串柿の里に行って来ました。
農家の軒先や柿場(干場)に、
柿の玉のれんが吊るされた風
景は、この地域・四郷(しごう)
の秋の風物詩。
四郷とは、東谷・平・滝・広口の
串柿の里、4集落の総称です。
私は、「平」に足を運びました。
四郷の串柿は、400年の歴史が
あるそうですよ。
10月末頃から、家族総出で皮むき
始まります。
見頃は11月上旬~11月中旬頃。
完成品に近い、串柿。
平集落にある「大師井戸」。
弘法大師が、この地の村人が暮
らしの水に困っていることを知
り、錫杖を岩に突き立てると水が
出たと言う、伝説があるそうです。
富有柿も特産品
柿好きの私、二袋も買っちゃい
ました。
一袋は「これも、持っていき!」と
おまけでもらいました。
集落に入ると道幅が狭くなり、
対向車とのすれ違いに難儀
しました。ご注意を…。
残り花も少なくなってきた、晩秋
の金剛山。
代わって、一粒お口にポイした
くなるような、おいしそうな実類
(果実)が、葉を落とした草木の
隙間から、見え隠れ。
とは言っても、毒を含んだ物も
ありますので、絶対にお口には
運ばないように。
見るだけにして下さいよ。
ユキザサ(ユリ科)
サルトリイバラ
(サルトリイバラ科)
コマユミ(ニシキギ科)
サネカズラ(マツブサ科)
ハダカホオズキ(ナス科)
ツルリンドウ(リンドウ科)
サワダツ(ニシキギ科)
ヤブムラサキ(シソ科)
ムロウテンナンショウ
(サトイモ科)
アクシバ(ツツジ科)
ヤブミョウガ(ツユクサ科)
ヤブコウジ(ヤブコウジ科)
ガマズミ(スイカズラ科)
サオトメバナ(アカネ科)
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
フユイチゴ(バラ科)
ヒトツボクロ(ラン科)
今年は、たくさん花を咲かせ
てくれて、ありがとう。
ツルアリドオシ(アカネ科)
カラスウリ(ウリ科)
ムラサキシキブ(シソ科)
ノイバラ(バラ科)
4回連続の、紅葉ブログです。
ちょっとしつこいですね。
明日も琵琶湖方面に、紅葉を撮
りに行くんですが、紅葉は今回で
おしまいにしますので、、、
奈良・正暦寺の紅葉です。
山内には、三千本を超える
もみじがあり、紅葉時には
その鮮やかさから「錦の里」
と呼ばれています。
福寿院山門
福寿院客殿
延宝9年(1681)に建てられた
数寄屋風建築。(国重文)
客殿・借景庭園の眺望。
澄んだ空気の中のこの空間。
カメラを置き、しばらくボーッ
と、、、
雪の時に、もう一度きたいな。
正暦時は、境内を流れる菩提仙川
の清流を使い「菩提泉」と言う銘の
清酒が、日本で初めて醸造された
清酒発祥の地だそうです。
現在でも醸造が続けられていて、
福寿院でも販売されています。
私は甘党ですので、お味の方は
分かりませんが、、、
境内には楓のほかに1000株
以上の南天が植えられており、
紅葉の頃から冬にかけ、真っ
赤な実が参道を染めます。
センリョウや
マンリョウも彩りを添えて
くれます。
福寿院客殿から見えたイチョウ
は、この古木イチョウです。
正暦寺は、正暦3年(992)一条
天皇の勅命で建立。当初は86坊
もの塔頭が立ち並ぶ大寺院だっ
たようですが、平家の焼き討ちな
どに遭い、ほとんどの堂塔が失わ
れ、現在では、福寿院客殿・護摩
堂(江戸時代)本堂・鐘楼堂(大正
時代)を残すのみ。
参道に残る石垣などによって、往時
がしのばれます。
正暦寺本堂
石仏群
12月2日まで、奈良交通の臨時
バスが(JR奈良駅、近鉄奈良駅)
運行されています。片道530円。
駐車場はありますが、紅葉
の期間中(12月初旬迄)は、
500円必要です。
拝観料500円。
延命寺境内の紅葉が見頃です。
隣接する長野公園は、まだ青い
葉はありますが、順次、紅葉は
進んでいます。これからです。
(撮影日・11月11日)
紅葉に囲まれた、延命寺山門
延命寺は、弘法大師が創建された
お寺。
1639年、地元出身の浄厳が中興。
1677年、現在の薬樹山延命寺に
改められました。
山号の薬樹山は、付近に薬草が
たくさん自生していたところから
由来しています。
黄葉したイチョウの木。
樹齢千年と言われる「夕輝
(ゆうばえ)の楓」。
幹が根元から二つに分かれた
古木でしたが、先日の(9月4日)
台風21号の暴風で、右側の幹
が折れてしまいました。
片方がなくなったとはいえ、さ
すが千年の古木。貫録十分。
この日は境内で「延命寺・秋の
チャリティー会」が催されてい
ました。
野菜、陶器、コーヒー、パン屋さん
など30店舗が、震災復興(東日本)
に、少しでも役立てばと協力。
紅葉を見に訪れた人たちも、品定
め、楽しそうでしたよ。
「かすみ荘」やぎさんちの
メイちゃんも、お手伝い!
チャリティー会は、11月11日、
1日のみの開催です。
ただ今、金剛山は真っ赤に燃え
ています。 (撮影日・11月3日)
頂上広場は、登山者で大賑わい。
ブナ林も黄葉
金剛山では、リンドウを見かけ
る機会が少なくなりました。
もう絶滅かな?と思いながら
も「もしかして」と、以前咲い
ていた場所に行ってみました。
なんと何と、もしかしました、、、
ススキの中に一輪、顔を覗かせ
てくれていました。
やったゾ~ッ!
おまけにもう一輪、蕾も付けて
いてくれました。
大量の花をつけたコウヤボ
ウキ(キク科)
名前は?ですが、キノコがにょ
きにょき。