこしも兼ね2014年から公開さ
れるようになりました。
セツブンソウの開花状況を知るため、まず「青垣いきものふれあいの里」
を訪ねると、ここはまだポツリ、ポツリ。
遠阪が現在見頃だと教えてもらい、 さっそくそちらの方へ。
こんなのも見せてもらいました。
オオアカウキクサ(アカウキクサ科)。
水生シダ植物。浮遊性の水草です。
軒下にスズメバチの巣が、四つもぶら下がっていました。
この山のすそのに、群生地がありました。
セツブンソウ(キンポウゲ科)
日本原産の植物。
公開期間は3月6日まで。私有地のため
3月6日以降は立ち入りは禁止になります。
駐車場は無料。仮設トイレも設けてあります。
梅の花もほころび始めていました。
ご一緒させていただきました皆さま、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
(2016・2・20)