金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

キキョウソウ

2016年05月29日 00時16分37秒 | 金剛山の山野草

           3年ほど前、金剛山の山麓で「キキョウソウ」を見ました。
        そのことを思い出し、その場所に何度か見に行きましたが
        見つけられませんでした。

        ところが、
再度探しに行くと、そこから50㍍ほど離れた所で
        キキョウソウの集団を発見!
        その日は下山時間が遅くなり、撮影条件としてはよくなく、
        翌日の早い時間に来ようと、チョイチョイと撮り、引き揚げました。

        翌日、早めに下山、行ってみるとなんと、なんと、、、、、
        整備のため付近一帯、きれいに草が刈り取られていました。
        こんなことなら、きちんと撮っとけばよかったナ。

       
             キキョウソウ(キキョウ科)
                  北米原産の帰化植物。
        花期5~7月。一年草。

        
 

     キキョウソウは下方に閉鎖花を、上部に開放花と、
     確実に子孫を残すための戦略をとっています。



    キキョウの花に似ているのが、名の由来。
   花の大きさは、キキョウよりもだいぶ小さ目。




   イナモリソウ(アカネ科)



   ミズタビラコ(ムラサキ科)

   花の大きさは2~3ミリと小さいですが、
   可愛い花ですよ。
   花は下から上へと、咲いていきます。
   沢筋に生息。




   ヤマボウシ(ミズキ科)



   レンゲツツジ(ツツジ科)



   
   クモキリソウ(ラン科)とウメガサソウの状況を
   見に行ってきました。

   4年ほど通っている場所で、順調に成育。
   間もなく開花を迎えそうです。
   
   咲きましたらアップしますので、覗いてみて下さい。




   ウメガサソウ(イチヤクソウ科)は、
   昨年の花殻が、そのまま残っていました。




   
   オダマキ(キンポウゲ科)

   本道登り口付近に咲いていました。
   どこからか、種が飛んできたのでしょうね?



   
   サワガニ(サワガニ科)日本固有種。

   サワガニが寺谷など、登山道に姿を見せ始めました。
   サワガニが見られるようになると、
   梅雨入り近しですね。

   食べられますが、寄生虫を持っているので、
   生食は避けた方がいいそうですよ。




                                                        (2016・5・29)





 

 














 

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アカバナユウゲショウ

2016年05月25日 22時11分20秒 | 金剛山の山野草

    金剛山への道すがら「アカバナユウゲショウ」(赤花夕化粧)
   が咲いていました。
   夕化粧とは、なんとも艶っぽい名ですが、南アメリカ原産の外来種。

   明治時代に観賞用として日本に入ってきたそうですが、
   今では野生化し、日本全国で見られるそうですよ。

 

     アカバナユウゲショウ(アカバナ科)
    花期5~9月。多年草。






   夕方に花を咲かせるので、この名がついたようですが、
   昼間でも咲いていることがあります。

   白花もあるそうですが、シロバナユウゲショウとは言わず、
   アカバナユウゲショウのままだそうです。


 

   フタリシズカ(センリョウ科)



   サイハイラン(ラン科)



   このサイハイランも、間もなく開花!



   クサフジ(マメ科)



   ミヤマナルコユリ(ユリ科)



   ツリバナ(ニシキギ科)



   ウツボグサ(シソ科)



   
   アメリカフウド(フウロソウ科)
   北アメリカ原産の帰化植物。

   どちらかと言うと、花よりも葉の方が個性的。
   花が終わると、葉が真っ赤に染まり、
   とても綺麗ですよ。



   
   マタタビ(マタタビ科)
   
   花の咲くころ、葉が白くなるので、遠くからでも
   「マタタビや!」と、すぐに分かります。

   白くなった葉は、また緑に戻ります。




   ユキノシタ(ユキノシタ科)



   
   まだ早いと思いながらも、イナモリソウの様子を

   見に行ってきました。

   この一株は早くも開花が始まっていましたが、
   全体的には例年通り、
   6月に入ってからになりそうです。




   赤阪の棚田の様子を少し、、、。
   メーンになる棚田を含め、動きが出てきました。

   この週末、土・日曜日頃から田植えが本格的に
   始まりそうです。

 







                                                       (2016・5・25)


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リス君に出会いました!

2016年05月22日 16時31分02秒 | 金剛山の山野草

        リス君に出会いました。
      今までにも姿は何度か見ていましたが、カメラを
      向けるとすぐに逃げられていました。

      それが、今回は3分ほど辺りをチョロチョロしてくれました。
      それも色々なポーズをとりながら、、、。
      
      いつも年寄りの私をからかってばかりなので、
      少し気の毒、と思ってくれたのかもしれませんね。
      なんでもえぇ リス君、撮らせてくれておおきに!



   私を見てリス君「しっかり撮りや。
   シッポも立てたるで!」






   「もうええやろ」。このポーズを最後に、
   いつものように素早く、木立の中へ、、、。




   ホウチャクソウの種子。



   ホウチャクソウの花はよく撮りますが、
   種子を撮ったのは、初めてかも?



   ヤブデマリ(スイカズラ科)



   ヒメレンゲ(ベンケイソウ科)



   イタチハギ(マメ科)



   ヤブウツギ(スイカズラ科)



   オカタツナミソウ(シソ科)



   ウメガサソウ(ツツジ科)

   まだ蕾は堅いですが、6月初めには
   可愛い花が見られそうです。

   ちなみに昨年は6月6日に、開花が始まりました。




   ヤワゲフウロ(フウロソウ科)

   ヨーロッパ原産の帰化植物。
   1977年に北海道で野生化しているのが
   初めて確認されました。
   
   その後、金剛山を始め、各地で見つかっています。




   茎に柔らかい毛があることから、
   この名が付けられたようです。




   ヤワゲフウロの種子。



   アヤメ(アヤメ科)
   千早園地・四季の谷で見頃です。




   ギンリョウソウ(シャクジョウソウ科)



                                              (2016・5・22)










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ホタルカズラ(蛍葛)

2016年05月19日 00時31分43秒 | 金剛山の山野草

                     春花もひと段落し、夏花に衣替え中の金剛山。
                今の内に私も一休みしておこうと思うのですが、
                足は自然と金剛山へ…。

                きょうもバイクにまたがり、コバルトブルーが鮮やかな
                「ホタルカズラ」を見てきました。
                
                文殊尾根ではニョキニョキと「ギンリョウソウ」が
                姿を見せ始めました。


 

     ホタルカズラ(ムラサキ科ムラサキ属)
    花期4~6月。多年草。



   咲き始めは赤紫ですが、
   次第にブルーに変わっていきます。

   茎が地面を這い、節の所から根を出すツル性植物。







   タニギキョウ(キキョウ科)



   頂上の転法輪寺境内「ひさご池」を覗いて見ると、
   オタマジャクシがうじゃうじゃ、、、。

   ごく一部でこんなにもいるのですから、池全体ではどれくらいに?
   金剛山、カエルだらけになるのでは、、、。




   クワガタソウ(ゴマノハグサ科)



   キバナチゴユリ(ユリ科)



   ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)
   別名・ユウレイタケ。




   クルマムグラ(アカネ科)



   フタリシズカ(センリョウ科)



   エビネ(ラン科)



   コウライテンナンショウ(サトイモ科)






       いつもご覧いただきまして
               ありがとうございます。
                                                       (2016・5・19)
























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コウヤシロガネソウ(高野白銀草)

2016年05月15日 19時34分25秒 | 山野草

    和歌山にコウヤシロガネソウを見に行って来ました。
   1998年頃までは金剛山でも見られたそうですが、
   この年以降、姿が消えてしまったとか。
   私も探していますが、まだ出会えていません。

   ネットで写真をアップされている方がおられますので、
   金剛山のどこかで、人目につかず、
   ひっそりと咲いているのかも知れませんね。


             コウヤシロガネソウ(キンポウゲ科)
               近畿と四国東部に分布。
               個体数が少なく、目にする機会も少ないようです。
               高さ10~20センチ。花期・4~5月。






   よほど葉が美味しいのか、どの葉も虫食いだらけ。



   皆さんも探してみて下さい。 見つけられましたら、
   私にも教えて下さいね。お願いします。




   他にも色々と野草を見てきましたので、
   3種類ほどご覧下さい。

   ハルノタムラソウ(シソ科)








   コミヤマスミレ(スミレ科)





   山上からこんな風景も見られました。


    
                ここからは、金剛山です。
   今日は葛城山にツツジを見に行こうと思ったのですが、
   青崩の道路沿いは車、車、車。
   警察による交通規制も行われていたので、
   金剛山に変更しました。



   ミヤコツツジ(ツツジ科)
   モチツツジとヤマツツジが、自然に交配した中間種。




   カトラ谷のクリンソウ、見頃を迎えています。



   今日もクリンソウ畑は、ご覧の通り、
   大勢の登山者の皆さんで
大賑わいでした。







   ミツバツチグリ(バラ科)



   コナスビ(サクラソウ科)



   ミヤコアオイ(ウマノスズクサ科)



   早くもギンリョウソウの姿が…。



   キバナチゴユリ(ユリ科)
   花はこの半開状態のままで、全開はしません。



                                                       (2016・5.15)





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