金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

カワチスズシロソウ

2016年02月27日 21時57分42秒 | 金剛山の山野草

      3日ほどかけて、現時点の金剛山の花の様子を見てきました。
    日の当たり具合や、場所によってだいぶ違ってくるとは思います
    が、やはりいつもの年より、成育ペースが早いように感じました。


   セリバオウレン(キンポウゲ科)





   私の記録では、この場所の開花は毎年3月5日頃から。
   今年は、チョッピリ早いかな、、、。




   
       カワチスズシロソウ(アブラナ科)
   スズシロソウの変種。大阪府の特産種だと言われています。
   
大阪府絶滅危惧Ⅱ類指定。

   スズシロソウは根元から走出枝を出しますが、
   カワチスズシロソウは、走出枝は出しません。





   一輪、咲いているのが見つかりました。昨年より
   だいぶ早い開花でした。




   
       ショウジョウバカマ(ユリ科)
   日陰のため、雪がコチコチに凍っていました。
   このため、蕾の確認は出来ませんでした。




   日当たりのいい別の所では、蕾が顔を覗かせていました。



   ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)



   ウメガサソウ(イチヤクソウ科)や、、、



   ヒトツボクロ(ラン科)



   ミスミソウ(キンポウゲ科)も、順調のようでしたよ。
   開花の日が待ち遠しいですね。




   オランダミミナグサ(ナデシコ科)



   タネツケバナ(アブラナ科)



   
       園地のフクジュソウ(キンポウゲ科)見頃。
   まだ蕾も残っていますので、しばらくは
   楽しめますよ。




   マンサク(マンサク科)



   
   その他にもシュンランなど、色々と見てきましたが、
   枚数が多くなりますので、またの機会に…。

   春はもう手の届く、すぐそばまで来ていますよ!
   金剛山に花、花、花。ワクワクしてきますね。
                                                  
(2016・2・27)

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サツマイナモリ開花!

2016年02月23日 23時55分54秒 | 金剛山の山野草

 

    「河津桜満開」「菜の花見頃」と、早春の話題が新聞
   やTVでとり上げられていますが、
金剛山の春はもう
   少し先かな…。
   しかし肌をかすめる風は、春の気配になってきましたよ。


   今日は、金剛山の麓の周りを見てきました。
   Blue、Red、Yellow、Pink、White…
色とりどりの花が咲い

      ていました。春色をご覧下さい。

 
   まず、目に飛び込んできたのが、ヒメオドリコソウ。
   早春の常連さんですね。






   スミレもちらほらと。


   
   サツマイナモリの開花も始まっていました。







   こちらも早春のレギュラーさん「オオイヌノフグリ」。
   いたるところで
競いあっていました。

   パラボナアンテナで「春だよ~」と、誰かさんと交信中かな?






  
 真っ赤に熟したフユイチゴ。まだたくさん残っていました。



   ユキワリイチゲも本番。




   
   菜の花も暖かい陽光を浴び、今が見頃。




   キランソウや、、、



 
  ハコベも、春モード。



   セイヨウタンポポ。
   虫さんも姿を見せ始めました。

   ところでタンポポの花、最近は季節に関係なく、1年中
   どこかで、見掛けるようになったと思われませんか?




   春の香り!

   昨夜、我が家は久し振りに天ぷらでした。
   春の代表的な山菜・ふきのとうも、添えてありました。
   五つ入って364円だったそうです。
   ほろ苦い、春の香りを楽しみました。
   
   (写真は2月17日、寺谷で撮影したものです)




   フクジュソウも今が盛り。



    いつもご覧いただきまして、
              ありがとうございます。

                                                 (2016・2・23)




















 

 









 

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セツブンソウ(丹波市青垣町)

2016年02月20日 01時31分39秒 | セツブンソウ

    丹波路に春を告げる「セツブンソウ」を見に行きませんかと、
   声を掛けて頂き、厚かましくご一緒させて貰いました。
   目的地は丹波市青垣町周辺、、、。

   地元の方のお話では、この辺りには昔はセツブンソウの群生地が
   たくさんあったそうですが、スギやヒノキの植林が始まるとセツブン
   ソウにとどまらず、他の山野草の姿も消えてしまったそうです。

   ところが、山の所有者がヒノキ、スギを伐採。すると日当たりが良
   くなり、山野草がよみがえったそうです。
   せっかく素晴らしいセツブンソウの自生地があるのだから、多く
   の人に楽しんで貰いたいと、町おこしも兼ね2014年から公開さ
   れるようになりました。

   セツブンソウの開花状況を知るため、まず「青垣いきものふれあいの里」
   を訪ねると、ここはまだポツリ、ポツリ。
  遠阪が現在見頃だと教えてもらい、 さっそくそちらの方へ。

 
   こんなのも見せてもらいました。
   オオアカウキクサ(アカウキクサ科)。
   水生シダ植物。浮遊性の水草です。




   軒下にスズメバチの巣が、四つもぶら下がっていました。



   この山のすそのに、群生地がありました。



   セツブンソウ(キンポウゲ科)
   日本原産の植物。




















公開期間は3月6日まで。私有地のため
3月6日以降は立ち入りは禁止になります。
駐車場は無料。仮設トイレも設けてあります。




   梅の花もほころび始めていました。



   ご一緒させていただきました皆さま、お疲れ様でした。
   本当にありがとうございました。

                                     (2016・2・20)



 

 

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2月16日の金剛山

2016年02月16日 22時31分06秒 | 金剛山冬景色

    16日の金剛山、春のような陽気から一転、
   白銀の世界に変わってしまいました。
   しかし今の時季、これが本来の金剛山の顔なんですよね。
   雪のフクジュソウやマンサクなども見てきました。
  
   AM7・00 マイナス6度、積雪5㌢。樹氷も見られました。
   アイゼンは、早々につけました。



    千早の集落も、薄っすら雪化粧。




   バス道の脇に咲いていたサザンカ。

 


 




   ひさご池も凍結。















   アセビも雪の中。



   フクジュソウ、今日は開花はしないだろうと
   思いながらも、念のために、、、と覗きに行
   くと、一輪だけ何とか開いていました。
   
   17日が快晴だと雪もあり、年に何度もない
   撮影の絶好日ですよ。
   皆さん、いい写真を撮って下さい。

   写真を撮らない方も、雪中から頭を突き出
   す、可愛いフクジュソウを見に来て下さいネ。




  
   
   
   マンサクも見頃になりました。




                                                               (2016・2・16)

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オシドリ

2016年02月15日 00時50分00秒 | 水鳥

    錦織公園(富田林市)奥の池に「オシドリ」が来ていると
   知人から情報を頂き、見に行って来ました。
   1日目は姿を見ることが出来ず、2日目に出会えましたが、
   池の一番奥、木の葉が覆いかぶさる薄暗い場所に入り込
   み、よく見える所には出てきてくれません。
   こうなると持久戦。待つこと1時間半ほど、突然繁みから
   ス~イ、ス~イ。しかし、人が近寄れない池の一番奥の
   方には変わりはなく、私の望遠ではギリギリのライン。
   やっとこさ、撮らせてもらったと言った具合でした。



    お~い、皆よく聞いてくれ!



   こっちの方も、聞こえていますか~ァ。
   今、忍者さんがブログ用に写真を撮りに来ていますので、
   協力してあげて下さい。ブログで紹介されるそうですよ。




   やった~っ ヤッタ~ッ。
   僕らのことが載るんや。大勢の人が会いに来てくれるカモな!



   ヤッホ~。恰好ええように写してや。



   それいけ~っ!



   オシドリ(カモ科)
   オシドリは、仲のいい夫婦の代名詞のように言われていますが、
   毎年恋の相手を変え、抱卵・子育てすべて♀が行います。
   ♂はいっさい協力はしません。
   ♀が卵を産むと夫婦関係を解消し、すぐに別の♀に求愛す
   ることもあるそうです。

   人間社会では「最低」な男かも…。
   しかし、自然界ではこれも、子孫を絶やさないための手だて
   なのでしょうね。

   こんなオシドリ君ですが、彼女が外敵などに襲われた時に
   は、身を呈して守るそうです。
   オシドリ君の名誉のために、書き添えて置きます。




   オシドリの♂と♀。
   仲良く寄り添っているように見えますが、実は
   他の雄に雌を奪われないよう、いつもそばに
   いて、監視しているのだそうですよ。   








   オシドリは夜行性。夜間に採食するそうで、昼間は
   このような、繁みの中や木の枝で休んでいるそうです。
   ちなみに、好物はドングリ。




   僕らも撮って欲し~ぃ。このポーズではいかがですか。

     きょうは騒がしいことで、、、。
    ゆっくりと昼寝もしておられません。





   せっかく乾かしたのに、また水に入れとおっしゃるんですか。
   カワウ君、なんとかよろしく。




   ここ、こっちやで。うまいこと頼むで。



   楽しそうですな。仲間に入れて、とハクセキレイ。



   なんとも騒がしいことで、すみませんでした。

   話は変わりますが、
公園内の「梅の里」では、
   梅の開花が始まっていました。









   
   手助けしてくれましたカモさんたち。親ガモに子ガモや、
   よく似ていますが、種類の違うカモなども混ざっており、
   間違っていたらいけませんので、名は省略しました。 
 
                                                             (2016・2・15)


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