明日4日は立春。暦の上では春。
観心寺(河内長野市)の梅、そろそろ開花かな?と思い、
行ってみました。
3日は節分の豆まき行事などが行われるとあって、観心寺
は大賑わいでした。
そのような中、人波をかき分け、撮りまくってきました。
梅花、豆まき、アトラクション菊水太鼓と併せてご覧下さい。
観心寺前の道路は大渋滞。
車でここを通って金剛山に行かれた方、渋滞に
巻き込まれませんでしたか?
観心寺は、701年に役小角が開きました。
南北朝の武将・楠木正成幼少の頃の学問所で、
南北朝ゆかりの古刹。
私の自宅の近くに、楠木正成が学問を学ぶため
観心寺に通う時に利用したと伝わる「通学橋」が
今も残っています。
もちろん橋は現在風に変わっていますが、橋の名
は「楠公通学橋」と、表記されています。
国宝に指定されている「金堂」
こちらは重要文化財「建掛塔」(南北朝時代)
三重搭の一重目だけが完成した、造営半ば
の搭。
楠木正成が、三重搭を建てようと造営を始め
ましたが、湊川の戦いで討ち死にしたため、
そのままになってしまったそうです。
豆まきが行われる直前「菊水太鼓」が披露されました。
メンバーは陸上自衛隊信太山駐屯地の、隊員さん達。
訓練の合間に練習をされているそうです。
その力強く、息の合った太鼓の響きに、皆さん大感動!
アンコール、アンコールの声が、境内に響き渡りました。
豆まきの情景です。
古刹観心寺には、白梅を中心に紅梅や樹齢
250年を超える老梅など、200本以上の梅の木
が、開花の時季を待ちかまえています。
現在はチラホラ咲き。見頃は2月中旬頃と予想
されます。
(2016・2・3)