金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

イワタバコ(岩煙草)

2014年07月29日 15時20分18秒 | 金剛山の山野草

大住林道にイワタバコ(イワタバコ科)を見に行ってきました。大住林道は車を止める場所がないため、

訪れる人はほとんどなし。イワタバコの大群生もあり、金剛山の隠れたお花畑。現在、イワタバコは

星形の花をポツポツと開花中。ツボミも数多く見られしばらくの間、イワタバコ撮りが続きそうです

金剛山では寺谷、妙見谷、カトラ谷、大住林道など、谷筋の日当たりの悪い湿った岩場に張り付く

ように垂れ下がっています。若葉は山菜として食用になり、「イワヂシャ」の別名も持っています。  

   

《ミズタマソウ》 (アカバナ科)                 

《ゲンノショウコ》 (フウロソウ科)

ニガクサ(シソ科) 

 《クサアジサイ》(ユキノシタ科)

《サワオトギリ》(オトギリソウ科) 

 (2014・7・29)

暑い日々が続きますが、熱中症などには十分にご注意を… 

 

 

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エビガライチゴ(海老殻苺)

2014年07月26日 19時57分20秒 | 金剛山の山野草

きょう、カトラ谷入り口付近で「エビガライチゴ」(バラ科)の果実を見つけました。真っ赤に熟した食べごろ

 甘いもの大好き人間の私、小鳥たちの上前をはねて、さっそく一粒口にポイ。甘酸っぱい食感に思わず二つ目をポイ。

エビガライチゴは生食もOKですが、酸味が強いのでジャムや果実酒に最適だそうで、特に黒味を帯びた赤色が一番だそうです。

高さ2㍍にもなり、ツル状に伸びる。

枝には赤紫色の腺毛がびっしり。トゲもあります。

 

《ヤブヘビイチゴ》(バラ科)

果実は有毒ではないものの、スカスカで味はほとんどないそうです。

 《ツユクサ》(ツユクサ科)

 《ヨウシュヤマゴボウ》(ヤマゴボウ科)

北アメリカ原産の有毒植物。嘔吐、けいれん、

下痢、ときには死に至ることも…。

 《シオデ》(サルトリイバラ科)

 《マタタビ》(マタタビ科)

 セミの抜け殻。夏の季節になると、金剛山ではよくみかける光景。

これは抜け殻ではありません。

土の中から出てきたばかりです。目の色に注目!  

 《アクシバ》(ツツジ科)

 《ハグロソウ》(キツネノマゴ科)

 《ハナイカダの果実》(ミズキ科)

別名を「嫁の涙」と言う地方もあるそうです。

 《ムロウテンナンショウの果実》(サトイモ科)

1カ月もすると真っ赤に衣替え。

《ミゾホウズキ》(ゴマノハグサ科) 

ぼつぼつ金剛山の夏花の代表格 イワタバコ の開花時期。

明日はイワタバコの様子を、見にいって来ます

 

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ヤマユリ(山百合)

2014年07月25日 18時26分10秒 | 金剛山の山野草

 

ヤマユリが満開状態になりました。きょう、毎年ヤマユリが咲くところを一回りしてきましたが、 

 どの場所も大きな花が、風に揺れながら甘く強い香りを放っていました。まだツボミもありましたので、 しばらくは楽しめそうです。

ヤマユリは日本原産のユリ。種子は発芽するまで2年、大輪の花を咲かせるまでにはさらに2年以上の歳月が必要です。

 金剛山の「ヤマユリ」も数が少なくなり、人が近づけない所などに僅かに残っています。

 花を咲かせる株は、毎年花の数を増やしていきます。古いものほど花数は多いようです。

 

 《オニユリ》(ユリ科)

《ウバユリ》(ユリ科)

《ツリフネソウ》(ツリフネソウ科)

黄色と白いツリフネのコラボ。

 《ダイコンソウ》(バラ科)

《ヒヨドリバナ》(キク科)

花の色は白の他に赤紫色のものもあリます。 

 

《ゲンノショウコ》(フウロソウ科)

 

 《ギンバイソウ》(ユキノシタ科)

梅雨も明け、ギンバイソウが咲きだすと、金剛山は夏花シーズン!

 

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シイノトモシビタケ

2014年07月16日 22時13分46秒 | 金剛山の山野草

 

知人の案内で「シイノトモシビタケ」の撮影に行ってきました。

初めてのことで要領が分からず、暗闇の中で四苦八苦。

ベテランさん達のアドバイスのおかげで、何とか恰好はつきましたが、

機会がありましたら是非、リベンジを、、、、と思っています

(お世話になりました皆様、本当にありがとうございました)

《シイノトモシビタケ》

このキノコにはホタルと同じ「ルシフェリン」という物質があり、酵素反応によって光るそうです。

光るキノコはサルスベリの古木大量に付着、時を忘れ神秘的な世界に浸りました。

 

(ここからは金剛山の山野草です)

《ナワシロイチゴの果実》(バラ科)

イチゴは食することが出来、甘酸っぱい味で、ジャムなどに加工されます。

(私は食べたことはありませんが…)

 

みずみずしく、はち切れそう!

これが「ナワシロイチゴ」の花。

今年初めてアサギマダラに出会いました。今年も写真、よろしく。

《ホタルブクロ》(キキョウ科)

《ハエドクソウ》(ハエドクソウ科)

花に似合わない名前。昔、この花の根っこを搾った汁から、

ハエとり紙を作っていたそうで、そこから付けられた名前。  

今でも使われているのかな??

《メノマンネングサ》 (ベンケイソウ科)

金剛山へバイクで登山通勤中? 道端で見つけました。最初は「ヒメレンゲ?」と

思ったのですが、よく見ると「メノマンネングサ」でした。こんな所にあったんャ…。

《トチバニンジン》(ウコギ科)

果実が色付き始めました。薬用成分・ジンセノシドを含む日本原産の薬用植物。

根茎を乾燥させて使うそうで、消化不良、食欲不振などに効果があるそうですよ。

《ウマノスズクサ》(ウマノスズクサ科)

6年ほど前に見つけたのですが、花とは今回で2度目のご対面です。

毎年、花が咲く前に刈り取られてしまい、ガックリの連続。

今年は見事に…咲いたゾ~と仲間にメールしまくりました。

《ヤマユリ》(ユリ科)

きょう、今年一番のヤマユリが開花しました!

《キバナノショウキラン》(ラン科)

このキバナノショウキラン、金剛山ではあまり姿が見られない、花の一つに…。

登山道にできたキノコ。名前は?? 

 

(今年の梅雨も終盤、只今、金剛山は初夏の花から夏の花にチェンジ中です)                                      

(2014・7・13) 

 

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