金剛山の麓、赤阪の休耕田に
サクラタデの様子を見に行きま
した。その途中、ススキが群生
している休耕田の中で咲く、ナ
ンバンギセルを、偶然見つけ
ました。ナンバンギセルは1年
草の寄生植物。ススキはナン
バンギセルが大好きな寄生
先(宿主)植物です
ナンバンギセル(ハマウツボ科)
柱頭が見える
果実。花後、花冠は黒くなる。
中には微小な種子が無数に
入っています。熟すと裂け、
風に運ばれ、新しい宿主に
たどり着いた種だけが、新
天地で花を咲かせます
ヒオウギ(アヤメ科)(金剛山
では見かけられません。槇
尾山で撮りました)
ヒオウギの種子。この種子
「ぬばたま」と呼ばれ、万
葉集にも数多く登場する
そうです
タカサゴユリ(ユリ科)
キセワタ(シソ科)
メハジキ(シソ科)
メハジギの種子。来年、周り
一面、メハジキだらけになっ
ているかも?
ヤブラン(クサスギカズラ科)
ヤブミョウガ果実(ツユクサ科)
赤坂古道でアメリカネナシカ
ズラ(ヒルガオ科)に出会いま
した。北アメリカ原産の帰化
種。繁殖力が強く、農作物や
在来植物に寄生し、生育を妨
げるので「要注意外来生物」
に指定されています。
飼料用に輸入した穀物などに
混ざり、入ってきたみたい。ツ
ル性の1年草。寄生植物
発芽時には根はありますが、
他の植物から養分を横取りす
る、寄生根を絡ませた時点で、
根はなくなります。葉緑素を持
たず、葉は退化してありません
果実をたくさん付けています
が、来年もこの場所に顔を見
せてくれるかどうかは、わか
りません。私としては、出て
ほしいのですが、、、
ジンバイソウ(ラン科)
ジンバイソウが20株ほど群生
している場所で毎年、撮って
いるのですが、開花間近に
なると、虫に花芽を食いちぎ
られ、無念な思いをしていま
すが、今年も虫にやられてし
まいました
フジカンゾウ(マメ科)
ゲンノショウコ(フウロソウ科)
ゲンノショウコ白花
キハギ(マメ科)
クサギ(シソ科)
サネカズラ(マツブサ科)
青い蜂・ブルービーを見かけ
ました。正式名はルリモンハ
ナバチ(ミツバチ科)数が少
なく、見かけた人は幸福にな
れるそうです。金剛山への途
中に咲く、アキノタムラソウ
の、蜜を吸っていました
このブルービー、他の蜂が作
った巣に卵を産み付け、巣作
りから子育てまで、自分では
一切しないそうですよ
ナツフジ果実(マメ科)マメは
10月~11月に熟し、2裂し、
種子を跳ね飛ばす。ツルは
左肩上がり
暑い日々が続いていますが、
9月に入っても真夏日が続く
ようで、秋はだいぶ先になり
そうな予報。カニさんはいい
なァ。冷たい水の中にいて、
涼しいやろ(カニの話→そん
なことないで。暑さで水が生
ぬるうなって、茹でガニにな
ってしまいそうや)
ツルリンドウ(リンドウ科)
カラスウリ(ウリ科)カラスウリ
は、夜咲きますので、夕方か
らスタンバイ ( PM17・40頃)
PM18・55頃
PM19・40頃全開に。この状態
で朝まで開花しています
翌朝8・49頃
毎年思うこと、、、全開してい
たレース状の花が、もつれる
こともなく、綺麗にたたまれる
のは、なんでやねん?不思
議ですね
オオキツネノカミソリ
(ヒガンバナ科)
ワレモコウ(バラ科)
タカサゴユリ(ユリ科)
キツリフネ(ツリフネソウ科)
白っぽいツリフネソウ
私、放送中のTVドラマ「マウ
ンテンドクター」に、はまって
います。山岳医療に携わる、
ドクターのお話。先日、救急
搬送され、苦しむ子供さんの
手が、黒紫色に染まっている
のを見て、ヨウシュヤマゴボウ
(ヤマゴボウ科)の毒!と見極
め、治療するシーンがありまし
た。
ヨウシュヤマゴボウは、北ア
メリカ原産の帰化種。果実と
根に毒があり、口にすると腹
痛、嘔吐、痙攣などを起こし
最悪、死にいたることも
黒紫色に熟した果実が、一番
危険です
日本には明治時代にやってき
ました。今では雑草化し、住宅
地など身近な所で見られます。
これから9月にかけて、果実が
黒紫色に熟してきます。小さな
子供さんが「美味しそう」と、誤
って口にすることも考えられま
すので、ご注意を(バス停の側
に咲く、ヨウシュヤマゴボウ。危
険は身近に)
ナベナ(スイカズラ科)
ヒヨドリバナ(キク科)
再度ホドイモ(マメ科)
ミズタマソウ(アカバナ科)
マルバヌスビトハギ(マメ科)
フヨウ(アオイ科)フヨウとムク
ゲの違いは、フヨウは雌しべ
の先が曲がっていますが、ム
クゲは真っすぐ
(金剛山への途中で)
センニンソウ(キンポウゲ科)
ボタンヅル(キンポウゲ科)
渋沢栄一、津田梅子、北里柴三
郎さんの新札発行からだいぶた
ちましたが私、昨日初めて渋沢
さんに会えました。最近はスマ
ホでほぼ事足りますので、現金
はあまり持ち歩かなくなり、手に
するのが遅くなりました。お札の
発行は「今回が最後になるかも」
と、ささやかれていますが、さて
20年後、どうなっているんでしょ
うね、、、
ガガイモ(キョウチクトウ科)
ナンバンギセル(ハマウツボ科)
ミゾホオズキ
(ハエドクソウ科)
ヘクソカズラ(アカネ科)
ナツフジ(マメ科)
クルマバナ(シソ科)
ジンバイソウ(ラン科)を見に
行きましたが、ちょっとだけ
早かったよう。出直し、、、
アキノタムラソウ(シソ科)
何かの種が、定住地を探し漂流
中、サジガンクビソウ(キク科)で
一休み。ちょっと狭いけど、うちの
庭に来てもかまへんで
ホオズキ(ナス科)金剛山への
途中で
イヌビワ(クワ科)