金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

金剛山の春花、次々と…

2015年03月30日 22時35分46秒 | 金剛山の山野草

 春らしくなってきた金剛山、今日は19度を超えました。いつ顔を出そうかと思案していた花達も、
この暖かさに次々と開花、金剛山に行く道中にあるサクラ、行く時は開いていませんでしたが、
帰る時には青空をバックに、開花宣言。バイクを止めバッグにしまったカメラを取り出しパチリ。
しかし残念なことに天気予報は下り坂、週末に花見を予定されている方は、少し心配ですよね。

 フラサバソウ(ゴマノハグサ科)

 ユリワサビ(アブラナ科)

 

 

 

 

カタクリ(ユリ科)もチラホラと開き始めました(園地で)

 

 シロバナネコノメソウ(ユキノシタ科)

 

ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)

ショウジョウバカマ(ユリ科)

 

 キランソウ(シソ科)

シュンラン(ラン科)蕾もこんなに膨らみました。
来週中には、開花が見られそうですね。 

 ミヤマカタバミ(カタバミ科)

 

金剛山に行く途中のサクラ、きょうの暖かさで一気に開花!

 

                               (2015・3・30)

 


藤原岳の福寿草

2015年03月25日 21時40分14秒 | 登山

 フクジュソウを撮りに、藤原岳に登ってきました。
藤原岳は鈴鹿山脈の北端、三重県と滋賀県の県境に位置し、
標高1128㍍の「花の百名山」です。中でも「フクジュソウ」は、
藤原岳のシンボル的な存在。
ところがここ2~3日の「寒の戻り」で、藤原岳は雪化粧。
福寿草は雪に埋もれてしまい、群生写真はダメでしたが、
思わぬ「雪山登山」気分を楽しんできました。

 表登山道入口に鎮座する「神武 神社」に、
登山の無事をお願いし、スタート。

 

六合目を過ぎた辺りから、薄っすらと雪化粧…。

よたよたと登っているのが(後ろ)私です。

 

七合目を過ぎたあたりから、雪が舞い始めました。

 しばらくすると晴れ間が覗き、天気回復、、、と思いきや、
この日は晴れ・雪・曇り・強風と分刻みに変わる不安定日。

 八合目に到着。雪が深くなり一部凍っているため、アイゼン装着。
冬山登山コースはすでに閉鎖されており、夏山用コースへ…。

九合目付近の福寿草の群生地に着きました。カルスト地形の中に福寿草の群落があり、
一面黄色く染まっているはずでしたが、
雪に埋もれていて、
思い描いていたようにはいきませんでした。

 

日当たりのいい場所は雪が融け、何株かは開花していました。

 

 

雪が舞い散った、先ほどまでの天候が嘘のような好天に。

休憩所兼避難小屋「藤原山荘」。ここで昼食タイム。

 石灰岩がゴロゴロ。藤原岳は石灰岩質で、福寿草の成育には適した山。
石灰岩が雨などで浸食され、ドリーネやカレンフェルトなど、
他の山では見ることが出来ない、自然の造形美も楽しめます。

昼食後は目の前の藤原岳展望丘へ。

 この急坂を上り切ると展望丘。

 真っ白い雪に枝の影。目で見た時は何とも言えない美しさで思わずパチリ。
しかし写真にしてみるともう一つで…。

 晴れから一転、黒い雲に。この日は、
この繰り返しでした。

 

展望丘は強風で、立っているのがやっと。
全員、私のお仲間さんです。

 天気が良ければ360度パノラマ。

 チョッピリ樹氷も…。

 

 展望丘方面から見た「避難小屋」

体力と時間に余裕があれば、展望丘より45㍍高い天狗岩へ…。
ラッキーな方は、伊勢湾や琵琶湖が見られるそうですよ。
私たちは天狗岩には登らず、下山しましたが、雪のおかげで、
藤原岳名物「ドロンコ」道の洗礼もあまり受けず、無事下山。

藤原岳では石灰石の採掘が行われていて、毎年少しずつ山姿が変わってきている
と言われています。(2015・3・24撮影)
                             (2015・3・25)

 

 

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オオミスミソウ

2015年03月22日 23時53分55秒 | 金剛山の山野草

      ここ2~3日の金剛山はもう春の陽気。手袋なし、アイゼンなし、
     着るものも1枚少なくして、薄物に変えても汗が出るほどのポカ
     ポカ日が続いています。この好天に花達も次々に開花、可愛い顔
       を見せてくれていますが、困ったことに、私の「花粉症」はピークを
       迎え、目をしょぼつかせ、クシャミを連発、今日も登ってきました。

                        

                                        オオミスミソウ(キンポウゲ科)
                                        早くも満開状態になりました。

                                  

 ユリワサビ(アブラナ科)

 ショウジョウバカマ(ユリ科)

 バイケイソウも元気に芽吹き(ユリ科)

 キブシ(キブシ科)

下山の途中、ピンクの「ミスミソウ」を見に行って来ました。
本種は年々数を減らし、今年は4株しか見当たりませんでした。

(2015・3・22)

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ミスミソウが開花!

2015年03月19日 16時43分46秒 | 金剛山の山野草

金剛山・青崩の ミスミソウ(キンポウゲ科)が開花しました。
今かいまかと待ちわび、何度か足を運んでいましたが、
ついに
「お待たせしました」と、元気いっぱいに開花、
咲きたてホヤホヤの、真っ白なミスミソウを撮ってきました。

 

 

  

 

まだ蕾がたくさんありました。
しばらくは楽しめそうですよ。

シロバナショウジョウバカマ(ユリ科)

蕾もふくらみ、開花も間近。

         

 こちらは赤色ショウジョウバカマ。白花より2週間ほど開花が遅く、まだこのような状態。

オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)

先日まで寒さで震えていたフクジュソウも満開!

 こちらは以前にも紹介しました「セリバオウレン」と、、、

ユキワリイチゲ、、、共に太陽に向かって、思いっきり春を謳歌!

麓ではツクシ(トクサ科)の坊やが背比べ。

「私も 仲間に入れて…」、、、ヤブツバキ(ツバキ科)

 

好きな花を撮影している時、時間が経つのを忘れてしまっています。
いつも「もうこんな時間」と…。明日も登ってきます!

(2015・3・19)

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金剛山に寒波襲来!

2015年03月12日 15時38分32秒 | 金剛山の山野草

昨日(11日)またまた金剛山に寒波が…。開花の始まったフクジュソウに雪、
いい写真が撮れるゾ~、、、期待を込めて登ってきました。

 狙い目のフクジュソウ、ほとんどが雪に埋もれた状態に…。
顔を覗かせていたフクジュソウも、凍ってカチンカチン。

マンサクも寒さにブルブル。私もぶるぶる。
風邪ひくなョ。

 こちらは「アカマンサク」ちゃん。
白い帽子でちょっとおしゃれしてみました。

 アセビ(展望台下で)

 セリバオウレン

きょう(12日)のセリバオウレン。
昨日は寒さのためか元気がなかったが、
今日は生き生きと!
 

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フキノトウ(本道で)

(2015・3・12)

 

 

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