金剛山頂上付近の紅葉状況です。
花、草木の果実と共にご覧下さい。
(紅葉の撮影日はすべて10月30日です)
ブナ林も黄色く染まってきました。
シマカンギク(キク科)
開花が始まっています。
ハダカホオズキ(ナス科)
アマチャヅル(ウリ科)
カラスウリ(ウリ科)
リュウノヒゲ
秋が深まってくると果実は緑色から
濃紫色に変わっていきます。
サトイモ科のマムシグサ(通称)
マタタビ(マタタビ科)
サルトリイバラ(サルトリイバラ科)
ツルアリドオシ(アカネ科)
ヤクシソウ(キク科)
アカネ(アカネ科)
熟した状態のアカネ
イヌコウジュ(シソ科)
オオケタデ(タデ科) 植栽種。
金剛山に向かってバイクを走らせていると、
観心寺近くの道路脇に
ちょこんとかぼちゃのランタン。
Trick or Treat!
(2016・10・30)
太平洋戦争中、川崎重工業が開発した
三式戦闘機「飛燕」が生まれた故郷・川重
岐阜工場で修復・復元され、実機公開中です。
この機は知覧特攻平和会館に展示されていた
飛燕Ⅱ型改試作17号機。
飛燕Ⅱ型のベースとなった機体で、
近代化産業遺産群に認定された航空遺産。
飛燕は長さ9㍍、幅約12㍍、高さ約3・5㍍、
重さ3・8トン。
初飛行は1941年。川重の前身の一つ、
川崎航空機工業が開発。
太平洋戦争中、3千機作られたそうです。
飛燕の設計図などは、戦後の混乱で焼却
されてしまい、ほとんどないそうです。
機体そのものも、国内でこの17号機のみ。
世界的にも希少。
ちなみに、この17号機がベースになった
飛燕Ⅱ型は、高出力化し、機体を大改修
したため、性能が大幅アップ。
しかしその分、高度な製造技術と整備力
が求められ、生産機数は99機どまり。
知覧特攻平和会館に展示されていた時の17号機。
1986年から展示が始まり、昨年夏、修復のため29年
振りに、川崎重工岐阜工場に送り出されました。
建物内に展示されていたため、機体に
傷をつけないように運び出すのにひと
苦労されたようです。
川崎重工岐阜工場に到着、すぐに破損か所の
修復、欠損部の復元作業が始まりました。
作業に携わったのは、川重の有志の社員さんたち。
戦時中、各務原上空を飛行する「飛燕」
17号機に搭載されていた実物の
「ハ140発動機」
大人気のコクピットモデルも登場。
この17号機、知覧で展示されていた時に、
何度か足を運びましたが、迷彩色に塗装
され、プラモデルみたいに感じました。
今日、神戸で見た飛燕は液冷エンジン
独特のスマートさに加え、今にも飛び
出しそうな力強さに感動!
知覧で目にした機体とは思えませんで
した。まるで別機みたい。
もう一度、飛燕が大空を舞うところが見てみたい。
川重の皆さん、何とかなりません…。
飛燕実機が公開展示されている
神戸ポートターミナル大ホール。
開催期間は11月3日まで。
入場は無料です。
川崎重工創立120周年記念展で頂きました
パンフ、会場展示資料を使わせて頂きました。
ありがとうございました。
(2016・10・28)
本日は金剛山紅葉状況のお知らせが
メインですが、その前に少しお時間を、、、
この三態の写真をご覧いただけませんか。
10月21日、ウサギ君の撮影が出来ました。
ちはや園地・四季の谷で昼食中、
野鳥を撮影中の知人T氏が、ひとさし指を
口に当て、私を手招き。
そっと近づいてみると、ウサギ君が私たちを
無視し、盛んに草を食べていました。
何度かウサギと鉢合わせしていますが、
人の姿を見ると素早く、笹薮などに逃げ
られ、証拠写真ばかり。
ところがこのウサギ君、カメラを向けても逃
げる気配はまったくなし。
お好きなだけお撮り下さい状態。
このウサちゃん、私をよほど気に入ってくれたのか?
30分ほども付近をウロウロ。しかも至近距離で、、、。
長年金剛山に登っているが、こんなこと初めてやな。
座り込んでうとうと。
お腹がいっぱいになり、眠くなったのかな?
次は、飼い主さんにおんぶされた
猫のシャインちゃん。
お歳は女性ですので内緒と言うことで。
22日、寺谷の水飲み場で出会いました。
目がとても綺麗なシャインちゃん、
聞けば金剛山の常連さんとか、、、。
おとなしく、逃げたりはしないそうで、
写真を撮らせてと、カメラを向けると
「こんなポーズでいかがかニャ~ン」と、
カメラ目線。
飼い主さんの悩みはシャインちゃんの肥満。
4キロもあり、リュックの中身より重たいよ~ォ!
三態目はフェレットのリンクくん。
私はフェレットの事は初めて知りましたが、
ペットとして人気上昇中だそうです。
賢い動物で、トイレや芸も覚えるそうです。
イタチの仲間で、ヨーロッパなどでは昔から
狩猟に使われていたのを、ペット用に改良
された動物だそうですよ。
ウサギ君、シャインちゃん、リンク君、有難う。
また会えるといいな…。
長々とすみませんでした。
金剛山の紅葉、木々が色づき始め、
秋らしくなってきました。
これは頂上食堂前のモミジ。
ニシキギや、、、
ブナ林も黄色くなってきました。
紅葉はすべて22日の撮影です。
サクラタデ(タデ科)
ノササゲ(マメ科)弾ける!
この子も間もなくサク裂!
スッポンタケ(スッポンタケ科)
凄い悪臭を放ちますが、この臭いにハエなどが
引き寄せられ、胞子が運ばれていきます。
食べられるそうですが、私はご遠慮いたします。
斜面を覆うセイタカアワダチソウ(キク科)
北アメリカ原産の帰化植物。
爆発的に増え続け、打つ手なしの状態。
除去には、環境を変えるしかないかもと
言われている厄介者です。
ヒメヤママユ(ヤママユガ科)
秋になるとよく見かける大型の蛾です。
ナギナタコウジュ(シソ科)
アキノウナギツカミ(タデ科)
スズメウリ果実(ウリ科)
(2016・10・23)
金剛山を目指して走行中、道端のススキに目が行き、
ふと、大和葛城山のススキ、ぼつぼつ見頃かな、
リンドウやキッコウハグマも咲いてるやろな、、、
と、頭をよぎりました。
見たいな。見にいこ!
即、バイクを反転させ、葛城山に進路変更。
天狗谷コースに咲く花を楽しみながら登ってきました。
(登山した日は10月19日です)
登山道を5分ほど入った所で、ノブドウの虫コブを発見。
近くにツリガネニンジンも咲いていました。
続いてキチジョウソウ(ユリ科)
オオイヌホオズキ(ナス科)
大きくえぐられた登山道。
大雨の爪痕だそうです。
ヤマハッカ(シソ科)
次々に姿を見せてくれるお花さんと話
しながらで、なかなか歩が進みません。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
この辺りから階段、急坂が続きます。
アキチョウジ(シソ科)
ツルリンドウの果実(リンドウ科)
天狗谷道唯一の鎖場。慎重に。
水飲み場に到着。ここで少し休憩タイム。
チゴユリの果実(ユリ科)
コウヤボウキ(キク科)
ここから頂上まで40分か…。
花さんと遊びながらなので時間は?やな。
のんびりと登りましょう。
オカトラノオ(サクラソウ科)
葉が紅葉していました。
マムシグサ(サトイモ科)
キッコウハグマ(キク科)
ショウジョウバカマ(ユリ科)の群生地。
来春の開花に備え、ただいま休息中。
蕾もお休み中かな?
ここまで登れば、頂上まであと少し。
風に波打つススキ。
ちょうどいいタイミングで登ってきたみたい。
やっと頂上に到着(959㍍)
ススキの中にリンドウ(リンドウ科)見~つけ!
こっちにも咲いてる。
まだ蕾もありましたので、しばらくは
楽しめそうですよ。
ススキの向こうに見えるお山は
今日登る予定だった金剛山(1125㍍)。
明日はそっちに行くからな、、、、
センブリ(リンドウ科)
頂上付近の、あちらこちらで見られました。
カワラナデシコ(ナデシコ科)
皆さん、いい写真とれましたか?
いつもご覧いただきまして
ありがとうございます。
(2016・10・19)
間もなく金剛山は紅葉の時季を迎えますが、
それまでのつなぎ役として、がんばってくれ
ているのが、草木の果実たちです。
果実は様々な色、形をしていて、花撮りマン
の私には、金剛山からの何よりの贈り物です。
アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)
落葉ツル植物。花期6~7月。
花は小さくて目立たないが、果実になると人目にふれやすい。
ブドウみたい!
一つの花から、6粒の果実が出来るそうです。
思わず一粒お口にポイ、と手が出そうですが、
有害植物だそうですよ。ご用心を!
漢方ではツルや根を乾燥させ、関節炎、神経痛
などの鎮痛剤として用いられているようです。
緑色は若い果実。
熟してくるとこのように、白い粉を帯びた
藍黒色になります。
ツルリンドウ果実(リンドウ科)
クサギ(クマツヅラ科)
ヘビイチゴ(バラ科)
ヤマホロシ果実(ナス科)
ムカゴ(ヤマノイモ科)
ムカゴとは、ヤマノイモの葉の付け根に出来る球芽のこと。
ムカゴには鉄分、カリウム、マグネシウムなどが多く含まれ、
栄養価の高い食べ物。
とは言っても、スーパーなどでは見かけませんよね。
ムカゴを土中に埋めておくと、ヤマノイモの芽が出てきます。
タネの役目も担っているのです。
モミジカラスウリ果実(ウリ科)
トキリマメ弾ける!
ヤブコウジ(サクラソウ科)
ナンバンハコベ果実(ナデシコ科)
コマユミ果実(ニシキギ科)
チゴユリ果実(ユリ科)
ノブドウ虫コブ。
クズ(マメ科)
枝豆みたいですが、クズの果実です。
ヤブムラサキ(クマツヅラ科)
秋、独り占め!
金剛山への途中、道路沿いのこの一本、
早くも秋色に染まっていました。
金剛山でもブナなどが、色づき始めています。
昨年の紅葉はもう一つでしたが、
今年はどうなんでしょうか。楽しみですね。
(2016・10・16)